『パラライ』1Nm8「Grace И Guilt」歌詞意味考察・CD情報

2025年7月22日

『パラライ』1Nm8「Grace И Guilt」歌詞＆曲名の意味を考察。

バトルテーマ・FUTUREに合わせた楽曲「Grace И Guilt」はどんな世界観か、MV公開日と収録CD発売日も掲載。

『パラライ』1Nm8「Grace И Guilt」MV公開

『Paradox Live（パラライ）』1Nm8の楽曲「Grace И Guilt」MVが2025年7月15日に公開！映像内には飛行機や空港などの描写があり、空を自由に飛んでいく希望的なイメージが湧いてきます。

バトル相手・VISTYのメンバーが前側で、中央の奥側に御山京が映っている描写は、御山京がVISTYに所属していた頃の中心メンバーだったことも伺えます。

遂に1Nm8とVISTYのバトルが来たと思うと胃が痛くなりますが、バトルテーマはFUTURE（未来）で、楽曲の世界観は明るい雰囲気になっています。

1Nm8は白色の清潔感や浄化のイメージ、VISTYはアイドルグループと考えれば、相手を煽るような楽曲よりも、それぞれ気持ちを整理しているポジティブな楽曲の方が、バトルテーマやユニットのイメージに合うのかなと感じました！

「Grace И Guilt」意味・和訳

Graceは優雅・恩恵・威厳・魅力、Guiltは罪悪感・有罪の意味。Иはロシア語のアルファベット・キリル文字で、英語のand（そして）と同じイメージです。歌詞でも「GraceそしてGuilt」と歌う部分があります。

「Grace И Guilt」の意味は、御山京(CV.天月)の場合はVISTYを脱退した罪悪感を抱きつつ、脱退したからこそ1Nm8のメンバー・イツキ(CV.北村諒)＆ロクタ(CV.千葉翔也)と出会い、自己の威厳や魅力を持って活動している側面があるイメージで解釈しました。脱退は気掛かりだった弟・ロクタとの再会に深く絡んでいるため、御山京にとっては重要なターニングポイントだったことも連想されます。

イツキは超記憶、ロクタは忘れっぽいことに対して後ろめたさを感じるかもしれませんが、その状態だからこそ1Nm8が助け合って優しく温かい時間が生まれると思うので、ポジティブな考え方だと恩恵に該当する気もします。

各キャラクターが背負ってきた過去やトラウマは恥ずかしいことではなく、1つの個性で魅力に繋がっていること、マイナス発想になりそうな対象をプラス変換する視点も伺えます！

1Nm8「Grace И Guilt」歌詞意味考察

『パラライ』1Nm8「Grace И Guilt」歌詞では、「抜け出して知ったI’m not alone」のフレーズがあり、御山京がVISTYを脱退後に孤独ではないと知ったことがわかります。それは1Nm8という家族のような温かい存在に出会ったことで、心が救われたイメージも湧いてきます。

「誤魔化すように塗りつぶす壁面もう必要ないよ」の歌詞は、1Nm8の白いイメージが嫌なことを塗りつぶす発想だとすれば、今はもう過去も受け入れて飛び立つ段階に来ているので、そんな後ろ向きな発想は不要と歌っている印象です。

「無限に広がる star of light」の歌詞は、光の星が無限に広がるイメージで、1Nm8の「8」を横にした「∞」（無限大）を連想できます。「アナタの温かい光」の歌詞と合わせて考えると、メンバーと一緒に進めば可能性は無限大という意味に繋がりそうです。バトル相手・VISTYのファン名は星に絡めたステラなので、星繋がりでぶつけている印象も受けました。

「もうそこにSacrificeは無い」の歌詞は、サクリファイス＝犠牲は無いという意味で、前向きな発想が伺えます。暗い過去を犠牲にして生きるのではなく、過去も合わせて生きるような考え方の再構築、新概念を作るイメージが湧いてきます。

「scrap and build」の歌詞は、廃棄＆建設が和訳で、完全に暗い過去を消し去って別の未来を作り上げるというよりも、新たな解釈で過去と向き合って進むニュアンスを感じます。御山京ならVISTY時代、イツキやロクタなら実験を受けていた頃を犠牲と考えるのではなく、その過去があったからこそ未来があるとポジティブに考えるイメージになりそうです。

「painはfaded」（意味：痛みは色あせる）、「殻破り」の歌詞などからも、苦しんでいた過去から解放されて、希望に満ちた新しい段階に入ったことが伝わってきます。

初期楽曲では、ファントメタルによる幻影ライブがある社会をリセットして、1Nm8が新秩序を作るために歌うような世界観でしたが、「Grace И Guilt」は自分たちの気持ちにフォーカスした視点になっている印象も受けました。収録CDは2025年7月30日に発売されるので要チェック！