『女神のカフェテラス』完結最終回・最新217話ネタバレ感想&ラスト考察

女神のカフェテラス

漫画『女神のカフェテラス』完結!最終回・最新217話ネタバレ感想!

『女神のカフェテラス』最終回のラストシーンと終わり方、サブタイトルの意味、最後まで読んだことで感じた結婚相手や子供の考察も掲載!

目次

漫画『女神のカフェテラス』完結!

瀬尾公治先生が描く人気ラブコメ漫画『女神のカフェテラス』が完結!海辺にある喫茶店「Familia」を経営する店主&住み込みで働く店員たちの恋愛模様、笑えるギャグネタ・2次元作品のパロディ、心があたたかくなる感動的なシーンなどが魅力で、TVアニメ1期は2023年4月、2期は2024年7月から放送されています。

原作漫画は2021年2月17日発売・講談社「週刊少年マガジン」12号から連載開始し、2025年11月5日発売・2025年49号で完結。約4年半の連載期間を経て、『女神のカフェテラス』の連載が遂に終わることになりました。

1週前が休載だったこともあり、最終回は週マガ発売日が待ち切れないくらい楽しみにしていました!表紙は粕壁隼の結婚相手・鳳凰寺紅葉が中央で、こちらを真っ直ぐ見ているイラストになっています。連載開始号の表紙では、鳳凰寺紅葉が右上で斜めを向いていたことも思い出しました。完結号で中央配置&正面を向いているのは、前回216話で判明した鳳凰寺紅葉エンドが夢オチではなく真実で良いんだな!?という気持ちになりました!

次にアニメ声優陣の完結記念コメントを読んで感動していると、巻頭カラーの鶴河秋水が鶴河流 無敵拳の鶴ポーズをしていたので爆笑しました!粕壁隼の妻・鳳凰寺紅葉はしっかりと隣にいて、月島流星は満面の笑顔、幕澤桜花はドヤ顔、小野白菊は大和撫子な雰囲気という印象で、家族の繋がりを感じる巻頭カラーになっています!

最終回・最新217話ネタバレ感想

正義のヒーロー・悪の排除

漫画『女神のカフェテラス』最終回・最新217話「そして伝説へ…」では、最初に鶴河秋水が巻頭カラーと同じポーズで被せてきたので笑えました!道場の師匠といった雰囲気で、隊長と隊員ネタがあった粕壁隼の祖父&鶴河秋水の祖母→粕壁隼&鶴河秋水→鶴河秋水&子供たちのように受け継がれるものを感じました。

鶴河秋水は不破の孫を鍛え直す立場になって、正義のヒーロー・格闘の路線を貫いたことも特徴的でした。逮捕された不破を含めて、悪は排除されたスッキリ感もあったと思います。祖母キャラたちが結集して、店を守った熱い話も思い出されます!

星が綺麗だよ

夫婦となった粕壁隼&鳳凰寺紅葉のシーンでは、鳳凰寺紅葉が今夜も星が綺麗だよ 明日は晴れるかなと言って、粕壁隼は快晴だと答えていました。日頃のアプローチは直球なのに、愛し合っていることを確認する大事な場面では風情のある言い回しを使うところが推せます!

今夜「も」は、今夜は星が綺麗だね 明日は晴れるかなと鳳凰寺紅葉が言っていた過去シーンと繋がる要素で、粕壁隼は返事を保留にしていた以前とは違って即答する違いを感じました!

間接要素

鶴河秋水が粕壁隼&鳳凰寺紅葉の行動について質問するシーンでは、鳳凰寺紅葉が子供は知らなくていいと言った「子供」のワードによって、アレの意味が間接的にわかるようになっていました。あえて匂わせることによって、想像が搔き立てられる醍醐味もあったと思います!

鳳凰寺紅葉と粕壁隼が結婚後にアレをしていないと知った月島流星たちが動く場面では、出ていく話をすると見せかけて複数のアレをしようとする展開が笑えました!粕壁隼がさらっと「嫁の前」と言っていたのも鳳凰寺紅葉エンドを思わせるセリフになっていて、随所に盛り込まれた間接要素も印象に残りました。

ラストの終わり方

漫画『女神のカフェテラス』ラストシーンは、複数でやる提案に鳳凰寺紅葉が乗っかって、粕壁隼がツッコミを入れているドタバタ展開になり、いつもの日常が続く終わり方になっています。結婚後も皆は同居を継続して、月島流星たちが花嫁の座を諦めていないのも印象に残った結末でした!

最後に「とりあえず完」となっていたのは、変わらない日常の強調、スピンオフなどの新作続編を思わせる含みのある表現になっていたと思います。最終回なのに良い意味で終わった感じがなく、完結の寂しさを感じさせない雰囲気でした!

短編・新連載漫画

マガポケで最終回だけの単話購入だとわからないのですが、週刊少年マガジン2025年49号を購入すると、後ろの方に連載作家陣のコメントページがあります。そこで瀬尾公治先生が、その後の話を短編で描くことを明かしているので、既に『女神のカフェテラス』の短編があることが判明しています!

さらに、『女神のカフェテラス』本編の次ページには瀬尾公治先生の新連載情報も載っています。2026年1月14日発売の週刊少年マガジン2026年7号から連載開始で、内容は離島が舞台のラブコメです。水着姿のイラストも出ていたので気になります!海沿いの喫茶店から、今度は周りが全部海になるということですか!一体どうなるのか楽しみです!

ちなみに、『女神のカフェテラス』連載開始号は1話と前作『ヒットマン』最終回の同時掲載でしたが、連載終了号は『女神のカフェテラス』最終回と短編・新連載の告知が同時掲載されたことになります!

サブタイトル考察

漫画『女神のカフェテラス』最終回となる217話のサブタイトル「そして伝説へ…」は、ゲーム『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が元ネタだと考察します。終わりが始まりに繋がる意味に掛かっているとすれば、本編終了後の短編・新連載、結婚前後のことを思わせます。

伝説の流れでは、ファミリアが王室御用達、伝説の女番長・狂犬の桜花さん、鶴河秋水が格闘キャラ=『餓狼伝説』を勝手に連想しました!

結婚相手・ヒロインレース

『女神のカフェテラス』粕壁隼の結婚相手は鳳凰寺紅葉になりましたが、先行して好意を伝えたキャラは負けヒロインになりがちなイメージを覆しています。結果的に早く意識させたことによる先手必勝という見方もできます。

吉野碧流のポジションを使って、メタ的にラブコメのヒロインレースを見ていく雰囲気も面白かったです!ラブコメ漫画・ファンが考えそうなことを知り尽くしているからこその奇想天外なストーリーによって、予想の斜め上から振り回してくれるので、毎週ワクワクしながら読んでいました。

鳳凰寺紅葉は鳳凰寺家に縛られず、音楽活動も両立した花嫁になっているのも特徴的。お家柄や将来の夢で結婚しないルートも考えられましたが、全てクリアして結ばれているのがグッときます!

月島流星と小野白菊は鳳凰寺紅葉が結婚してもアプローチを続けていて、結婚後も変わりませんね!鳳凰寺紅葉の母親&小野白菊の父親が再婚して小野白菊と粕壁隼は義理の姉弟関係になりましたが、小野白菊は粕壁幸子の想い・家族を特に大切にしているので、結婚相手ではないにしても本当の家族という関係になって良かったと感じました。

幕澤桜花はオバタ・ミチエ事務所のデザイナーとなり、以前のような紅白の髪色ではありませんでしたが、奇抜なファッションでした!ピラフやフランスなどのエピソードがあり、最終回は複数でしようとするシーンに参戦したとはいえ、服飾の道に進んだことを強調していたように感じました。

鶴河秋水は恋愛面で覚醒してハーレム展開になるルートも考えられましたが、胸がチクッとした程度で最後まで格闘・ギャグのポジションを貫きましたね!コメディ枠・オチ枠などで活躍していた気がします!

子供・母親

『女神のカフェテラス』でこれまでに登場していた子供は、素直に考えれば結婚した粕壁隼&鳳凰寺紅葉の娘だと思います。娘の容姿は花嫁が誰になるかわからない時期の工夫で、家族の原点と言える存在・粕壁幸子に寄せたのかなと感じました。

最終回のラストシーンからそのまま作った場合で、母親が鳳凰寺紅葉でないルートはネタ的には想像できますが、月島流星は女優業、幕澤桜花はデザイナー、小野白菊は義理の姉、鶴河秋水は恋愛意識がないなどの要素が引っ掛かります。

粕壁隼の抵抗で別の日になったのであれば、夫婦だけが同居する環境になった後に作り、出産したのかなと想像しました。母親は死亡していないか心配になる時期もありましたが、帰宅シーンが描かれた回などから生きていると思います。様々なパターンがあったトラックのネタで誰も轢かれていないので、生存のイメージと繋がる要素かなと感じます。

大きな伏線は回収済みであり、時系列の整理や詳細を考察する余韻は残してくれている印象で、ベストなバランスだと思いました!完結後は何度も読み返しつつ、短編や新連載漫画も要チェックです!

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