アニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(青ブタ)』13話(最終回)のネタバレ感想記事です。
記憶が戻った「花楓」を見た咲太はどうなっていくのでしょうか?麻衣や翔子さんとのやりとりも、グッと来るものがありました。
「おるすばん妹」だった頃の「かえで」の気持ちが、日記にて明らかになり、このシーンは感動せずにはいられませんでした…。簡単に「アニメでは描かれなかった謎」についても触れています。
それでは、早速見ていきましょう!
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない『青ブタ』13話(最終回)ネタバレ
花楓の声質
「花楓」の記憶が戻りましたね。その影響で、「かえで」とは声質が変わっていました。声優は久保ユリカさんのままですので、久保ユリカさんの声質の幅には、毎回驚かされますね。
花楓の記憶が戻り、動揺する咲太
さて、「花楓」の記憶が戻るということは、「かえで」だった頃の記憶が消えてしまうことを意味しています…。咲太は動揺を隠せない様子――。
咲太は、動物園の年間パスを「かえで」にプレゼントしたばかりでした。
動揺を隠せない咲太は、「花楓」が入院している病院から飛び出していきます。
今まで過ごしてきた時間が、突然真っ白になるのですから、平常心ではいられませんよね――。咲太の涙を見て、筆者も涙が出ていました・・・。
咲太の胸の傷からは、血が滲み出ています。そこへ、牧之原翔子(翔子さん)がやってきて、咲太の家まで同行します。
浴室にて
お風呂に浸かる咲太に対して、翔子さんが優しく浴室の外から話しかけています。以前、咲太が逆の立場で双葉の話を聞いてあげていたシーンを思い出しましたね。
今まで誰かにしてあげたことは、自分に返ってくるものですね!
お風呂に浸かる咲太は、自分の無力さに失望している様子――。
僕は何も出来ませんでした・・・
と、口にする咲太・・・。
そこで、翔子さんは、「かえで」がつけていた日記を読み上げ始めます。咲太の行動や「かえで」が思っていたことなどが、日記に綴られています。ここからは回想シーンになります。
回想シーン【号泣必至】
咲太が、パンダ好きの「かえで」に対して、パンダのDVDを買っていたことなどが、回想シーンとして流れていました。引っ越しのダンボールにもパンダが描かれていましたね!
「かえで」は、かつて咲太が「花楓」のいじめを救ってあげられなかったことに後悔していることを、察していました。
だからこそ、「かえで」は目標を立てていたんですね。咲太のおかげで「かえで」が前を向けるようになった事実を、残してあげたかったんですね。
「かえで」が「かえで」でなくなっても、お兄ちゃんに後悔してほしくありません
というセリフは、ジーンと来るものがありました…。この後も泣けるセリフが次々と耳に流れ込んできます…。
この日記のシーンは、原作でも涙が止まらない感動シーンですので、アニメでも感動せざるをえませんでした…。
回想シーンが終わり、翔子さんが咲太に対して「我慢しなくてもいい」ということを伝えていました。以前、咲太が逆の立場で朋絵に言っていたシーンを思い出しますね。
置き手紙
翔子さんは、帰り際に、置き手紙をしていました。なんと、その置き手紙を麻衣が見てしまいます。麻衣は「ショック」を隠せない様子です。
「ショック」の中身は、翔子さんに嫉妬していたのではなく、麻衣が咲太を自分の力で元気づけてあげられなかったことでした。
撮影先の金沢から、はるばるやってきた麻衣でしたが、この日はそのまま金沢に戻ることに――。
走るブタ野郎!
置き手紙の一件があった翌日は、なんと麻衣の誕生日でした。誕生日当日、のどかによってその事実を知らされた咲太は、慌てて麻衣のいる金沢に向かいます。
咲太が彼女の誕生日を知らないということに、突っ込みを入れたくなるところではありますが、咲太らしい気もしますね。
咲太が金沢に向かう途中、ダッシュしながらカバンを振り落す描写がありましたが、OP映像でカバンを振り落す描写と被せている演出だったのかもしれませんね!
カバンなんかよりも、麻衣さんと会いたい!という気持ちが浮き彫りになる描写で、ここのシーンはグッと来るものがありました。
ギリギリセーフ!
その後、無事に2人は合流し、咲太は麻衣と話していました。話の途中でしたが、咲太は「23:56」という時間を確認し、大事な言葉を麻衣に伝えます。
誕生日おめでとうございます
ギリギリになりましたが、間に合いました・・・!
この日、咲太はバイトが終わってそのままダッシュで新幹線に飛び乗り、金沢まで来ています。
咲太の行動力には脱帽ですが、翔子さんの置き手紙を麻衣に見られたばかりであり、なにより大好きな麻衣の誕生日ですから、飛んでいくのもわかりますよね!
移動距離や電車賃を度外視して、ただひたすら麻衣さんに会いたいという気持ちで、すっ飛んでいった咲太にも共感しましたね。咲太は、青春真っ只中ですね!
夜景デート!
夜景デートのシーンになり、キスシーンか?という雰囲気になりますが、麻衣は「とある行動」に出ていました。麻衣なりの愛情表現ですね!
その後、麻衣は、咲太が大変なときに一緒に居てあげられなかったことを謝っています。
咲太は「かえで」に対して、麻衣は咲太に対して、何もしてあげられなかった・・・という気持ちを抱いていることを、同じ13話(最終回)で描いていますね。
最後は、「花楓」が学校に行きたいことを口にして、咲太と「花楓」が病室を出るシーンで終わりました。
アニメでは描かれなかった謎
ここからは、アニメでは描かれなかった謎について、簡単に見ていきましょう。
アニメは終わってしまいましたが、未だ「咲太の胸の傷」や、「翔子さん」という存在については、アニメでは謎を残す形となりました。「咲太の胸の傷」と「翔子さん」については、関わり合いがある部分です。
この点につきアニメで多く語られなかったのは、映画が控えているため無理もありませんね。
アニメでは原作ラノベ5巻までの内容が描かれていました。映画では原作ラノベ6巻&7巻の内容が描かれる予定ですので、楽しみにしましょう!
アニメの終わり方としては、映画への橋渡し的な役割をしているように感じましたね。待っていられない方は、是非、原作ラノベ6巻&7巻を読んでみて下さい!
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない『青ブタ』13話(最終回)ネタバレ感想 まとめ
ストーリー振り返り
アニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(青ブタ)』13話(最終回)の内容を、ネタバレ込みでまとめてきました。
「花楓」の記憶が戻り、動揺する咲太が涙を見せていく展開は、感動せずにはいられませんでした…。
「かえで」の日記にて、「かえで」から咲太への気持ちが明かされる展開にも感動しましたね…。
この日記のシーンは、もう涙が止まりませんでした…。是非、原作ラノベ5巻「>>青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」もチェックしてみて下さい!号泣必至のおすすめシーンです!
また、翔子さんから咲太への優しい対応は、かつて咲太が双葉や朋絵に対してしたことが、咲太に返ってきたかのような印象を受けました。
具体的には、「双葉:浴室の外で話を聞く」、「朋絵:我慢しなくていいことを伝える」という描写ですね。翔子さんも優しい神対応でした。
さらに、咲太と麻衣の距離感が、遠くなったり近くなったりする展開も、惹き込まれました。夜景デートでの、2人らしいやりとりにもホッコリしましたね。
最後に
アニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』は、思春期症候群という謎に立ち向かう咲太や、各ヒロインキャラの思春期ならではの悩み、繊細な乙女心などが面白く描かれている神アニメだと、改めて感じました。
この豊作シーズンの2018秋クールを、人気上位で走り抜けたアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』から、ますます目が離せませんね!
映画の後は、2期も待っていますよ!今後の展開にも注目していきましょう!
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