『アポカリプスホテル』漫画ネタバレ感想と連載誌、作者・竹本泉の代表作やプロフィールを掲載。
オリジナルアニメ『アポカリプスホテル』コミカライズ版はどんな内容か、アニメとの違いも考察。
『アポカリプスホテル』漫画連載!

©「アポカリプスホテル」製作委員会/竹本泉・竹書房
2025年春アニメ『アポカリプスホテル』のコミカライズ版『アポカリプスホテルぷすぷす』が、2025年4月11日から竹書房の無料漫画サイト・ストーリアダッシュにて連載開始。漫画著者はアニメでキャラ原案を担当する竹本泉、漫画原案はホテル銀河楼 管理部、最新話の更新日は毎週金曜日。
あらすじは銀座のホテル・銀河楼で、人類がいなくなった後もオーナーの帰り&来客を待つロボット従業員の様子を描く内容。100年ぶりのお客様は地球外生命体で、宿泊か侵略か気になる展開になっていく。
ネタバレ感想・アニメ違い考察
漫画『アポカリプスホテル』はアニメのキャラ原案・竹本泉による漫画になっており、優しいタッチの同じ絵柄が楽しめる。コミカライズ版で著者が違う作品の場合、絵柄の違いに抵抗が出る懸念もあるが、『アポカリプスホテル』はアニメで見たイラストがそのまま漫画でも読めるのが嬉しい。人類がいない中でも絵柄は柔らかいので、終末世界の不安要素が視覚的には良い方向に中和されて、読んでいて癒されるのも魅力だと思う。
宇宙に退避する話や記者会見のシーンがあったアニメ1話と違い、漫画1話はパンデミックが起きたことなどが簡単に書かれていた。アニメよりコンパクトで、ストーリー進度が早い印象もあった。アニメ1話で調理ロボは実際に食材を調理していたが、漫画1話は脳内シミュレーションに留まっていた。漫画特有の切り口で、新たな魅力の発見にも繋がるコミカライズだと感じた。
100年も来客なしで営業を続けるロボットは機械的とはいえ、忍耐強さとホテルのオーナーに対する忠誠心も伺えた。収益ゼロの危機感がありつつ、備品の消耗を抑えるためには来客なしが好ましいと考えていくジレンマは、和むような面白さが出ていたと思う。漫画はアニメと同じ絵柄で安心感があり、異なる切り口の新鮮さも楽しめるので要チェック!
竹本泉プロフィール
『アポカリプスホテル』アニメキャラ原案&漫画版の作者・竹本泉(たけもと いずみ)は、1959年に埼玉県で生まれた漫画家。性別は男性。
代表作は『あおいちゃんパニック!』『ねこめ~わく』『てけてけマイハート』など。漫画は独自の作風と柔らかい絵柄が好評。『アポカリプスホテル』の展開にも是非注目していきたい。
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