アニメ『白い砂のアクアトープ』15話感想・考察!
15話の感想付きネタバレストーリー、無能副館長・諏訪哲司、 チーフ・島袋薫についての考察などをお届けしています。
白い砂のアクアトープ15話ネタバレ感想・考察
無能副館長・諏訪哲司
オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』15話「ウミウシ大論戦」の冒頭では、海咲野くくるが報告書作成に追われ、眉間にシワを寄せていました。そして、副館長・諏訪哲司から企画展示案を考えるように言われています。
諏訪哲司は海咲野くくるに仕事を任せすぎで、無能な印象も受けますね。大事なことから雑用まで何でも押し付けている雰囲気があり、パソコンで何をカタカタしているのかが気になります。いきなり企画が決まって準備を急かし、飼育部からの苦情を海咲野くくるが言われるのもかわいそうですね…。
一方で、アクアリウム ティンガーラは大きな水族館ですので、仕事量が多く、他の重要な業務を複数抱え込んでいるとも受け取れます。また、海咲野くくるをプランクトンと呼んで厳しく当たっている一方で、本当は実力を認めているのかもしれません。
なお、久高夏凛は書類に残す重要性を語り、真栄田朱里は仕事を振られることは期待されているとフォローし、宮沢風花はやりがいがあると応援していました。厳しさと優しさのバランスが絶妙で、海咲野くくる&諏訪哲司の出来事を通して、色々と問題提起をしている印象も受けました。
ウミウシ展&恋愛
15話では、海咲野くくるが考えた企画案の中から、ウミウシ展に決まる流れも描かれていました。短期間で数個の企画案をまとめ上げる海咲野くくるの姿は頼もしく、成長を感じることもできました。
その後、仲村櫂が海咲野くくるから仕事のヘルプをお願いされて、喜んでいるシーンもありました。仲村櫂は恋愛感情を秘めていて、ある意味ではデートになることから、嬉しそうにしていた印象です。
ここで、比嘉瑛士が生き物の求愛を例に、仲村櫂は控えめだと言っていました。生き物の分かりやすい求愛行動を話して応援するところは、知識豊富な比嘉瑛士らしい行動でしたね。
無能部長・雅藍洞凡人
ウミウシのエサについて、部長・雅藍洞凡人がエサ無しを提案する場面も15話内にありました。エサ無しはさすがに生き物がかわいそうですね。人間と動物の関係を逆にして考えると、私たち人間が動物に囚われ、数日食事なしで監禁され、多くの客に鑑賞されるのと同じです。
見られるだけでストレスが高まりますので、せめてエサの確保はしてあげたいところです。それをエサ無しだと言っていく雅藍洞凡人は、自分が食事無しになってお腹を空かせてみて、その辛さを理解して欲しいですね。
キャラ設定としては、副館長&部長の上司は無能キャラにして、海咲野くくるの奮闘を際立たせたいのかもしれません。
南風原知夢
15話では、ウミウシがエサを食べないことに気を取られて、海咲野くくるがバックヤードツアーの案内を忘れてしまう展開もありました。その後、南風原知夢が陰険な態度を取り、がまがま組を批判するようなセリフも言っています。
わざわざ、がまがま組だとカテゴライズする必要はありませんので、見ていて気分が良くなかったですね。前の職場や経験、出身校・学歴などで人を判断し、勝手にアレルギー反応を起こす輩と同じであり、損をする考えの持ち主だと指摘できます。
もっとも、宮沢風花の実力は認めていますので、完全な堅物ではないと言えます。ただし、「あれはそこそこ使える」と言って、宮沢風花を物扱いにして、上から目線な一面は良くないですね。
屋嘉間志空也
屋嘉間志空也が島袋薫を女性だと知り、口をパクパクして、酸素不足になる場面も15話内にありました。女性が苦手な屋嘉間志空也のかわいい一面が出ていて、そんな姿に和むシーンでした。
島袋薫はボクっ子で、サバサバした男っぽいところもありますので、男性だと勘違いしていたのでしょうね。
島袋薫
15話では、海咲野くくる&島袋薫が水族館&生き物について熱い議論を交わすシーンも描かれています。緊迫した状況は一触即発のハラハラ感があり、理論的な内容は深く考えさせられました。
また、海咲野くくるは視野が狭すぎると突っ込まれた後に、視野が広すぎると反論する場面もありました。視野が広すぎると言っていくのは良い反撃で、思わず笑いが出るようなシーンでした!
島袋薫は自分の考えを述べつつ、海咲野くくるの話を聞くところが魅力的で、聞く耳を持っているところが良いですね。
そして、最終的には意見が合致して、認め合っていました。これは、腹を割って本音をぶつけ合ったことで、良い方向に傾いていた印象です。島袋薫が海咲野くくるを誘う展開もありましたので、今後は良好な人間関係になっていきそうですね。
白い砂のアクアトープ15話ネタバレ感想・考察
アニメ『白い砂のアクアトープ』15話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
15話は、副館長&部長の無能さが際立っている場面、ウミウシ展の件で海咲野くくるが奮闘する展開などが印象に残る回でした。また、海咲野くくる&島袋薫が言い合いをして、最終的には打ち解ける流れも大きな出来事だったと言えます。
今後は海咲野くくる&島袋薫の関係性に加え、副館長&南風原知夢をどのように認めさせていくのかに注目が集まります。ぜひ16話以降も視聴継続していきましょう!
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