アニメ『白い砂のアクアトープ』20話感想・考察!
20話の感想付きネタバレストーリー、久高夏凛の名言、水族館で結婚式をする企画、上司である諏訪哲司の振る舞いについての考察もお届けしています。
白い砂のアクアトープ20話ネタバレ感想・考察
パンチ発散タイム・イルカ
オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』20話「迷子のプランクトン」の冒頭では、新エリアプロジェクトのことで海咲野くくるが奮闘し、仲村櫂にパンチをして発散する場面が描かれていました。いつものパンチ発散タイムは2人の深い関係性、海咲野くくるが浄化される雰囲気、仲村櫂が海咲野くくるを大切に想っていることも伝わりますので、見ていて和みますね。
そして、野生のイルカが海に現れて、海咲野くくるがイルカを見に行くと、そこには おじい がいました。おじいは随分出ていませんでしたので、久しぶりで嬉しく感じました。イルカは怪我をしているようで、しばらく様子見になっています。これは、むやみやたらに手を出してはいけないことを伝える意味合いもあったと考察できます。
名言・変化
20話では、久高夏凛が海咲野くくるに対して、一度自分の仕事に集中してみるように伝え、本気でやってみないと仕事の醍醐味もわからない と言っていくセリフもありました。
これは、働くすべての人に響く名言で、仕事の醍醐味がわかるまでに本気でやったことはあるか?と自問自答できる内容で、何かと考えさせられましたね。また、海咲野くくるは抱えている仕事があっても、飼育部の仕事を手伝うこともありましたので、的確なアドバイスになっていたと言えます。
その後、副館長・諏訪哲司が新エリアで結婚式をやると言い出し、海咲野くくるが素直に「はい」と返事をしています。諏訪哲司は調子が狂う感じになっていましたので、いつもなら言い返してくるのに今回は素直だなと思っていたことが伺えました。
そして、海咲野くくるは部長・雅藍洞凡人からイルカ健康チェックの誘いを受けますが、我慢して断っています。これまでの海咲野くくるなら、忙しくてもやっていたはずですので、久高夏凛に言われて考えが変わったと考察できそうです。
結婚式・上司
海咲野くくるが結婚式の件でプレゼンをする展開も20話で描かれていました。ウエディングプランナー・三浦響子(声優:中原麻衣)と打ち合わせをするシーンでは、色々と質問されています。
そして、魚は脇役と言われて、魚が一番と言い返す場面などもありました。こちらは魚優先、先方は新郎新婦優先で、嚙み合っていない雰囲気になっている点が特徴的でした。
このシーンでは、同行した諏訪哲司は黙って聞いていて、打ち合わせ後は課題が見えただろ?と言っていました。諏訪哲司は部下に一度全てやらせてみて、そっと見守る上司に徹している点が好感でした。三浦響子に突っ込まれても口出しをしなかったのは、海咲野くくるを成長させるためだと言えますね。
これまでの諏訪哲司は無能さが際立っていた印象でしたが、20話は上司としての役割をわきまえて、部下のためにあえて余計なことを言っていない点が良かったなと感じました。ある意味では、今回も何もしていないとはいえ、感じる印象が少し違いましたね。
迷子のプランクトン
20話では、海咲野くくるが何のために仕事を頑張っていたかわからなくなる展開も描かれていました。大好きな仕事でも迷走することはありますので、共感できるエピソードだったと言えます。
そして、がまがま水族館に向かうシーンも描かれていました。がまがま水族館は解体工事が進んでいましたので、海咲野くくるが寂しそうにしています。最も大事と言っても過言ではない がまがま水族館が無くなり、心にぽっかり穴が開いたような雰囲気になっていましたので、やや心配です…。
なお、サブタイトル「迷子のプランクトン」は、迷子になったイルカ&海咲野くくるが仕事で迷子になる展開を掛けていると考察できます。サブタイトルが映し出されるシーンは、まるでイルカがジャンプするように動いていましたので、それらを掛けていたことが伺えました。
白い砂のアクアトープ20話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『白い砂のアクアトープ』20話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
20話では、野生のイルカが現れ、海咲野くくるがプレゼンをする展開、がまがま水族館に向かうシーンなどが描かれていました。
海咲野くくるは仕事に忙殺されて迷走していましたが、誰もが経験するものですので、共感できるエピソードでした。何とか無事に復活してくれたら良いですね…。海咲野くくるがどうなるのかなども気になりますので、ぜひ21話以降も視聴継続していきましょう!
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