アニメ『白い砂のアクアトープ』5話感想・考察記事です。
アニメ5話の感想付きネタバレストーリー、宮沢風花の母親・絵里が登場する場面、照屋さつきが推せる理由、「ごはん屋 カメー」のモデル地、海咲野くくるの母親が映っていた写真についての考察などをお届けしています。
白い砂のアクアトープ5話ネタバレ感想・考察
宮沢風花が変装
オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』5話「母の来訪」の冒頭では、宮沢風花の母親・絵里が水族館に現れ、怖い表情になっていました。
その後、宮沢絵里は館長のおじいに手土産を渡し、娘を連れて帰ると言っています。最初は不穏な印象もありましたが、娘がお世話になっている人に対して、礼儀正しい態度で挨拶をする姿が好感でしたね。
そして、海咲野くくるが宮沢風花の意思を確認した上で、逃げるように言っていました。宮沢風花はポニーテールからツインテールに髪型を変え、帽子・メガネも付けて変装。それから宮沢絵里に見つからないように逃げています。
宮沢風花のかわいいビジュアルに悶絶し、帽子に「OKNW」と書かれていた点などにも反応するシーンでした!帽子の「OKNW」は「OKINAWA(沖縄)」を指しているのでしょうね。
🐟第5話、琉球放送にて放送🐬
— 『白い砂のアクアトープ』TVアニメ公式 (@aquatope_anime) August 5, 2021
このあと琉球放送にて25時44分より第5話「母の来訪」の放送がスタート✨
絵里から逃げるため、「がまがま水族館」を飛び出した風花。
行き先に悩んでいると、くくるから電話がかかってきて……。
📺放送・配信情報https://t.co/TMpy8g7V2o#白い砂のアクアトープ pic.twitter.com/a48Y9X6jJC
母親・宮沢絵里とお酒
5話では、宮沢風花の母親・絵里が おばあにも挨拶すると言い、海咲野宅に行く展開も描かれています。その前に、海咲野くくるは名刺を渡していました。館長代理とはいえ、しっかりと名刺を用意した上で挨拶をしているところがグッときました。
海咲野宅に到着すると、テビチ(豚足の煮付け)などの沖縄料理が振る舞われ、海咲野くくるは梅酒を持ってきて「ごゆっくりどうぞ」と言っています。海咲野くくるは宮沢絵里にお酒を飲んでもらい、足止め作戦を実行していたと考察できますね。
そして、宮沢絵里が ほろ酔いになり、大人の女性にしか出せない色気が出ていたところも印象に残りました。
知念岬・照屋さつき
沖縄県南城市にある知念岬の看板が映し出され、その近くにある「ごはん屋 カメー」に宮沢風花が向かうシーンも5話で描かれています。知念岬の近くにある「ごはん屋 カメー」は場所や外観などから「くだか島 そば家」がモデル・聖地になっているのかもしれませんね。
そして店内では、うどんちゃん(照屋月美)がゴーヤ入りうどんチャンプルーを作っています。素早い包丁さばき、卵の片手割りなど、手際よく料理をしていました。
その後、うどんちゃんの母親・照屋さつきが帰ってきて、宮沢風花と再会。照屋さつき(占い師メイサ)と宮沢風花は一度会っていたことから、お互いに驚きの声を上げています。照屋さつきが言っていたセリフ「あきさみよー」の意味は「あれまあ」ぐらいのニュアンスで、突然の出来事に驚くことを表現した沖縄方言ですね。
それから事情を知った照屋さつきは、那覇の知り合いに頼んで 宮沢風花を泊めてもらう約束をしていました。電話の際に「ゆたしく」と言っていたのは、「よろしく」という意味がある沖縄方言でした。
照屋さつきは面倒見の良い人物で、とりあえず今は宮沢風花を助けつつ、後から母親に連絡をするように言っていたところなどが好感でしたね。
車の運転
5話では、照屋さつきが宮沢風花を乗せて、那覇まで車移動するシーンも描かれていました。ところが、宮沢風花はイシガキカエルウオを思い出して、仕事があるから戻るように言っています。自分と重ねたことがあるほど思い入れがあることがわかり、責任感の強さなども感じるシーンでした。
その後、照屋さつきが急ブレーキをして、物凄い勢いでUターンをしていきましたね。そのパワフルな雰囲気などには思わず爆笑してしまいました!水族館に宮沢風花を送り届けた後の照屋さつきは、優しそうな表情になっていて、宮沢風花の気持ちを第一に考えていることが伺えました。
照屋さつきは、もう知り合いにも頼んで、那覇に向かって車を走らせていたというのに、何も言わずにUターンをして水族館まで送るところなどが推せますね。
説得・百合
宮沢風花が水族館に戻り、イシガキカエルウオの死亡を知る展開も5話で描かれています。宮沢風花にとっては辛い出来事となってしまいましたね…。飼育員として避けて通れない出来事を、今回経験したとも言えます。
その後、宮沢絵里が娘・風花の真面目な仕事ぶりを見るシーンがあり、岩手に連れて帰る件を話す場面もありました。最初は海咲野くくるが説得し、途中で宮沢風花本人が ここに居たい と言っています。宮沢風花は大事なことを自分で言う姿勢が推せますね。
そして、娘の気持ちを聞いた宮沢絵里は夏休みだけOKにしています。水族館関係者が皆優しい人ばかりで、娘も真面目に働いていることを知り、考えが変わったとも考察できますね。
説得のシーンでは、海咲野くくると宮沢風花が手を繋ぐ描写もありましたので、百合ファン必見のシーンでした!あわせて、2人の絆によって危機を乗り越えたという見方もできますので、非常に尊いシーンになっていたと思います。
母親の写真
5話では、おじい・おばあ・照屋さつき・宮沢絵里の大人4人が話す場面で、海咲野くくるの母親の写真がチラッと見えていました。ここでは、宮沢絵里が娘を気にかけていて、母親の子離れに関する話題もありました。
写真が映し出されていたのは、大人の会話に写真で混ざる意味合い、おばあから見て「娘(くくる母親)の死亡=子供と離れ離れになっている状態」を表現しており、会話内容に合わせていたとも考察できます。
集中
宮沢風花が起床したシーンでは、一泊した母親・絵里の姿がありませんでした。お言葉に甘えて一泊し、これ以上の迷惑はかけられないと思って、朝一の飛行機で帰ったのかもしれませんね。同時に、翌朝は何も言わずに帰ったと考察できることから、後のことは本人たちに任せて、安心した気持ちだったとも解釈できます。
5話ラストは、海咲野くくるが宮沢風花の滞在期間は8月までだということを気にかけ、宮沢風花は うどんちゃんの受け売りで 目の前のことに集中と言っていました。どうなるかわからない先のことで悩むよりも、目の前のことに力を注ぐべきというメッセージ性もある名言でしたね。
あわせて、2人が沖縄で一緒に働く期間に制限があるということで、その短い期間に尊さが生まれている印象も受けました。6話以降の展開に注目です!
白い砂のアクアトープ5話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『白い砂のアクアトープ』5話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
5話では、宮沢風花が母親・絵里を説得し、照屋さつきと再会するシーンなどが描かれていました。また、海咲野くくると宮沢風花が手を繋ぐ描写なども盛り込まれています。
宮沢風花にとっては母親を説得できたことで、水族館の仕事に集中できる環境が整いましたね。今後はどのような展開になるのかが気になります!ぜひ6話以降も視聴継続していきましょう!
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