白い砂のアクアトープ6話感想!伏線、幻覚、マンゴーラフテー考察も

白い砂のアクアトープ6話感想!伏線、幻覚、マンゴーラフテー考察も

アニメ『白い砂のアクアトープ』6話感想・考察記事です。

アニメ6話の感想付きネタバレストーリー、例の子供&謎の女性に関する伏線、海咲野くくる&神里が見た幻覚、照屋さつきが言っていたマンゴーラフテーの意味についての考察などをお届けしています。

白い砂のアクアトープ6話ネタバレ感想・考察

水族館閉館・沖縄物産展イベント

オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』6話「スイーツラプソディ」の冒頭では、1973年開館の「がまがま水族館」が8月末で閉館する新聞記事が映し出されていました。

営業終了のニュース記事には、老朽化・来館者数の減少なども掲載されています。閉館の意向は、館長・おじいが新聞社などに公表したと考察できますね。

新聞には、富山で開催された沖縄物産展イベント「でーじまーさんマルシェ ㏌富山」に関する情報、代表者・上原均さんのコメントも掲載されていました。

そのイベントでは、ハイパーレモンチョコ・ハンディランチなどのパン、ノグチゲラ・マングースなどのアイスも揃えられているみたいですね。ノグチゲラは沖縄に生息するキツツキ科の鳥、マングースは沖縄にいる哺乳類動物ですので、しっかりと沖縄らしいネーミングになっていました。

ちなみに、「でーじ・まーさん・マルシェ」は「とても・おいしい・市場」という意味がありますので、沖縄方言を交えたイベント名も特徴的でした。

▼言葉の意味
でーじ=とても(沖縄方言)
まーさん=おいしい(沖縄方言)
マルシェ=市場(フランス語)

アイス

6話では、新企画を考える場面で、うみやん(具殿轟介)が食べていた焼酎アイスにヒントを得て、宮沢風花がスイーツを提案していました。これを受けて海咲野くくるは、やってみよう!と言っています。色々考えて何もしないより、とりあえず行動に移す姿勢がグッときました!

その後、うどんちゃん(照屋月美)に頼み、挑戦することになっていました。それから皆でアイス店まで食べに行くことになり、うどんちゃんはトリプルを頼んで研究をしています。うどんちゃんは研究熱心なところ、料理は無限大だと語るセリフなどが魅力的で、新たな一面を見せていましたね。

そして、宮沢風花がきっかけとなって、がまがま水族館がペンスタ(インスタ)を始め、写真を撮るシーンなども盛り込まれています。宮沢風花はスイーツ・ペンスタなど、新しい試みのきっかけを作っていたところが魅力的で、がまがま水族館に良い影響を与えている様子が印象に残りました。

かき氷・マンゴーラフテー

アイスの件について、アイスクリーム類製造業許可などの観点から、久高夏凛が厳しいのでは?と言っていく場面も6話内にありました。その後、うどんちゃんの母親・照屋さつきが かき氷を提案しています。

早速、かき氷のメニューをうどんちゃんが考えていましたが、どうやら煮詰まっている様子です。照屋さつきは娘の案を意外とつまらないと言い、マンゴーラフテーはどんな思いで考えた料理かと言っていました。

水族館でかき氷を提供するシーンでは、生き物の名前=かき氷の商品名になっており、見た目は様々な具材を使った生き物風になっていました。これは、がまがま水族館らしいメニューだったと言えます。

そうすると マンゴーラフテーの件は、他にはない珍しさ・お店独自の観点から誕生した料理だと考察できます。照屋さつきは娘の性格・創造性・料理の腕などを見込んで、「誰でもできる一般的なかき氷」ではなく、「独自性のあるかき氷」を作って欲しい と思っていたのかもしれません。

注文

そして、照屋さつきがうどんちゃんにマンゴーラフテーを頼むシーンもありました。これは、マンゴーラフテーでヒントを与えて、その意味が理解できたことを褒めていたと考察できます。

あわせて、言葉では逆のことを言っていたとはいえ、自分のお店を持ちたいと考えている娘を 応援したい気持ちがあったと解釈できそうです。

6話のうどんちゃんは照屋さつきの裏メッセージに気づいて、一歩成長したと言えます。これを照屋さつきが認めたことを表現するために、普通のラフテーではなく マンゴーラフテーの注文シーンを後半で描いたと考察できます。

ちなみに、マンゴーラフテー(果物+豚の角煮)は中々強烈な組み合わせになっていますね。酢豚・ハンバーグなどにパイナップルを合わせる感じに似ています。このあたりは、好き嫌い・許せる許せない が分かれそうですね。

神里・幻覚

6話では、がまがま水族館に毎年来ている老人・神里(声優:田中秀幸)が初登場。神里は幼い頃に兄を亡くし、水族館で 幻想上の兄に会っていました。その後、再び兄に会いたい気持ちで毎年水族館に来ており、それ以降は会えなかったことを明かしています。

また、海咲野くくるが現れたシーンでは、神里が兄の幻覚を見て、海咲野くくるが両親&謎の女性(以下、A)に会っています。Aは、母子手帳の伏線などから 海咲野くくるの姉妹だと解釈できそうです。

2人が幻覚を見たのは、がまがま水族館が「現実世界と死後世界を繋ぐ場所」と考察できることから、不思議な力が作用したと考察できます。海咲野くくるは不思議な力の触媒・巫女という印象も受けます。

そして、例のお墓などに登場する子供(以下、B)とAが同一人物の場合は、いつも見ている姿が子供、6話で見た姿が高校生くらいに成長した姉妹だと考察できます。別人の場合は、Bが現実世界と死後世界の番人・管理者であり、6話では 海咲野くくると姉妹Aを 幻覚の中で会わせたのかもしれません。

5話までは、B=海咲野くくるの兄弟姉妹?と考察できましたので、6話で別人の可能性が浮上したと言えます。母子手帳の件とあわせて、今後の伏線回収に注目です!

白い砂のアクアトープ6話ネタバレ感想・考察まとめ

アニメ『白い砂のアクアトープ』6話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

6話では、水族館でかき氷を提供し、マンゴーラフテーに関するエピソードなどが描かれていました。また、海咲野くくるが幻覚の中で 謎の女性と会うシーンなども盛り込まれています。

前向きに行動する海咲野くくる、かき氷を作るうどんちゃん、そのきっかけを作った宮沢風花などが推せる回で、例の子供&海咲野くくるの姉妹に関する伏線も印象に残りました。続きのストーリーが気になりますので、ぜひ7話以降も視聴継続していきましょう!

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