白い砂のアクアトープの意味、アクアトープの意味、projectティンガーラの意味とは?
最初にアクアトープの意味、次に白い砂のアクアトープの意味、最後にprojectティンガーラの意味を考察していきます。
アクアトープの意味とは
オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』のタイトル名に入っているアクアトープ。アルファベットにすると、aquatopeになります。aquaの意味は水で、topeの意味は限界や場所などがあります。
aquaを水から派生して水族館、topeを限界と解釈した場合、アクアトープの意味は 水族館の限界となります。これは、がまがま水族館の危機的状況を表しており、限界を突破していこうとする主人公・海咲野くくるを連想できます。
topeを場所と解釈した場合、アクアトープの意味は 水の場所となります。また、生き物の生息空間・場所などの意味があるbio tope(バイオ トープ)というワードも存在します。これらは、海や水族館と同じような意味だと考察できます。
さらに、サメの一種であるtope shark(トープ シャーク)という言葉もあります。これに関連する場合、アクアトープの意味は広く水の生き物を指していると考察できます。同時に、水族館で生き物を飼育していることが連想できます。あるいは、サメが鍵を握るストーリーが描かれることの伏線なのかもしれません。
そして、最大限に の意味があるa tope(ア トープ)という用語も存在します。これに関連する場合、アクアトープの意味は 水族館 最大限に となり、最大限の努力を尽くして水族館閉館の危機を脱していこうとするストーリーを指していると考察できます。例えば、タッチプールのイベントなどを実施して、来館者数増加のために奮闘する様子が思い浮かびます。
なお、topeの関連用語としてstupa(ストゥーパ)があります。stupaは仏塔・墳墓などの意味がある用語で、古代の墓などが連想できます。これに関連する場合、アクアトープの意味は 水の墳墓だと解釈することができます。
がまがま水族館は、現実世界と死後世界を繋ぐ場所だと考察できることから、生者と死者を結んでいるイメージがあります。このあたりもアクアトープの意味に絡めている場合、アクアトープ=水の墳墓=がまがま水族館だと考察することもできます。関連エピソードとしては、6話で老人キャラの生者・神里が、死者・兄と再会する幻覚・夢を見ていた展開などが挙げられます。
墓といえば、海咲野くくるがお墓のような場所でお参りしている描写がありますので、何らかの関連があると考察できます。
白い砂のアクアトープの意味とは
白い砂のアクアトープの意味を考察する前提として、白い砂 に込められた意味を考察。白い砂は、①海・水族館にある砂に加え、②人間が死亡した後 火葬によって骨になることから 白い砂=骨=死者だと考察できます。
①の場合、白い砂のアクアトープの意味は白い砂&水の場所・水族館を指していると言えます。②の場合、白い砂のアクアトープの意味は骨=死者&水の墳墓を表現している印象です。加えて、生者と死者を繋ぐ がまがま水族館を指していると考察できます。
【NEW】
上記内容は1クール目8話視聴時点における考察でした。2クール目最終回まで視聴した後に改めて 白い砂のアクアトープの意味を考察してみると、まず 白い砂 は結婚式で新郎が言っていたセリフ、結婚式会場にあったことなどから、結ばれるイメージが湧いてきます。そう考えると、水族館スタッフ・来館者・生き物同士の結び付きなどの比喩だと考察できます。
そして、アクアトープは23話などで触れられていたシーンも踏まえると、海洋環境問題などに向き合い、生き物を取り巻く環境を改善するようなイメージが浮かんできます。アクアリウム ティンガーラでは、Aquatope Laboratory(アクアトープ研究室)もできて、そこで様々な研究をしていくことも伺えます。
総合考慮すると、白い砂のアクアトープの意味には、生き物&人間の結び付き、それぞれの問題改善に向けて皆で考えることなども加味されていると考察できそうです。
projectティンガーラの意味とは
projectティンガーラとは、版権表記に入っている言葉です。projectの意味は計画・事業など、ティンガーラの意味は沖縄方言で 天の川 となります。
そうすると、projectティンガーラの意味は直訳で 天の川計画 になり、水族館の未来が無限の広がりを見せていく様子が連想できます。これは水族館の経営が回復することの伏線・暗喩とも考察できます。あわせて、アニメ自体の成功なども加味されているのかもしれません。
また、天の川は 夜空に輝く光の帯を指していますので、水・海の中に光が差し込んでいる様子が思い浮かびます。これは、夜空=海の中と見た場合の解釈で、空と海を重ねている比喩的なイメージも湧いてきます。海の中に光が差し込む光景は、ED映像を観ていると良くわかります。
これを踏まえると、projectティンガーラの意味は 水・海=水族館に光が差し込む計画、すなわち水族館の経営を良くする計画を指しており、その延長で経営が良くなることを表現していると考察できます。加えて、従業員や来館者に明るい未来が訪れることも加味されていると解釈できそうです。これらの解釈をした場合は、白い砂のアクアトープの意味とも連動している印象です。
さらに、天の川は七夕で織姫と彦星が出会う神話を連想できます。これに関連する場合、projectティンガーラの意味は 海咲野くくると宮沢風花が出会うガールミーツガールのストーリーなどを指していると解釈できます。
【NEW】
projectティンガーラの意味についても、2クール目最終回の視聴後に追加考察。projectティンガーラの意味には、新水族館・アクアリウム ティンガーラの事業計画・海咲野くくるが奮闘していた企画なども加味されていると考察できそうです。
白い砂のアクアトープ&projectティンガーラの意味考察まとめ
白い砂のアクアトープの意味、アクアトープの意味、projectティンガーラの意味を考察しました。
アクアトープの意味は 水の場所&墳墓・水族館の存在自体などが考えられ、経営危機を脱するために奮闘するストーリーも連想できます。白い砂のアクアトープの意味は 白い砂がある水の場所・水族館などに加え、骨=死者&水の墳墓を表現していると考察できます。
projectティンガーラの意味は 天の川計画 になり、水族館の未来が無限の広がりを見せるイメージ、水・海=水族館に光が差し込む計画といった印象から、来館者数増加などが連想できます。あわせて、ガールミーツガールのストーリーを指していると考えることもできます。これらの考察はあくまでも解釈の一例です。
アニメ『白い砂のアクアトープ』は様々な考察ができる面白いストーリー、美麗な作画、推しポイント満載のキャラクターなど多くの魅力がありますので、今後も注目していきましょう!
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