『BanG Dream! Ave Mujica』6話感想!バレエシューズ・地面師詐欺・長崎そよが怒るシーン考察

『BanG Dream! Ave Mujica』6話感想!バレエシューズ・地面師詐欺・長崎そよが怒るシーン考察

「バンドリ!」アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』6話感想!

要楽奈のバンドしよう発言、椎名立希&八幡海鈴が言っていたセリフの意味、「いじわるな青い魔女」と書かれた絵本、バレエのトウシューズ、地面師詐欺、長崎そよが怒るシーンなどをネタバレ込みで考察!

『BanG Dream! Ave Mujica』6話感想

一緒にバンド

アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』6話は、高松燈が豊川祥子にバンドやろうと言っていたシーンの続きで、前みたいに一緒にバンドをしようという意味で発言していました。

一緒のバンドとなれば、①MyGO!!!!!を解散させてCRYCHICを復活、②MyGO!!!!!と同時並行でCRYCHICも活動、③CRYCHICではなくMyGO!!!!!の新メンバーとして加入、④MyGO!!!!!を解散させて別の新バンド結成という可能性もあったことになり、豊川祥子が断っていなかったらどうなっていたのか!?とソワソワするシーンでした。

高松燈は豊川祥子が泣いているように見えたので、純粋な気持ちで誘ったと思いますが、豊川祥子はバンドをしても幸せになれるわけではないと考えている様子でした。また解散して大切なものを失う可能性があり、今はバンドをする気力がないという印象も受けました。しばらくは気持ちの整理が必要で、一旦音楽から離れることを望んでいるようにも見えました…。

上履き・要楽奈セリフの意味

スタジオのシーンでは、高松燈が上履きのままだったので、学校→豊川祥子の家→スタジオまで上履きで移動してきたと整理できそうです。椎名立希は千早愛音に強めの声でしたが、高松燈には優しい声になる変化ぶりが通常運転で、本当に高松燈を大切に想っていることが伝わってきました。

高松燈が豊川祥子に「バンドやろう」と言ったことを聞いた要楽奈は、まるで「こっちを向いて」と言わんばかりにギターをかき鳴らして「バンドしよう」と言っていました。

今すぐに演奏しようの意味だけでなく、高松燈はMyGO!!!!!のメンバーであり、豊川祥子やCRYCHICを向いてほしくない、おもしれー女だから他に取られたくない、(猫ポジション的な発想で)私と遊んでいてほしい=これからも一緒にバンドをしてほしいというメッセージが込められていたようにも感じられました。

いじわるな青い魔女

モーティスが「いじわるな青い魔女」と書かれた絵本を赤いペンで塗り潰して、城の部分に×が付いているシーンもありました。青い魔女=青い髪の豊川祥子で、豊川祥子の城(存在・考え方)に×を付けていたと考察できます。

駐停車禁止の道路標識にも見えたので、モーティスがこれを作っていたと解釈すれば、睦ちゃん側ではなくモーティス側が駐停車禁止=モーティス側が運転を続ける意味になりそうです。

真ん中に×が入った周りをグルグルとなぞっていたので、駐停車禁止(進め)の標識を消そうとしている(止まる方向)と解釈すれば、睦ちゃん側が出てこない状況の比喩表現と考察できます。あるいは、標識自体を消そうとしていると解釈すれば、何も標識が無い=モーティス側が通常運転をしていることを指している可能性もあります。

バレエのトウシューズ・長崎そよ提案

モーティスがバレエのトウシューズを受話器にして、再び電話をする場面も描かれていました。トウシューズはバレエを習っていた睦ちゃん側と繋ぐ媒介になっていると考察できます。

長崎そよが電話に出るフリをしてモーティスと話すシーンでは、ギターを弾いてみることを提案していました。睦ちゃん側のギターがダメならモーティス側にギターを覚えてもらい、CRYCHIC復活ルートを目論んでいる?とも感じましたが、ここは純粋に睦ちゃん側の刺激になる意図で助けたい気持ちがあったと解釈しました。

椎名立希&八幡海鈴セリフの意味

椎名立希が八幡海鈴に対して「本当にムジカやってたの?」と言う場面もありました。本当にAve Mujicaに向き合っていたのか、わざと距離を取っていたのか?の意味に加え、無自覚(ムジカク)で薄情な態度を取っていたのか?の意味も掛かっているように感じられました。

八幡海鈴は「何が言いたいんだよ」と苛立っていましたが、関心がないことを自覚している場合は、もっと興味を持てと言いたいのか?と感じて、無関心で本気になれない自分にイラついていた可能性があります。無自覚の場合、本当に分かっていないから困惑の意味も入っていたのかもしれません。

要楽奈と若葉睦のシーン

要楽奈が若葉睦を見て、寝てる、2人いると言って、二重人格を見抜くシーンもありました。野性の勘で、感覚的に目の前にいるモーティスと別人格・睦ちゃんが寝ていると気づいたと解釈できますが、それを一瞬で気づくのが凄いと感心するシーンでした!

モーティスに懐かれた要楽奈がギターを弾く場面では、睦ちゃん側が起きて「歌ってる」と言っていました。睦ちゃんはギターを歌わせることができなかったので、ギターを歌わせている要楽奈に反応していたと解釈できます。

睦ちゃん側が目覚めるほどの衝撃があり、自分の力量不足がトラウマになっている中で、有能なギタリストを目の当たりにして嫉妬や羨ましい気持ちも出ていた印象でした。

モーティスVS睦ちゃん

目覚めた睦ちゃんは、モーティスが豊川祥子に言った内容をテレビの映像で見るシーンもありました。モーティス側の記憶情報を睦ちゃん側に共有・同期することについて、テレビの描写で繋げるところが印象的でした。

睦ちゃんはモーティスの発言に不満でしたが、モーティスは睦ちゃんが豊川祥子に苦しめられたので、再びそうなることを懸念して睦ちゃんを閉じ込めています。同一人物の中で行われていることを思えば、豊川祥子に会いたい気持ちより嫌な部分が勝って、結果的に睦ちゃん側が引っ込んでしまったという見方もできそうです。

それらの一部始終は周りからすれば1人2役の演技に見えたので、ファンはAve Mujica復活を期待していました。ライブパフォーマンスに演技を取り入れていたAve Mujicaなら、何かの撮影と勘違いするのも自然なので、ファンの気持ちも理解できるシーンでした。

ラーメン銀河

祐天寺にゃむがラーメン銀河の激辛ラーメンを食べる場面も描かれています。RAISE A SUILENのマスキングが働いている店なので、もしかしてマスキングが出てくる?と思いましたが、6話では未登場でした。既にレイヤは登場しているので、マスキングも今後出てくる可能性もありそうです。

祐天寺にゃむは、こらどし(これはどうしたことか・やばい)、ばってん(だけど)、のさん(嫌だ・最悪)などの熊本弁も喋っていて、1人でいる時や本音をこぼす時には方言が出る様子でした。

地面師詐欺

長崎そよが豊川祥子のアパートに行き、豊川祥子の父親・豊川清告が出てきそうになって、逃げ出す場面もありました。その後、豊川グループ傘下の豊川地所が「地面師」被害に遭ったニュースをMyGO!!!!!のメンバーに見せています。

ボロアパートや父親の様子、詐欺被害のニュースから、豊川祥子のCRYCHIC脱退に絡んでいると思い、それをメンバーに話したと解釈できそうです。

地面師は他人の土地を勝手に売り、代金を騙し取る詐欺で、逮捕後に代金賠償で返ってくればいいですが、詐欺会社にお金が無い場合はお金が返ってこないケースもあります…。アニメ内のニュースでは地面師グループを逮捕したところまで判明したので、代金返還は不明です。

豊川祥子の祖父・豊川定治としては代金返還の有無を問わず、地面師の詐欺に遭ったこと自体を重く見て、豊川清告を追放したと考察できます。これに加えて、以前から豊川定治が豊川清告をよく思っていなかったことも関係している気がします。

豊川祥子の暴言・忘却

豊川祥子がモーティス&睦ちゃんの動画を見て、若葉睦を壊したと自分を責めて、CRYCHIC・Ave Mujica・若葉睦を知らないと言う場面もありました。精神的な辛さから全て無かったことにしたと解釈すれば、Ave Mujica時代の名前・オブリビオニス(忘却)がここでも発動されたことになりそうです。

次回予告では、豊川祥子が若葉睦の家に行っている様子だったので、本当に忘却したいというよりも一旦頭の中で置いておいて、後から向き合って若葉睦を壊したと責任を感じて、家に向かったとも考察できます。

長崎そよが怒るシーン

千早愛音から豊川祥子のことを聞いた長崎そよは真顔で「は?」と言っていますが、椎名立希が怒る時の「は?」とは温度感が違い、冷酷で静かに幻滅するような声と表情が印象的でした。

そして、本当にCRYCHIC・Ave Mujica・若葉睦を知らないと言ったのかと確認するシーンでは、口調を強くして険しい表情に変化したので、なんで春日影やったの!と言って怒るシーンを連想しました!

長崎そよは豊川祥子に出会ってCRYCHICという居場所を見つけた過去があるので、知らないとは何事だ!と怒っていると解釈できます。若葉睦に関しては、睦ちゃんを壊しておいて、その言い草は無いだろ!と完全ブチギレモードに突入している印象です。7話以降に長崎そよが怒り心頭で無双しそうな予感なので、どうなるのか気になります!

6話感想まとめ

アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』6話では、睦ちゃんが一旦起きてモーティスに閉じ込められ、豊川グループは地面師詐欺に遭っていたことが判明し、豊川祥子の発言内容に長崎そよが怒るシーンなどが描かれていました。

絵本の青い魔女=豊川祥子、バレエシューズ=睦ちゃん側と繋がる媒体の比喩描写、キャラのセリフに含みのある表現が使用されているなど考察ポイントも満載でした。再び眠った睦ちゃんは復活するのか、怒っている長崎そよはどう動くのか?なども気になるので、7話以降も要チェックです!

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