豊川祥子の父親&母親、脱退理由、赤羽の家、春日影、貧乏バイト生活ネタバレ考察

豊川祥子の父親&母親、脱退理由、赤羽の家、春日影、貧乏バイト生活ネタバレ考察

『バンドリ!』豊川祥子の父親&母親、CRYCHIC脱退理由はなぜか、実家を出て赤羽のアパートで暮らし始めた背景、「春日影」などをネタバレ考察。

なぜ豊川祥子はCRYCHICを辞めたのか、貧乏なバイト生活、Ave Mujica結成とオブリビオニスの意味に関する考察も掲載。

『バンドリ!』豊川祥子とは

『バンドリ!』豊川祥子(声優:高尾奏音)はAve Mujicaのキーボード担当メンバー。豊川祥子の読み方は、とがわさきこ。誕生日は2月14日、身長は155cm。高校は羽丘女子学園。特技はピアノで、バンドの作曲も手掛けています。

ツインテールのかわいい髪型や青系のヘアカラー、育ちの良さが伝わる上品なイメージ、セリフの語尾に「ですわ」が付くお嬢様口調、オシャレで綺麗な私服、壮絶な人生を経験していることから出てくる重みのある名言、ハッキリとした性格などが特徴的。カラオケではドリンクバーの使用方法がわからないなど、箱入り娘な一面も見せていました。

豊川祥子がバンドを始めたきっかけは、中学時代に通っていた月ノ森女子学園でMorfonicaのライブを見たこと。幼馴染の若葉睦にバンドをしようと言い、高松燈・長崎そよ・椎名立希も誘ってCRYCHICを結成。脱退後は家の事情でバイト生活を送り、高校生になってから三角初華・若葉睦・八幡海鈴・祐天寺にゃむ に声を掛けてAve Mujicaを結成しています。

アニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』ではCRYCHICを辞めると言い出すシーンやAve Mujicaのライブシーンなどが描かれ、続編アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』の方で詳細が続々と明らかになっています。

豊川祥子の母親は死亡キャラ

豊川祥子の母親は豊川瑞穂(声優:大原さやか)。豊川祥子の幼少期に死亡し、長く持った方だと言われていたことから、死因は病気などが考えられます。事故の場合は、少なくとも即死ではなく、しばらく病院で治療を受けていた可能性もあります。

豊川祥子の父親と祖父の関係

豊川祥子の父親は豊川清告(声優:私市淳)。豊川祥子の祖父・豊川定治(声優:てらそままさき)の指導を受けながら豊川グループで仕事を頑張っていた様子でしたが、詐欺に遭った責任を取って会社を辞めています。168億の損失を出し、豊川祥子の祖父からは豊川の人間ではないとまで言われていました。

本当にミスした場合は仕方ないですが、会社側の責任を押し付けられた可能性もあります。豊川祥子の父親は豊川家の婿養子と解釈でき、あまり良いイメージを持っていなかった豊川祥子の祖父が自分の娘(豊川祥子の母親)の死亡後、実質的に追放したケースも考えられます。

豊川祥子と赤羽の家・貧乏バイト生活

豊川グループを去ることになった豊川祥子の父親はボロアパートに住み、お酒に溺れる酒カス生活を送るようになります。豊川祥子も豪邸の実家を出て、父親が住むアパートで暮らし始めます。赤羽警察署から電話があり、路地裏で酔い潰れていた父親の身柄引受人として赤羽警察署に行くこともありました。そうすると、豊川祥子と父親の家は赤羽にあると解釈できます。

豊川祥子は貧乏な生活を支えるため、中学生の頃は新聞配達、高校生になるとコールセンターのアルバイトをしています。月ノ森の学費が高いと言うシーンもあったので、中学には行けなくなったと考察できます。祖父と一緒に裕福な暮らしをすることもできましたが、例え貧乏であっても父親のそばにいることを選択する姿勢がグッときます。

ところが、豊川祥子の父親はもう一緒に暮らせないとメッセージアプリで言い、アパートのシーンでは立派な娘がいると情けないから居なくなってくれと頼んでいました。豊川祥子の存在を否定する毒親ではなく、娘が立派すぎて自分が惨めになるという理由で、離れることを望む様子が印象的でした。それから豊川祥子はアパートを出ていき、クソ親父と言っている場面もありました。

豊川祥子のCRYCHIC脱退理由

豊川祥子はアニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』でCRYCHICを辞めるとメンバーに伝えていましたが、なぜ辞めたのか詳しい理由は不明でした。

続編アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』で描かれた過去エピソードを踏まえると、豊川祥子のCRYCHIC脱退理由は、父親から居なくなってくれと言われてバンドをできる精神状態ではなかったこと、貧乏な没落生活など、闇堕ちを招く家庭の事情が関係していると考察できます。

メンバーの前では豊川祥子を嫌いになってもおかしくないレベルのひどい態度でしたが、実は外で涙を流していました…。本当はCRYCHICを脱退したくなかったはずであり、心の弱さをメンバーに見せない様子や不憫なところなど、豊川祥子が好きになるエピソードでした。

豊川祥子と「春日影」

高松燈が作詞・豊川祥子が作曲したCRYCHICの楽曲「春日影」。豊川祥子がわたくしたちの歌と言っていたように、メンバー自身の境遇を表現していて、CRYCHICにとっては重要な楽曲となっています。

豊川祥子は脱退後も大事に想っていたと思いますが、MyGO!!!!!のライブで要楽奈が先走ってギターを弾き始め、その流れでセトリに無かった「春日影」を演奏することになり、豊川祥子は泣きながら会場を出ていきました。

「春日影」は豊川祥子がCRYCHICに対する想いを繋ぎ留めていた印象もありましたが、MyGO!!!!!の楽曲として演奏されたことによって、CRYCHICを断ち切るきっかけとなった事件とも解釈できます。「離さないでいて」の歌詞は豊川祥子にとって残酷で、影を落とす出来事という見方もできます。

ちなみに、CRYCHICを居場所と感じていた長崎そよは、なんで「春日影」やったの?とブチギレて、別のライブをする話の際には「春日影」はやらないからと強く言うシーンなどもありました。

セリフ「お幸せに」

豊川祥子が高校でピアノを弾いている際に高松燈がノートを出す場面では、豊川祥子がそれを無視して「お幸せに」と言っていました。

既に豊川祥子はCRYCHICに対する気持ちを整理しているので、当時のボーカルだった高松燈にも冷たい態度を取っていた印象です。

ここで優しくすると、家の事情でCRYCHICを脱退することになった暗い過去を思い出して、再び闇堕ちルートに戻る懸念もあったと思います。そこで、過去に見切りを付けて、Ave Mujicaの新しい活動に集中していたと考察できます。

Ave Mujica結成とオブリビオニスの意味

CRYCHICを脱退した豊川祥子はAve Mujicaを結成し、オブリビオニスというメンバー名を使用しています。オブリビオニスの意味は忘却。「我、忘却を恐れるなかれ」とライブで言っているシーン、未練を断ち切って全てを忘れる覚悟でAve Mujicaしかないと考えている描写などもありました。

未練は母親・父親と幸せになる未来、CRYCHICの活動が成功することなどが考えられ、Ave Mujica結成時にはそれを全て断ち切って、未練が無い状態にしていたと考察できます。

豊川祥子考察まとめ

『バンドリ!』豊川祥子はCRYCHIC・Ave Mujicaを作ったキャラで、母親の死亡・父親の豊川グループ追放による貧乏生活の選択など、壮絶な人生を送っていました。CRYCHICを辞めた理由は、家庭の事情でバンドを継続できる精神状態ではなかったことが関係している印象です。

豊川祥子は強がっている嫌なキャラに見えますが、実は暗い過去を背負っている不憫なところがあります。父親から居なくなってくれと言われて闇堕ちした暗い過去を断ち切り、新たに結成したAve Mujicaで頑張る豊川祥子の活動に要注目!

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