『パラライ』武雷管「FRONTIER」歌詞・英語意味&ルート66・幻影考察

『パラライ』武雷管「FRONTIER」歌詞・英語意味&ルート66・幻影考察

『パラライ』武雷管「FRONTIER」歌詞の意味を考察!

武雷管「FRONTIER」歌詞のスラング英語、曲名の意味、MVのルート66、夜叉&修羅の幻影に関する考察も掲載。

『パラライ』武雷管「FRONTIER」MV

『Paradox Live(パラライ)』武雷管「FRONTIER」MVが公開!広大な大地を貫くような道路、海辺の風景はどこかアメリカっぽさを感じます。そして、MVを見ていると「ROUTE 66」のロゴが出てくるので、アメリカにあった大陸横断道路のROUTE 66(旧国道66号線)がモチーフだと考察でき、海はアメリカ西海岸を思わせます。

ROUTE 66のロゴは角張った上側が赤色、丸い下側が青色、文字色などは白色なので、MV内のロゴとも共通性があります。

アメリカにあった有名な道路・ROUTE 66は、アメリカ産業・文化発展などの象徴、才能や努力によって成功を掴むイメージもあるので、武雷管がラップで成功して立役者となったことを表現している気もします。過去に開拓してきた道を示し、これから未開の地へ行く伝説ユニットの余裕も感じます。

MVにはバイクのカットも出てくるので、武雷管の九頭竜智生(CV.小野賢章)&辰宮晴臣(CV.諏訪部順一)がバイクで未開の地へ向かい、ツーリングを楽しんでいるイメージも湧いてきます。ガソリンスタンドはバイク旅のガソリン補給、ラップ人生で上り詰めた後の休息・バカンス、音楽のエネルギー源なども連想されます。

九頭竜智生のパートでは龍が登場するので、天才ラッパーの風格を感じます。辰宮晴臣のパートでは音楽機器・楽譜が出てくるので、楽曲作りのことが表現されている印象です。8チームのキャラが全員映し出されるシーンは激アツで、先輩が後輩を見守るような雰囲気も感じられます!

「FRONTIER」意味・読み方

FRONTIERの意味は未開の地、辺境、最先端、新分野など。FRONTIERの読み方はフロンティア。

武雷管「FRONTIER」歌詞意味考察

未開の地

武雷管「FRONTIER」歌詞は、「次はどこへ行こうか」から始まります。ラップの頂点に上り詰めた武雷管が、次の行き先をリラックスした状態で考えているイメージが湧いてきます。

今までのラップ分野は開拓済みなので、未開拓の新分野を見据えた境い目にいると解釈でき、それが曲タイトル「FRONTIER」になっていると考察できます。

「野生の勘次第」の歌詞は、九頭竜智生=竜、辰宮晴臣=辰という動物に由来する発想が出ていて、優れた感性や鋭い直感なども連想されます。

「この眼の輝きが増していく Need no サーチライト」の歌詞は、武雷管の眼はサーチライトが不要なほどに輝いていること、誰かに照らされなくても武雷管自身の感性で行き先・目的などを見つけることができるといった解釈ができそうです。

パート特徴

辰宮晴臣のパート「設計図」「ボーカルブース」「すり減らしたペン先とライムブック」は作曲やレコーディングが連想できます。そのリリックからは、辰宮晴臣の理論的なラップ・裏で計画を進めてユニットを支える雰囲気も感じられます。

九頭竜智生のパート「リロードしたら二度と戻れない 素人のうのうと泣き」「玄人なら苦労苦悩も見せず走れオフロード」は、天才的な韻の踏み方がグッときます。「俺がここにいるだけでOK」の歌詞は、絶対的存在感・華やかなイメージも伺えます。

武雷管は辰宮晴臣の土台がしっかりしているからこそ、九頭竜智生が自由に歌って、才能を遺憾なく発揮していると思うので、それが「FRONTIER」でも表現されていると感じました!

「spit」スラング英語

「この火を消したいなら 誰より必死でspitしな」の歌詞にあるspitは、スラング英語でラップの意味があり、かっこいいリリックを吐き出してみろ、武雷管を驚かせるレベルの韻の踏み方を見せてみろ ぐらいのニュアンスに解釈できます。

「皮肉にも火に油」の歌詞は、残念ながら頑張っても武雷管の火は消すことができず、むしろ武雷管はラップの勢いを増していくといった意味に解釈でき、伝説ユニットの余裕を感じます。

「アイツらが俺達をかき立てる」のところは、MVに8チームのイラストが映し出されているので、アイツら=8チームのメンバーと解釈でき、後輩から良い刺激を受けていることが伝わってきます。「残した足跡を辿りな」の歌詞も、8チームに対するメッセージと受け取れます。

「かき立てる」で武雷管を刺激できるポテンシャルが8チームにあると認めつつ、「火に油」でまだまだ追いつけないと存在感を見せつけるバランスも絶妙です!

夜叉&修羅の死亡と幻影

九頭竜智生(夜叉)は死亡説、幻影が歌っている考察もできるので、「一生錆びねぇ マイクと魂」、「THIS AIN’T NO コスプレ」(意味:これはコスプレではない)が意味深に思えてきます。

表向きは錆びていない・コスプレではない=生きているイメージです。一方で、生きた魂を宿した幻影という発想なら、確かに魂は錆びていないとはいえ、体が幻影=コスプレといった考え方もできるので、それを裏から伏線のように表現していると感じました。否定は強い肯定を意味することもあるので、コスプレではない=コスプレ=夜叉は幻影という発想も考察上は可能になっています。

辰宮晴臣(修羅)は死亡していないと思いますが、雷麺亭店主の姿ではない幻影が歌っていると解釈できるので、「過去の記憶がオレを構成する」の歌詞がそれを指している気もします。修羅の知的な頭脳を表現しつつ、過去の幻影が出ている雰囲気も感じられます。

これらは幻影を掘り下げた場合における解釈の一例にすぎず、楽曲のメインはラップの頂点に上り詰めた武雷管が未開の新分野を見据えている世界観になっています。武雷管「FRONTIER」は2024年10月23日発売のCDに収録されるので要チェック!

CD情報

「Paradox Live Opening Show -Battle of Unity- Unit A」
発売日:2024年10月23日
CD収録内容:BAE、The Cat’s Whiskers、1Nm8、獄Luck、武雷管新曲&ボイスドラマパート
特典:投票ポイント取得シリアル
Amazon店舗特典:メガジャケ

■詳細
「Paradox Live Opening Show -Battle of Unity- Unit A」商品ページ

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