『パラライ』武雷管「Let It Heat」歌詞の意味を考察!
武雷管「Let It Heat」歌詞の意味、MV・サウンド面の特徴、収録CD情報を掲載!
『パラライ』武雷管「Let It Heat」MV
『Paradox Live(パラライ)』武雷管(ぶらいかん)による楽曲「Let It Heat」MVが公開!MVには「エンジン」などの歌詞とリンクするような車が配置され、伝説ユニットに相応しい王冠や王座も出てきます。
楽曲は上品で高級なイメージ&熱量の高さがありつつ、明るいサウンドになっているのが魅力的です。九頭竜智生(夜叉)の高音&辰宮晴臣(修羅)の低音ボイス、ラップシーンの中心にいる王者らしい歌詞などもグッときます!
武雷管「Let It Heat」歌詞意味考察
武雷管「Let It Heat」歌詞では、「巻き込まれろ このデカイうねりに」と言っている部分があります。うねりは、武雷管が作った熱いラップ、武雷管の存在自体、ラップバトルが繰り広げられているところなどが該当しそうです。
「狂うような熱が まだ続く限り ホンモノは死なない」のフレーズは、伝説ユニット・武雷管には高い熱量・輝きがあり、王者の風格は簡単に失われないことが伝わってきます。「王座はKINGだけが独占」の歌詞は、最近出てきたチームが王座を目指したところで、武雷管には到底及ばないといった心の余裕も伺えます。
「俺たちが作る」と歌っている部分は、既存の優れたラップを自分のものにして高めるような発想ではなく、武雷管がヒップホップ界の中心・うねり・第一次的なラップを作るイメージがグッときます!「常にこのシーンの先駆け」などの表現もあり、武雷管がラップシーンを牽引する立場ということが伝わってきます。
「俺が羅針盤」の歌詞も同じニュアンスがあります。羅針盤は方位を知る道具なので、武雷管は他チームやファンの道しるべ・指標となる存在だと歌っている印象です。メンバー名の視点では、「羅針盤」は修羅で【羅】繋がり、「画竜点睛」は九頭竜智生で【竜】と掛けている可能性もあります。
「燃料」「エンジン」など乗り物に絡めた表現も特徴的で、武雷管が放つ熱・原動力という意味で歌われていると思います。それ以外にも、武雷管は他チームやファンを熱くさせる存在=人々の燃料・エンジンのような存在といった解釈もできそうです。他チームがしているラップは、武雷管が作った乗り物に乗っている状態にすぎず、あくまでも武雷管が中心・先導者という発想も面白いかもしれません。
「画竜点睛」は最後の肝心なところ・大事な仕上げの意味で、修羅は続けて「俺がビート打てば当然名作」と歌っています。ここは修羅パートとはいえ、夜叉の自由で天才的なポテンシャルを活かし、どんなラップが来ても、最後は修羅が完成形に仕上げるイメージが湧いてきます!
様々な視点から考察できる武雷管の新曲「Let It Heat」は、2024年3月27日発売『パラライ』3rdアルバムに収録されるので要チェック!
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