女性向け漫画『嫌いな同僚の抱き枕になりまして』『意識高い系35歳はおケイコをはじめたが…まだ誰にも溺愛されない件』配信！
ネタバレ込み感想、あらすじ内容、無料試し読み情報などを掲載。
コイパレ新作漫画2作品配信！
DMMグループのデジタルコミック出版社・CLLENNの女性向け漫画レーベル「コイパレ」より、新作横読み漫画2作品が2024年5月1日に先行配信。
『嫌いな同僚の抱き枕になりまして』は犬猿の仲のふたりが紡ぐ同居ラブストーリー。『意識高い系35歳はおケイコをはじめたが…まだ誰にも溺愛されない件』はダメンズとの恋が終わるたびに新たなスキルを身につけ、更なるハイスペック女子へとレベルアップしていく内容。
2024年5月1日時点では、それぞれ3巻まで配信中。1巻は2024年5月14日まで無料公開、2巻以降も冒頭部分の無料試し読みができる。
「コイパレ」は、「オトナが溺れる、本気の恋」がコンセプトの漫画レーベル。30～50代の女性読者をメインターゲットに、王道オフィスラブやファンタジーなど幅広いジャンルの作品を制作している。
漫画概要
嫌いな同僚の抱き枕になりまして
『嫌いな同僚の抱き枕になりまして』
公開日：2024年5月1日
著者：北乃どらりぬ
レーベル：コイパレ
・あらすじ
私の人生で一番必要なものはお金。愛や恋なんて必要ない、そう思っていたはずなのに――
倹約家の芽衣は、日々仕事に追われ恋愛とは無縁の生活を送っていた。そんなある日、自宅アパートがなんと全焼してしまう。途方に暮れていた芽衣に声をかけてきたのは、日頃から何かとぶつかってくる苦手な同僚・紗川だった！「うちに来れば？」ぶっきらぼうだけど、優しい彼の言葉に気付いたら身体をあずけていて…嫌いだったはずなのに、どこか居心地のいい紗川から離れられなくなっていく芽衣。
犬猿の仲のふたりが紡ぐ同居ラブストーリー。
・ネタバレ感想
品質管理部主任の主人公・脇尾芽衣は、会社でデキる上司だが、親の借金や弟を育てる費用によって貧乏生活を送っていた。完璧に仕事をする一面がありつつ、お金のことで苦労しているギャップがあったので、人間味のある印象も受けた。
企画部主任の紗川貴雪とはケンカばかりしていて、紗川貴雪は嫌なことしか言わないのかと思いきや、説得力のある良いことも言っていた。正面から嫌うに嫌えない要素があり、何だか憎めないところもあると感じた。
2人が居酒屋で合うシーンでは、紗川貴雪が仕事とプライベートを分けて考え、脇尾芽衣に何かあったことを察して話を聞いてくれた。頑張っていると褒めてくれる場面などでは優しさが出ており、一線を越えた際に男らしい腕などを拝むこともできるので、もはや悶絶不可避！
会社では超絶キレてくるのに、実は優秀な人材と思ってくれていたの！？責任を取ると言い出して、「養ってやるよ」は脳がとろける甘いセリフすぎないか！？…と尊み全開になってしまう魅力も！ドキドキ必至の恋愛要素だけでなく、自己肯定感が上がって承認欲求が満たされ、肩の力が抜けて癒される雰囲気もあるので要チェック！
・配信ページ
コミックシーモア
https://www.cmoa.jp/title/291624/
(C)北乃どらりぬ/CLLENN
意識高い系35歳はおケイコをはじめたが…まだ誰にも溺愛されない件
『意識高い系35歳はおケイコをはじめたが…まだ誰にも溺愛されない件』
公開日：2024年5月1日
原作：水口舞子
レーベル：コイパレ
・あらすじ
ハイスペック美人OL・一ノ瀬境子。仕事優先で結婚を後回しにしてきたけれど、覚悟を決めた35歳の春――ウソでしょ!?7年つき合った彼氏にフラれるなんて!!…だけど心機一転、元カレのことは忘れていい男を捕まえてやる！と自分磨きのために習い事を始めたら、さっそく出会ったイケメンとフォーリンラブ。今度こそ幸せになれるのね…と思ったら、相手はヤバめのダメンズだった!!
『▼しかし勇者境子はめげない、諦めない。ダメンズとの恋（バトル）が終わるたびに新たなスキルを身につけ、更なるハイスペ女子へとレベルアップしていくのだ――』私はまだまだこれからなんだから！
「次こそきっといい出会いがあります。あなたに幸あれ」
・ネタバレ感想
主人公の一ノ瀬境子(35)には、7年も付き合っている彼氏がいたが、フラれてしまう。仕事が楽しいからと彼氏に結婚を待つように言っていたので、彼氏は徐々に気持ちが他の人に向いてしまったのかと思うと、何とも言えない気持ちになる。
結婚を考えるほどの長年付き合っていた相手と別れるケースはダメージが大きく、なかなか次の恋愛に進むのが難しい場合もあると思う。すぐに切り替えて新しい恋を探す方もいるかもしれないが、とりあえず仕事や好きな趣味に没頭、自分磨きなどが考えられる中で、一ノ瀬境子は料理教室に入会していく。
そこで出会った料理講師は、やたら距離が近いチャラ男だった。一ノ瀬境子は口説かれていくが、なんと他に複数の女が…！誰にでも同じことを言ってる男だよ！と最初にツッコミ要素があり、女性の魅力を食べ物に例える甘いセリフなど、料理の先生らしい個性も出ていた。曜日別の女が登場する展開では修羅場にならず、コミカルな雰囲気でさらっと進むのも面白かった。テンポの良さと各要素の配分が絶妙だと思う。
友達の佐藤るり(27)は敗因をズバズバと指摘していくので、ある意味の清々しさがあった。一通り思ったことを言った後は、アイドルヲタ属性を炸裂させて、推しの話を勝手に始めていくのも面白い。さらにバーのマスターは優しく励ましてくれるポジションになっていた。
女主人公の失敗恋愛エピソードを主観的に見るだけでなく、第三者的な女友達がズバズバと敗因を指摘し、マスターが励ますことで話が中和されていた。受け皿の役割があることで、次の恋（バトル）が楽しみになる効果があるように感じた。主人公が恋に落ちる様子、クセが強いダメンズの個性、友達キャラの暴走ぶりなど多くの魅力があるので要注目！
・配信ページ
まんが王国
https://comic.k-manga.jp/title/198307/pv
(C)水口舞子/CLLENN
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