さよなら私のクラマー1話感想!名言・作画・周防すみれを考察

さよなら私のクラマー1話感想!名言・作画・周防すみれを考察

テレビアニメ『さよなら私のクラマー』1話感想記事です。

アニメ1話の感想付きネタバレストーリーに加え、曽志崎緑の名言シーン・周防すみれがパスを受けるシーン・作画についての考察などをお届けしています。

さよなら私のクラマー1話ネタバレ感想・考察

女子サッカー

テレビアニメ『さよなら私のクラマー』1話「みんな」では、女子サッカー選手・能見奈緒子(声優:甲斐田裕子)が記者会見をしているシーンからスタート!日本サッカーの危機に言及しているセリフが印象的でしたね。

登校シーンに変わると、恩田希(のんちゃん・声優:島袋美由利)と越前佐和(さっちゃん・声優:若山詩音)が会話をしています。そこへ、山田鉄二(声優:内山昂輝)と竹井薫(声優:逢坂良太)も登場。みんなでリフティングをした後に、高校入学式のシーンになっています。

女子サッカー×青春群青劇のストーリーが、これから幕を開けることを連想できる尊いシーンだったと言えます。

周防すみれ×曽志崎緑

OP後は、中学時代のシーンへ。周防すみれ(すーちゃん・声優:黒沢ともよ)が単独でドリブルしていき、敵チームの曽志崎緑(そんちゃん・声優:悠木碧)にカットされる展開になります。原因はチームワークの欠如だと考察できますね。

周防すみれのチームメンバーは、気楽にサッカーをしたい、周防すみれのレベルについていけないと思っていました。レベルの低い方が高い方に合わせることは絶望的で、高い方が低い方に合わせることも難しそうです。

浦和邦成高校の練習試合

その後、周防すみれと曽志崎緑は、浦和邦成高校の練習試合を見ていきます。

安達太良アリス(声優:きそひろこ)の登場っぷり、ビジュアルなどからは、『ゾンビランドサガ』山田たえのような印象を受けました…!

作画

練習試合のシーンでは、周防すみれと曽志崎緑が 柵の外からグラウンドを見ているカットもありましたが、柵から顔が出ている作画が少し気になりました。

これは、キャラクターの顔を際立たせたい意向と、柵との馴染み具合の関係で判断が難しいとも言えます。また、視聴者によっては評価が分かれそうなカットだったとも言えます。

蕨青南高校に入学

1話では、曽志崎緑は周防すみれに対して、一緒の高校やクラブチームに入ろうと言っていたシーンもありました。

その後、練習試合を観戦したハイレベルの浦和邦成高校に入学するのかと思いきや、蕨青南高校に入学しています。曽志崎緑は、流れ的に浦和でしょとツッコミを入れていましたね。

曽志崎緑の名言シーン

蕨青南高校の紅白試合が行われたシーンでは、改めて 曽志崎緑と周防すみれが 敵から同じチームになっていることを実感できました。この時点で既にエモいと言えますが、さらに 曽志崎緑が浦和ではなく周防すみれを選んでよかったなどと言っていたセリフがグッときましたね…!

広い意味では、環境ではなく人を選択すること、誰とどのように行動するのか などのメッセージを感じました。大切なことを再認識させてくれる名言シーンだと言えますね。

パス

曽志崎緑が周防すみれにキラーパスをしていたシーンでは、パスをすることが読まれていました。こぼれたボールは恩田希が拾い、白鳥綾(声優:古城門志帆)にパスをしています。それから白鳥綾がゴールを決め、オフサイドラインの上で生まれたなどと言っていました。

このストーリーを考察すると、まず優秀なフォワードにボールを集めると、敵チームもマークを強化するものです。サッカー戦略的には、マークを強化させといて、フリーになっている周りの選手にパスをするなど、揺さぶりをかけることもできました。

ところが、『さよなら私のクラマー』では、そこはメインで描きたいところではなく、パスを受けた周防すみれに「みんな」の存在を気づかせることに主眼が置かれていた と考察できます。

それは、恩田希がボールを拾った展開に加え、周防すみれが恩田希に対して 一人で行けたことを指摘し、恩田希が「みんな」でやった方が楽しいと答えたシーンからも伺えます。さらに、1話のサブタイトルも「みんな」ですので、このシーンは「みんな」の重要性をテーマにしていたと解釈できそうです。

能見奈緒子が母校へ

ED後は、恩田希と谷安昭(ナメック・声優:土屋神葉)が走っているシーンが描かれ、元日本代表の能見奈緒子が母校にやってきたシーンで1話は終了となっていました。

恩田希たちと能見奈緒子が出会うことで、何が起こるのか?今後の展開に注目です!

さよなら私のクラマー1話ネタバレ感想・考察まとめ

テレビアニメ『さよなら私のクラマー』1話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

1話では、恩田希目線のストーリー & 周防すみれ×曽志崎緑に焦点を当てたストーリー、中学時代と高校時代のストーリーを織り交ぜていましたので、少し分かりにくい場面もあった印象です。これは、原作漫画を読んだり、アニメが数話分進んだ後に見返したりすると スッキリできるかもしれません。

作画はアニメ的には怪しい雰囲気でしたが、原作のイラストを再現していました。あまりアニメ用に美化しすぎると、原作漫画で描かれている絵のタッチと かけ離れていく懸念があった と考察することもできそうです。このあたりは賛否両論ありそうですね。

ストーリーは女子サッカー×青春群青劇の物語が始まっていく序章になっていて、2話以降も観たいと思える内容でした。これから恩田希たちがどのような物語を紡いでいくのか?今後の展開を楽しみにしつつ、2話以降も視聴継続していきましょう!

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