さよなら私のクラマー2話感想!ロベカルオマージュネタ、女子サッカーの未来も

さよなら私のクラマー2話感想!ロベカルオマージュネタ、女子サッカーの未来も

テレビアニメ『さよなら私のクラマー』2話感想記事です。

アニメ2話の感想付きネタバレストーリー、蕨青南高校と久乃木学園高校の練習試合、ロベルト・カルロス氏のオマージュネタ、女子サッカーの未来に言及するシーンなどを振り返ります!

さよなら私のクラマー2話ネタバレ感想・考察

テレビアニメ『さよなら私のクラマー』2話「インパクト」では、女子サッカーの元日本代表選手・能見奈緒子(声優:甲斐田裕子)が、母校・蕨青南高校のコーチに就任していく所からスタート!

恩田希(声優:島袋美由利)が能見奈緒子を おばちゃんと言ってしまう一コマなどがあり、なまはげ能美と言われていた恐ろしさをワラビーズのメンバーが体感していきます。メンバーがミスをした際には、連帯責任で腕立て伏せをしていました。能見奈緒子のキレっぷりはコミカルで楽しい描写でしたね。

元日本代表選手に指導されるのは、お金を払ってでも体験したい幸せなことですよね。夢のような設定が実現できるのも漫画・アニメの強みだと言えます。

その後、皆が火の通っていない豚玉みたいだと言われた後、能見奈緒子の実家であるお好み焼き屋に 曽志崎緑(声優:悠木碧)・周防すみれ(声優:黒沢ともよ)などを含むメンバーたちが行くことに。能美奈緒子が美味しそうにビールを飲んでいる描写などがあった後、若い世代の育成・コーチ就任の理由を語っています。

鬼コーチの本音が聞けて、ギャップのある姿も見ることができましたので、2話冒頭の厳しいイメージが少し変わるシーンだったと思います。

久乃木学園高校と練習試合

2話では、蕨青南高校が 日本一の久乃木学園高校と練習試合をする展開も描かれていました。久乃木学園高校の監督・鷲巣兼六(声優:山路和弘)と能見奈緒子は、日本代表の頃に師弟関係だったため、そのツテで 今回の練習試合が実現しています。

浦和邦成高校の花房圭(声優:大森日雅)、桐島千花(声優:牧野由依)も練習試合を見に来ていましたね。

久乃木学園高校は、U-15でキャプテンだったフォワード・梶みずき(声優:早見沙織)、サイドバック・佃真央(声優:小市眞琴)、10番のミッドフィルダー・井藤春名(声優:石川由依)など、実力者揃いです。

鷲巣兼六は10点差以上で勝つことを条件にして、実現できなければ今後公式戦に出場できないことも語っています。厳しい条件内容になっていますが、戦力差を考えると 妥当な条件とも言えますね…。

カウンター・ポゼッションサッカー

練習試合が開始すると、蕨青南高校はディフェンスラインを下げるカウンターサッカー、久乃木学園高校はボールをキープするポゼッションサッカーの戦術をとっていることが語られています。

『さよなら私のクラマー』は、しっかりとしたサッカー戦術・知識も出てくるところが面白いですね。そして、この場面では違う戦術をとる2チームをぶつけることで、どうなるのかが気になるストーリーになっていますので、引き込まれました。ちなみに、蕨青南高校のフォーメーションは4-1-4-1で、原作漫画通りになっていました。

白鳥綾の声

周防すみれが白鳥綾(声優:古城門志帆)にパスした後のシーンでは、白鳥綾が クォラァァ!グラウンダーでよこせ!などと言っていた声が最高でしたね。

コラ!ではなく、クォラァァ!ぐらいの言いぶりが印象的で、絵が動いて声優陣の声が付くアニメの良さが出ていたシーンになっていたと言えます。

佃真央・ロベカルオマージュネタ

2話では、久乃木学園高校の佃真央がミドルシュートを打ち、恩田希が ロベカルかよ!と言っているシーンがありました。

これは、小刻みに助走を付けて 左足でボールを蹴る光景などから、元ブラジル代表選手「ロベルト・カルロス」のオマージュネタになっていると考察できますね。ロベルト・カルロス氏の選手時代は、スペインのサッカークラブ「レアル・マドリード」などで活躍し、離れた距離からの快速ミドルシュートも魅力的でした。

『さよなら私のクラマー』は、実際にいる選手をモデルにしている点も良いですね。個人的には、ロベルト・カルロス選手が出場する試合を見ていた時期に加え、ゲーム『ウイニングイレブン(略称:ウイイレ)』でロベルト・カルロス選手を使用していた記憶なども蘇りました。

井藤春名・女子サッカーの未来

佃真央がオーバーラップして周防すみれを封じる展開などが描かれた後、井藤春名が活躍する場面も 2話で描かれていました。そのハイレベルなプレイに、ワラビーズのメンバーは圧倒されていました。

また、能見奈緒子が日本一のチームを経験させることを語り、蕨青南高校の監督・深津吾朗(声優:諏訪部順一)が女子サッカーの未来を話す場面もありました。井藤春名のような優秀な選手を育てる環境など、女子サッカーの厳しい状況に言及するシーンが印象的でした。

練習試合の前半戦が7-0で終わり、恩田希が目をキラキラさせて上の世界に気づいたところで2話は終了となっていました。視野が広がった恩田希は、どう行動するのか。練習試合の後半戦はどうなるのか。3話での展開に注目です!

さよなら私のクラマー2話ネタバレ感想・考察まとめ

テレビアニメ『さよなら私のクラマー』2話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

2話では、蕨青南高校が久乃木学園高校と練習試合をして、ロベルト・カルロス氏のオマージュネタ、女子サッカーの厳しい未来に言及する一コマもありました。

3話以降の展開を楽しみにしつつ、今後も引き続き『さよなら私のクラマー』に注目していきましょう!

■関連記事
さよなら私のクラマー1話感想!名言・作画・周防すみれを考察

『さよなら私のクラマー』声優・アニメ放送日&原作漫画概要

アニメ・漫画カテゴリの最新記事