『さよなら私のクラマー』が面白い!ネタバレ感想・評価を掲載!
『さよなら私のクラマー』の面白い魅力、あらすじ内容やストーリー設定などに触れつつ、ネタバレ感想・評価をお届けしています。
『さよなら私のクラマー』とは
『さよなら私のクラマー』とは、作者:新川直司さんによる人気漫画が原作。月刊少年マガジンにて連載され、単行本は完結巻となる14巻が2021年4月1日に発売されています。
テレビアニメは2021年4月4日から放送開始、アニメ映画は2021年6月11日から劇場公開。キャストは島袋美由利さん・若山詩音さんら実力派声優陣が出演しています。
あらすじストーリーは、主人公・恩田希を中心とした女子サッカー×青春群青劇が描かれていく内容。以下より、『さよなら私のクラマー』の面白い魅力・注目ポイントなどをネタバレ紹介していきます。
『さよなら私のクラマー』が面白い!ネタバレ感想・評価
戦術
『さよなら私のクラマー』はサッカー戦術を織り交ぜたストーリーが面白い魅力の一つだと評価できます。
例えば、蕨青南高校と久乃木学園高校の練習試合では、蕨青南高校はディフェンスラインを下げるカウンターサッカー、久乃木学園高校はボールをキープするポゼッションサッカーの戦術をとっていました。フィールドのスペース、ボールを回す際のエピソードなどもあり、しっかりとしたサッカー知識が登場しています。
また、戦術・作戦のケーススタディもあります。ストーリー序盤では、恩田希に2人のマークをつけることで生じるデメリットとして、曽志崎緑がフリーになる展開が描かれていました。さらに、オフサイドなどの用語・事例も出てきます。
『さよなら私のクラマー』を見るだけでサッカー戦術・知識が身に付きますので、このあたりも作品の魅力だと言えます。
高校
『さよなら私のクラマー』は蕨青南高校・久乃木学園高校・浦和邦成高校といった、それぞれの高校によって色が違う点も見どころです。
蕨青南高校は弱小チームながら、男子とサッカーをしていた恩田希、全国レベルの曽志崎緑などがいます。久乃木学園高校は日本一の実績があり、浦和邦成高校も実力者がいます。それぞれの高校には、サッカー戦術・キャラを含めて色がありますので、高校レベルで比較しながら楽しめるところも魅力的だと評価できます。
女子サッカー
『さよなら私のクラマー』は女子サッカーの未来・環境・問題点などが描かれている点も魅力の一つです。才能のある選手を育てる環境、将来の活躍場所などに触れるストーリーもあり、女子サッカーの問題点・現状を浮き彫りにしている側面があります。
漫画・アニメの2次元作品とはいえ、リアルな部分を描く展開もありますので、そこが面白い魅力だと考察できます。
ギャグ・顔芸
『さよなら私のクラマー』の面白い魅力として、ギャグシーンが所々で描かれている点も挙げられます。シリアス展開にもできるストーリーを、あえてコミカルにしている箇所もあり、その軽快なテンポ感が好印象です。
作中では、セリフとしてギャグに持っていくこともあれば、顔芸・変顔を交えて笑いを誘うストーリーもありますので、楽しく漫画やアニメを見ることができます。そして、サッカーの魅力をコミカルに伝えているところも好感です。
オマージュ・小ネタ
『さよなら私のクラマー』はオマージュ・小ネタが盛り込まれている点も面白い魅力だと評価できます。例えば、元ブラジル代表・ロベルト・カルロス選手のオマージュ、『スラムダンク』安西先生のネタなどがあります。
知っている人には伝わる形で描かれ、知らない人がわからなくても楽しめるような配慮もありますので、こういったところも魅力的だと言えます。
泣ける名言セリフ
『さよなら私のクラマー』は泣ける名言セリフも魅力の一つ。各キャラの名言には、深く考えさせられる儚く切ないセリフから、見ただけで感動が押し寄せてくるセリフなどもあります。
また、そのセリフが泣けるために、『さよなら私のクラマー』は泣ける作品というイメージが広がっている印象を受けます。『四月は君の噓』の作者・新川直司さんが『さよなら私のクラマー』を描いているため、ほのかに伝わる世界観の類似性も影響しているのかもしれません。
そして、ギャグやサッカー戦術などに加えて、泣ける名言も織り交ぜているところが、『さよなら私のクラマー』を面白いと感じる要因になっているとも言えます。
キャラの相関関係
『さよなら私のクラマー』の面白い魅力として、各キャラの個性に加えて、仲の良いキャラ同士のカップリング、ライバルとのやりとりから目が離せない点も挙げられます。
恩田希&越前佐和・周防すみれ&曽志崎緑などは 信頼関係の側面でストーリーが動き、周防すみれ&佃真央などはライバルとして出会った際にドラマがあります。キャラ同士の相関関係・お互いの印象などは、場面によって変化していきますので、要注目です。
声優・音楽
アニメ版の『さよなら私のクラマー』は声優陣による圧巻の演技を堪能することができます。また、天馬夕役 小林愛香さんがTVアニメOP主題歌、財前奈々美役 小松未可子さんがED主題歌を歌唱しているところも注目ポイントだと言えます。
さらに、場面に合わせた劇伴音楽も魅力的で、漫画では味わえない魅力がアニメには詰まっていると評価できます。『さよなら私のクラマー』には、他にも多数の魅力・注目ポイントがありますので、要チェックです!
『さよなら私のクラマー』面白い魅力、ネタバレ感想・評価まとめ
『さよなら私のクラマー』の面白い魅力、ネタバレ感想・評価をお届けしました。
サッカー戦術・ギャグ・泣ける名言などを織り交ぜた面白いストーリー、キャラ同士の相関関係など、『さよなら私のクラマー』には多くの魅力があります。
原作漫画の単行本各巻は絶賛発売中であり、アニメ版はTVアニメと映画が展開されています。面白い魅力が詰まった女子サッカー作品『さよなら私のクラマー』に引き続き注目していきましょう!
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