アニメ『逆転世界ノ電池少女』2話感想・考察!
2話の感想付きネタバレストーリー、おでん缶、赤城りんの過去、田中さんの登場シーン、Gガンダム 自由の女神砲&スパロボのオマージュネタについての考察もお届けしています。
逆転世界ノ電池少女2話ネタバレ感想・考察
おでん缶
オリジナルアニメ『逆転世界ノ電池少女』2話「きみを(なんとか)信じたい!」の冒頭では、久導細道がアラハバキでおでん缶を貰っていました。
秋葉原名物・おでん缶を秋葉原の象徴として登場させていたと言えますが、少し前の価値観といった印象も受けますね。それもあって、おでん缶が復刻版になっていたのかもしれません。
おでん缶のブームが去って、最近買っていない視聴者に思い出してもらう一面もあったと言えます。
赤城りんの過去
2話では、赤城りんが特撮アニメ・ザバーンを好きだと語る場面もありました。その際に、家を失って、家族と離れ離れになった過去話に加え、再会を願っていることも明かしています。
これがザバーンのストーリーと同じであることから、自分の境遇と重ねていました。ザバーンは辛い過去を背負って前向きに生きていく世界観だと言えますので、それに勇気をもらって、今の赤城りんを突き動かしている印象も受けました。
1話では、テンションで電池ゲージが左右するなど、明るくかわいい一面が出ていましたので、それとの対比が印象的でした。
田中さん
宗方安寿がお金目当てで、久導細道をパイロットにしようとする場面も2話内にありました。宗方安寿はお金に目がない人物のため、絶好の機会だと思っている様子でした。雰囲気的には、法定利息に換算すれば、既に借金返済は終わっていそうな気もしますね…。
そして、バルザック山田の声で、アラハバキ総司令・田中さんが入室してくる展開も描かれています。田中さんはマスコットキャラクターのようなかわいい見た目でしたので、笑いを誘うような面白いシーンでした!
また、バルザック山田にコソコソと話して、内容を伝えてもらう展開もコミカルでしたね。中の人が着ぐるみを着ている印象でしたので、今後素顔を出すのかも気になります!
ロボドン・ときめきEMPTY
2話では、久導細道がメガネを外してホストモードになり、赤城りんに壁ドンならぬロボドンをするシーンも描かれていました。手を当てる部分がロボットだったことに合わせた言い方だったとはいえ、ロボドンは斬新な響きでした!
そして、ガランドールは乗り込む電池少女によって、姿が変わることも語られています。メカの姿が電池少女の個性で変化する設定は面白いですね。
その後、アカツキ専用伽藍・鳳凰が現れて、臨戦態勢になっています。ところが 赤城りんのメカは、ときめきEMPTYになり、動きませんでした。ときめきが動力源になっている点も面白く、『逆転世界ノ電池少女』は設定が良く練られている印象も受けました。
なお、赤城りんのときめきが足りないのは、久導細道が乗り気ではないことを気づいていたことが影響していました。女の子キャラの乙女心・繊細な一面、なかなか一筋縄ではいかない様子が印象的でした。
久導細道の視点では、思わせぶりな態度で人間は騙せても、電池少女は騙せない。ホストではうまくいっても、メカに乗るときはうまくいかない。このあたりの絶妙な空気感がグッときました!
Gガンダム自由の女神砲&スパロボ
ニューヨークにある自由の女神像っぽいものからビームが出ていく場面も2話内にありました。これは『機動武闘伝Gガンダム』自由の女神砲が元ネタでしょうね!その後、鉄塔のオブジェが倒れて敵に当たり、ダメージを与えています。
さらに、ミニロボットが動くシーンなどもありました。メカの機体や動きなどを見ていると、各ガンダムシリーズやスーパーロボット大戦(スパロボ)のオマージュ?といった印象も受けました。
『逆転世界ノ電池少女』は元ネタ&オマージュネタ、少し前の古いネタ・モノが出てくる作風が面白いですね。古き良き文化を令和の時代にあえて伝えているとも考察できそうです。3話以降も要チェックです!
逆転世界ノ電池少女2話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『逆転世界ノ電池少女』2話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
2話では、赤城りんの過去が明かされ、ときめきEMPTYになっていく展開などが描かれていました。また、Gガンダム 自由の女神砲&スパロボのオマージュネタも盛り込まれていた印象です。
『逆転世界ノ電池少女』はそれぞれの設定、シリアス&ギャグ・オマージュネタのバランスなどが良く練られた面白いアニメで、楽しく視聴できるところが良いですね。ぜひ3話以降も視聴継続していきましょう!
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