アニメ『エガオノダイカ』OP「エガオノカナタ」の歌詞やオープニング映像、タイトルの意味について、感想付きで考察しています。
また、シングル収録曲、作詞・作曲者、シングル発売日についてもご紹介しています。
それでは早速見ていきましょう!
アニメ『エガオノダイカ』OP「エガオノカナタ」chiho feat. majiko
「エガオノカナタ」はH△G(ハグ)のボーカリストchihoさんとネット発のボーカリストmajikoさんによる美声が、聴く者の心を洗ってくれますね。半音気味にかかった美しい歌声が、切なさを増している印象です。
深みのある歌詞や、巧みな曲構成、センスの良いメロディー、ボーカルの圧倒的歌唱力など、どれをとっても素晴らしく、中毒性のある神曲だと言えます。
オープニング映像感想・考察
植物の芽
アニメ『エガオノダイカ』のオープニング映像を見ていると、植物の芽が伸びていき、途中で萎れているような箇所が目に飛び込んできます。
これは、ユウキたちが笑顔を浮かべて頑張っていく様子や、壁にぶち当たることを表現しているような気がしますね。
また、ユウキは、ひまわりを育てていましたが、王宮から離れてひまわりの水やりが出来なくなる様子を表現しているようにも思います。さらに、ヨシュアの死亡も表現されているのかもしれませんね。
遺影
アニメ『エガオノダイカ』のオープニング映像では、「王国側・帝国側の登場人物がそれぞれ映し出される箇所」があります。
ストーリーが進んでいくと、要人の死亡が続いていきますので、「遺影」のようにも思えて辛くなりますね…。
ひまわりの花言葉から考察
アニメ『エガオノダイカ』のオープニング映像のラストシーンでは、大輪のひまわりの中で、ユウキとステラが手を取り合っています。
この点につき、ひまわりの花言葉から考察してみましょう。「ひまわり」の花言葉は「あなただけを見つめる」、「大輪のひまわり」の花言葉は、「偽りの愛」です。
これらの花言葉から考察すると、周りには戦争や騙しなどの「偽りの愛」が溢れていますが、ユウキとステラだけは「あなただけを見つめる」という状態にあると考えることができそうですね。
また、2人は手を取り合って新世界を創っていくことも表現しているような気がしてきます。
曲タイトル「エガオノカナタ」の意味を考察
ここでは、タイトルの意味について考察しています。
「笑顔の彼方」
「エガオノカナタ」を漢字表記にすると、「笑顔の彼方」となりそうですが、あえてカタカナ表記にすることによって、含みを持たせたタイトルになっています。
なお、「彼方」には「あちら、むこう、離れた場所や方向」などの意味があります。これは、「笑顔」の向こう側に、「何か」があることを示唆していますね。
この「何か」には、暗い意味と、明るい意味が含まれているように思います。
暗い意味
暗い意味としては、「笑顔」の向こう側にある「人、街、ロボットの機体」の「傷、犠牲、被害」などが考えられます。
(例) 王国側の主人公・ユウキの「笑顔」を守るために、「戦場で奮起してあえなく命を落とした兵士」。王国民の存命という意味での「笑顔」を守るために「街を手放す」展開。
明るい意味
明るい意味としては、「一人の笑顔」の向こう側にある「別の人物の笑顔」、「日々の中で人々が笑うこと」の先にある「明るい未来・ビジョン」などが考えられます。
(例) 「ユウキの笑顔」の向こう側にある「ステラの笑顔」。「日々の中で人々が見せる小さな笑顔」の先にある「戦争が終焉した新世界」。
「エガオノカナタ」歌詞感想・考察
村の大人に無垢に笑いかける
ここは、ユウキのことを表現した歌詞ですね。
アニメ『エガオノダイカ』のストーリー内で、「12歳の少女・ユウキ」が「村の大人に無垢に笑いかける」シーンがありますので、ユウキのことを的確に表現しているように思います。
ストーリー序盤のユウキは何も知らされずに、大人に対して無垢に笑いかけていました。ストーリーが進むと、ユウキは残酷な現実を知っていきます。
しかし、ユウキはどんな困難な状況に追い込まれたとしても、人々の命を最優先に行動しています。独自の兵法まで身に付けていましたね。
これも全て、「村の大人に無垢に笑いかける」ためだと考えることができますね!
過去の傷をえくぼで覆う
ここは、ステラのことを表現した歌詞ですね。ステラは家庭環境が複雑であり、笑うことで自分を守っていました。
この歌詞は、そんなステラの様子を巧みに表現していると思いますね。
ユウキとステラの歌詞を見比べてみると、それぞれの「笑顔」が対比されていることがわかりますね。ユウキは「明・攻・表・光」などが当てはまり、ステラは「暗・守・裏・闇」などが当てはまりそうですね。
現実は残酷でも涙を代価にして
アニメ『エガオノダイカ』OP「エガオノカナタ」の中で、最も筆者の胸に突き刺さった歌詞です。まさに、アニメ『エガオノダイカ』という作品観を表現している歌詞だと思います。
「現実は残酷」というのは、例えば大切な仲間の死亡や、王国側の領土縮小などが思い当たりますね。
しかし、涙を代価にして前向きに進んでいく様子が伺えますね。
いつか心から笑い合おう、君と。
ユウキとステラは、アニメ『エガオノダイカ』のストーリー内で、それぞれ辛い想いをしていきます。
各場面で、ユウキとステラは異なる「笑顔」を見せていますが、この2人の笑顔が重なることで、心から笑い合える結末が予想されますね。
ストーリー中盤は、視聴者的にも辛いシリアス展開が続いていましたので、最終話までには、「嘘の笑顔」ではなく、「真実の笑顔」が見たいところですね。
シングル収録曲・作詞・作曲者一覧
①「エガオノカナタ」作詞:牧野圭祐・H△G 作曲・編曲:宮田“レフティ”リョウ
②「星巡讃歌」作詞:H△G 作曲・編曲:宮田“レフティ”リョウ
③「エガオノカナタ」(Off Vocal)
④「星巡讃歌」(Off Vocal)
発売日
アニメ『エガオノダイカ』OP「エガオノカナタ」の発売日は、2019年1月23日です。
絶賛発売中ですので、是非ゲットしてフルで聴いてみて下さいね!
まとめ アニメ『エガオノダイカ』OP「エガオノカナタ」を聴こう!
アニメ『エガオノダイカ』OP「エガオノカナタ」の歌詞やオープニング映像、タイトルの意味について、感想付きで考察してきました。
「エガオノカナタ」の歌詞には、アニメ『エガオノダイカ』の世界観が巧みに詰め込まれており、しっかり歌詞考察をしてみると、とても深みがあることがわかります。
また、「エガオノカナタ」を聴いていると、アニメ『エガオノダイカ』のシーンが、走馬灯のように頭の中を駆け巡ってきます。
そんな「エガオノカナタ」は、巧みな曲構成や、センスの良いメロディー、ボーカルの圧倒的歌唱力などもイチオシポイントですので、是非聴き込んでみて下さいね!
以上、アニメ『エガオノダイカ』OP「エガオノカナタ」についてでした!
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