パラライアニメ11話挿入歌・幻影武雷管「Trauma」歌詞の違和感をネタバレ考察。
幻影武雷管「Trauma」歌詞の意味、これまでにリリースされた武雷管の楽曲との違いも考察していきます。
パラライアニメ11話挿入歌
アニメ『Paradox Live THE ANIMATION』11話挿入歌は幻影武雷管「Trauma」。武雷管ではなく幻影武雷管がアーティスト表記になっているのが特徴的です。
武雷管の楽曲は「BURAIKAN is Back」「Road to Legend」「DO or DIE」、アニメED主題歌「Every Day Every Night」などがありますが、伝説ユニットらしい貫禄と他ユニットを先導するような歌詞世界になっていたと思います。
ところが、幻影武雷管「Trauma」は歪な角度からアプローチしている印象があり、幻影に溺れるような歌詞、不穏なサウンドも違和感があります。アニメ11話で「Trauma」が披露されている時、本物の修羅は裏で博士の悪巧みを止めるように動いていました。最終回12話ではステージにいた武雷管メンバー・夜叉&修羅が、ファントメタルで作り出された幻影ということも判明しています。
それを踏まえると、11話挿入歌「Trauma」は本物の武雷管が作った楽曲ではなく、アルタートリガー社の博士が幻影武雷管に歌わせていた可能性も考えられます。
幻影武雷管「Trauma」歌詞意味考察
パラライアニメ11話挿入歌・幻影武雷管「Trauma」歌詞では、真実に導き、この世界に取り込み、記憶を解き放ってやるような内容も出てきます。高みに導くのではなく、怪しげな世界に取り込む雰囲気が滲み出ている印象です。
アルタートリガー社の博士がファントメタルによる人類意識の統合を目論み、個人の記憶をファントメタルに溶かして1つにする計画を考えていたので、それが「Trauma」歌詞にも反映されている気がします。
こびりついた醜い現実を忘れ去りたいんだろうと一方的に決め付ける歌詞世界も違和感があります。醜い現実とは人間の孤独・苦しみで、それを解放するために博士が動いていたことが連想されます。現実を忘れ去ることはファントメタルによる個人の統一と繋がるので、博士の考えが歌詞で表現されていると考察できます。
幻影に溺れるように誘い、幻影の虜になるようなメッセージからも、本物の武雷管はこんなことを言うはずがないと指摘できます。伝説の輝きを放っている武雷管が自分たちのところまで来いと先導することはあっても、幻影に落とすような雰囲気で歌うことはないと思います。
武雷管の新曲が幻影武雷管として新登場すること自体は、斬新なアニメオリジナル要素で面白いと感じました!幻影武雷管「Trauma」が流れたシーンは11話感想記事、博士が幻影ライブの目的などを明かしたシーンは12話感想記事をチェック!
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