アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペーシアン&アーシアン・宇宙&地球戦争ネタバレ考察。
水星の魔女でスペーシアンとアーシアンの格差や対立理由はなぜなのか、宇宙&地球戦争についても考察していく。
ガンダム水星の魔女
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、女性主人公のガンダムシリーズ最新作。シーズン1が2022年10月から、シーズン2が2023年4月から放送されている。企画・制作はサンライズ、声優は市ノ瀬加那さん・Lynnさんらが出演。
キャラクターの丁寧な心理描写、正体や目的が気になる伏線の張り方などを含めた面白いストーリー構成などで視聴者を魅了している。
舞台は宇宙にある学園・宇宙空間・地球など。モビルスーツに乗ったパイロット同士が学園で決闘する描写、宇宙&地球で戦闘シーンが描かれることもある。
スペーシアン&アーシアン
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』では、スペーシアン&アーシアンと呼ばれるカテゴリーがある。
スペーシアンとは、宇宙居住者の意味。アーシアンとは、地球居住者の意味。定義としては居住場所で区別していることになるが、地球から進学してきた地球寮の生徒達がアーシアンと呼ばれる場合もある。
スペーシアン&アーシアンの対立理由は、宇宙産業の発展で経済格差が生まれ、確執ができている点が関係している。スペーシアンは宇宙開発事業を推進してお金と物資を握っている一方で、地球に住むアーシアンは裕福とは言えない生活を強いられている。
ただし、地球寮にいる生徒は宇宙にある学校・アスティカシア高等専門学園に進学しているので、アーシアンの中では上流の方だと考察できる。
スペーシアンはアーシアンに嫌がらせ・いじめをするシーンもある。逆にアーシアンがスペーシアンに反攻することもあり、ピンク髪のチュチュは特にスペーシアンへの反抗心が強い。
宇宙&地球戦争
スペーシアン&アーシアンの対立構造は、宇宙&地球の戦争に発展する可能性もある。アーシアンが地球から宇宙に乗り込む展開、スペーシアンが地球でアーシアンを鎮圧しようとするシーンも既に描かれている。
また、スペーシアンは宇宙開発事業の莫大な費用を裏で支える戦争シェアリングで、地球の紛争をビジネス的にコントロールしている。戦争シェアリングは、メタルギアソリッド4(MGS4)の戦争経済っぽいイメージがあり、企業の代理戦争としての側面も感じられる。
シャディクは戦争シェアリングを壊したいと考えており、地球にお金と物資を与えて、力配分の均衡を目論んでいる。仮に実現した場合は経済格差が無くなり、差別意識が薄れていく可能性もある。将来的に協力関係となり、両者が戦争しないルートも考えられる。
ただし、スペーシアン&アーシアンが同じ戦力で緊張状態となるので、宇宙&地球の全面戦争が勃発する危険性もある。経済格差が広がっているスペーシアン&アーシアンの関係、戦争経済などの結末がどうなるのか気になるところである。
スペーシアン&アーシアン・宇宙&地球戦争まとめ
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペーシアン&アーシアン・宇宙&地球戦争をネタバレ考察した。
スペーシアンは宇宙居住者、アーシアンは地球居住者の意味。宇宙産業の発展で経済格差が生まれ、対立構造になっている。アーシアンによるテロ行為、スペーシアンによる鎮圧シーンも描かれ、溝が深いことが伺える。
宇宙&地球の戦争が勃発するか、戦争シェアリングがどうなるか、戦争しない平和な世界が来るのかなどは様々な考察が可能。最終回までにどんなストーリーが描かれるのか楽しみにしつつ、今後の展開に是非注目していきたい。
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