『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スレッタ障害今後どうなる&情報熱学的エントロピー考察。
情報熱学的エントロピーとは何なのかを確認し、スレッタが障害を抱えた理由や今後どうなるかを考察していく。
情報熱学的エントロピー
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』情報熱学的エントロピーは、2期最終回24話で出てきた新用語。体が真っ赤になったスレッタ・マーキュリーをチェックしたハロは、データストームによる情報熱学的エントロピーが増大しており、身体へのダメージは危険レベルに達していると判断していた。
エントロピーの増大とは、無秩序・乱雑さ・不可逆性などが増大している状態。すなわち、スレッタはデータストームの負荷が掛かり過ぎて、体が激しく荒れている状態ということになる。
不可逆性の増大は元に戻らない危険の増大を意味するので、データストームによるダメージが体に蓄積されて、何らかの障害・後遺症が残る可能性も高くなっていたと考察できる。
3年後のプロスぺラ・マーキュリー(エルノラ・サマヤ)は、データストーム汚染の影響で車椅子になっていたので、元に戻らない不可逆性が高いレベルに達して、歩けなくなったと解釈できる。
スレッタも障害を抱えているが、何とか歩いているようにも見えたシーン、近くに松葉杖が置かれている場面も描かれていた。プロスぺラとは違い、脚は完全にダメになっていないことがわかる。
スレッタ障害今後どうなる
今後を考える前提として、スレッタが障害を抱えた理由を振り返ると、スレッタは情報熱学的エントロピーが増大した後もガンダム・キャリバーンに乗って、パーメットスコアを上げている。
そして、スレッタはガンダム・エアリアルやエリクト・サマヤ達と共に、L1惑星間レーザー送電システムILTSを停止させていた。それらの影響で、データストームの負荷が掛かっていたスレッタは障害を抱えることになった。大きな力を発揮した代わりに、障害の代償が出たということになる。
障害を抱えたスレッタは今後どうなるのか。2期最終回24話ラストのスレッタは障害を抱えながらも、松葉杖無しで歩くリハビリをしていたように見えたので、今後はリハビリ次第で松葉杖が不要になる可能性もある。
また、スレッタは首の後ろに電子機器を付けていたので、身体機能拡張技術GUNDの医療機器が使用されていると解釈できる。スレッタの障害が一切無い状態にまで回復するのは難しいかもしれないが、GUND医療機器を使いながら生活していくと考察することもできる。
スレッタはGUNDが軍事転用されたGUNDフォーマットを搭載したガンダムに乗った後、GUND本来の医療機器を使用している状況だと考察できるので、最終的にヴァナディース機関&株式会社ガンダムの理念を体現している存在という見方もできる。
水星に学校を作り、これから地球に学校を作ることも伺えたので、今後スレッタはミオリネ・レンブラン達と楽しく過ごしながら、地球の学校建設に向けて頑張っていくと考察できる。
スレッタ障害まとめ
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スレッタはデータストームの負荷でダメージを受け、松葉杖&医療機器が必要なレベルで障害を負ったと考察できる。
スレッタの障害が全部無くなるのは難しいかもしれないが、回復の兆しは伺えた。今後のスレッタはGUND医療機器を使いながら生活し、地球に学校を作っていくことも考えられる。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』はスレッタが今後どうなるか気になる怒涛の展開、独自の用語や設定を含めて面白いアニメなので、これから何度も見返していきたい。
コメントを書く