ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)11話感想!旭川の実家&札幌のカフェ、学校&ラスボスも

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)11話感想!旭川の実家&札幌のカフェ、学校&ラスボスも

アニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』11話感想記事です。

アニメ11話の感想付きネタバレストーリー、旭川の実家&札幌のカフェに行く展開、学校で沙優が真坂結子と向き合う場面、ラスボス・母親の登場シーンなどを振り返ります!

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』11話ネタバレ感想

札幌のカフェ


テレビアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』

テレビアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』11話「覚悟」では、沙優が吉田&一颯と一緒に、実家のある北海道へ飛行機で向かっていました。結城あさみが優しく送り出す展開もあり、そのあたたかさが心に染みましたね。

北海道に到着後は、一颯が会社の札幌支社に寄っている間、沙優と吉田がカフェで話すシーンになっています。吉田はオシャレなカフェは初めてだと言っていましたが、沙優が飛行機に乗るのが初めてだと語るセリフとの繋がりを感じましたね。

カフェでは、沙優が放課後はすぐ家に帰っていたこと、休日も母親の方針で家から出してもらえないことが多かったことを明かしています。放課後に友達と遊ぶことも無かった沙優の生活を想像するだけで、胸が締め付けられました…。

学校

11話では、一颯が沙優に対して 直接実家に向かっていいかを訊くと、沙優は学校に寄ってほしいと言っていました。学校では、沙優が吉田を連れて校内に入っていくシーンになっています。

吉田は不法侵入を気にしている様子でしたが、どんどん進む沙優に押し切られている様子でしたね。倫理観・常識を気にしつつ、最後まで沙優の面倒を見るという責任を果たす気持ちも関係していた印象です。

屋上

2人が校舎内を通って屋上に向かうと、沙優が真坂結子との記憶を思い出し、震えています。気が狂いそうになりながらも大丈夫と言って進んでいく沙優。全部が終わって始まったと語り、真坂結子が死亡したのは自分のせいだと責めていくシーンは胸が苦しくなりました…。

吉田はお互いに思い合いすぎていたこと、沙優自身が沙優を許すように言い、優しく寄り添っています。吉田は沙優が道を踏み外しそうになったら正しい方向に導くような存在で、沙優が進みたいと思っているレールに乗せてあげるところが好感ですね。

その後、沙優は号泣して気持ちが落ち着くと、凛々しい顔になっています。真坂結子の件としっかり向き合い、気持ちが整理できたことが伺えました。沙優はトラウマに自ら突っ込み、吉田の力を借りながらも自分で克服していくところが推せます。

苦しくて辛くて怖くて忘れたい過去の蓋をこじ開け、しんどい思いをしながらも前向きに考えていこうとする沙優を見ていると、自分も何か嫌なことがあっても立ち向かおうと思いましたね。家出の流れも踏まえると、辛いことは一旦逃げて休み、時間を空けて向き合うこともできる という選択肢を教えてくれた気がします。


原作小説最終5巻(アニメ11話の内容を収録)

旭川の実家・ラスボス

11話ラストは、沙優たちが旭川の実家に向かっていました。沙優は勇気を出して、決着をつけようと思いながら家の中に入っています。

そしてラスボスとも言える母親が現れ、沙優を無言でビンタしていました…。厳しい態度を示すことは予想できたとはいえ、先制攻撃の無言ビンタとは中々に手強いですね。

沙優が辛い想いをしながらも覚悟を決めて帰ってきて、学校のシーンなどで沙優に感情移入した直後ですので、なんてひどい母親だ!といった印象もありました。一方で、母親は父親に捨てられている過去もありますので、複雑な気持ちにもなりましたね…。

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』11話ネタバレ感想まとめ

アニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』11話のネタバレ感想をお届けしました。

11話では、学校で沙優が真坂結子と向き合う場面、旭川の実家で母親が無言ビンタをするシーンなどが描かれていました。

沙優がトラウマとしっかり向き合って覚悟を決める展開にはグッときましたね。次に沙優が向き合うのは母親。どのような展開になるのかを楽しみにしつつ、ぜひ12話以降も視聴継続していきましょう!

©しめさば・KADOKAWA/『ひげひろ』製作委員会

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