漫画『彼女、お借りします』(かのかり)230話ネタバレ感想!
230話で描かれた責任転嫁・誘惑のセリフなどを考察!
彼女お借りします(かのかり)230話ネタバレ感想・考察
責任転嫁
漫画『彼女、お借りします』(かのかり)230話では、七海麻美が水原千鶴に正気なのかと言い、完全ブチギレモードになっていました。水原千鶴は七海麻美が秘密の約束を破っていることに言及し、七海麻美は責任転嫁と言い返すなど、かのかり抗争が勃発!
七海麻美は水原千鶴のプロフィールページを見せる方法を取っていましたので、直接話す方法ではない意味で形式的には秘密を守っているとも言えます。しかし、やっていることは暴露そのもので、実質的には約束を破っている状況です。そう考えると、水原千鶴のセリフは共感できる内容でした。
七海麻美の責任転嫁というのは、語弊がありますね…。仮に水原千鶴が自分に一切の責任が無く、悪いのは全て七海麻美だと言った場合は責任転嫁となります。今回の水原千鶴は自分のしたことを反省しつつ、それとは別に七海麻美こそ責められてもおかしくないことあるよね?と指摘しただけです。よって、厳密には水原千鶴は責任転嫁をしていないと思います。
ただし、水原千鶴が謝罪したのは言い返した後でした。七海麻美はキレている際中に口答えされたので、つい責任転嫁と言ってしまった気持ちはわからなくもないです。
誘惑
230話では、七海麻美が水原千鶴は木ノ下和也を誘惑していると指摘するシーンもありました。水原千鶴は木ノ下和也に頼まれて、様々な流れで一線を超えてきました。水原千鶴が主体的に動き、固定客を捕まえる意味で誘惑してきたわけではありませんので、七海麻美は暴走しすぎている印象も受けました。
ただし、七海麻美の感覚からすれば、キャストが客を誘惑しているように見えるのもわかります。だとしても、キスは七海麻美がやれと言ったからこそしたのであって、本来するつもりはなかったはずです。そう考えると、七海麻美は誤解している部分もあると指摘できそうです。
貴方こそ
七海麻美が事務所に電話しそうになった時に、水原千鶴が貴方こそ変だと指摘するシーンも230話で描かれていました。229話のラストに書かれていた「貴方こそ」はこのシーンを指していたわけですね。
そして、水原千鶴が七海麻美の本心はどうなのかと指摘した後、七海麻美は黙り込んでいました。事務所に電話せず、冷静になっていたことから、水原千鶴の言うことは一理あると思ったのかもしれません。
七海麻美は木ノ下和也を好きで、水原千鶴に取られて悔しい感情が心の奥に眠っている可能性も考えられます。レンタル彼女と客が一線を超えるのは常識的におかしい!という怒りの感情が強いことによって、好きな気持ちが隠れているにすぎない場合もありそうです。
今回の水原千鶴 VS 七海麻美の言い合いにあえて勝敗をつけるなら、水原千鶴の勝利ということになりそうです。ただし、水原千鶴は言い過ぎてしまったと思っている雰囲気もあり、七海麻美が言っているセリフも全部が意味不明な内容とは言い切れないものでしたので、勝敗をつける事柄ではないとも言えます。
部屋
230話では、木ノ下和也が水原千鶴とのキスを思い出すシーンもありました。やや誇張された表現も使用されていましたが、好きな相手とのキスはそれだけの破壊力がありますので、共感できました。
ラストシーンでは、木ノ下和也が水原千鶴の部屋に向かっていました。2人だけの空間が出来上がっていますので、改めて正式な告白をするチャンスとも言えます。水原千鶴は七海麻美に言われたこと、キスに関する話をしそうな気もします。
彼女お借りします(かのかり)230話ネタバレ感想・考察まとめ
漫画『彼女、お借りします』(かのかり)230話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
230話では、水原千鶴 VS 七海麻美の言い合いが白熱化し、一体どうなってしまうのか?と目が離せない展開が描かれていました。
七海麻美は深層心理レベルでは木ノ下和也を好きなのか、本当はどうしたいのか?2人きりになった水原千鶴&木ノ下和也は何を話すのか?231話以降も要チェックです!
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