その着せ替え人形は恋をする1話感想!名言・神作画・原作漫画との違い考察

その着せ替え人形は恋をする1話感想!名言・神作画・原作漫画との違い考察

アニメ『その着せ替え人形は恋をする』1話感想・考察!

1話の感想付きネタバレストーリー、名言、神作画、原作漫画との違いについての考察もお届けしています。

その着せ替え人形は恋をする1話ネタバレ感想・考察

神作画

アニメ『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』1話「自分とは真逆の世界で生きている人」の冒頭では、幼い新菜(声優:高柳知葉)が雛人形に見惚れていました。雛人形は繊細な作画が目を惹きましたね。

その後、高校生になった五条新菜(声優:石毛翔弥)が、雛人形に話し掛けてニンマリしていました。五条新菜は雛人形に惚れ込んでおり、大切にしていることも伝わる場面でした。アニメファン目線では、部屋に飾ってあるグッズなどを見て和んでいる状況と似てる印象も受けます。

それから祖父・五条薫(声優:斧アツシ)とご飯を食べる場面になり、魚・煮物・ご飯・味噌汁の料理が映し出されています。料理の作画も綺麗で、丁寧に制作されていることがわかるシーンでした。

『その着せ替え人形は恋をする』はキャラ・美術背景を含めて神作画ですので、視聴していて目が幸せになります。上記シーン以外にも、棚に飾ってある置物、壁に掛けられている絵、タンス、机、階段なども美麗イラストになっています。建物内にある柱の木目もしっかりと描かれており、配色&影の付け方も圧巻です。

アニメーション制作のCloverWorks、美術のアートチーム・コンボイ、それぞれのアニメーターさんなどによって丁寧に作り込まれていますので、2話以降も安定した作画になることが予想されます。

原作漫画との違い

アニメ『その着せ替え人形は恋をする』は、原作漫画のストーリーに準拠しつつ、一部の場面では追加・変更シーンもありました。

追加シーンとしては、五条新菜が埼玉県さいたま市の岩槻駅に向かう展開、喜多川海夢(声優:直田姫奈)が空中を浮かんでいる場面が挙げられます。駅のシーンはアニメ聖地の要素を盛り込み、喜多川海夢の登場シーンはアニメ映像でキャラが動く特性を活かしていたと言えます。

変更シーンとしては、生徒の会話におけるセリフが挙げられます。漫画では かっこよかったと言っているところ、アニメでは 作画も神というセリフに変わっていました。これは、もしかしたら丁寧で繊細な作画に注目してほしいという裏メッセージなのかもしれませんね。

どれも大きなストーリーの流れは原作漫画通りに描き、細かなところでアニメならではの良さが出ていた印象です。

名言シーン

1話では、喜多川海夢がイケメン(声優:渡辺鉱)とのやり取りを話すシーンも描かれていました。喜多川海夢は人の好きなものバカにすんなよ、と言っていましたが、これは名言ですね。さらに、「なんとか」と くくられたことに腹を立てるシーンもグッときました。

推しキャラ・好きな作品を雑に扱われると、あまり良い気分にはなりませんので、共感できるシーンでした。その人が好きなものは尊重するべきだ、というメッセージ性のある名言・名シーンだと言えます。

また、五条新菜が掃除を押し付けられるシーンでは、喜多川海夢が自分の気持ちは自分の為に言わなきゃダメ、と名言を言っていました。自分が嫌なのに、本音を隠して、相手が喜ぶ行動をとる必要は無い。自分を大事にしなきゃ。そういった内容が伝わるセリフでしたね。

そして、コスプレは推しへの想いを全力でアピれるという内容のセリフも印象的でした。コスプレイヤー・2次元作品ファンの気持ちを代弁するかのような名言で、共感できる内容になっていました。

これらの名言は、漫画でも太字のセリフや大きなコマになっているシーンですので、アニメでも強調させて はっきりと内容がわかるように配慮されていた印象です。

雛人形・謝罪

五条新菜が雛人形に話し掛け、喜多川海夢が目撃する場面も1話内にありました。最初は演出的にドン引きな雰囲気を思わせつつ、実際は褒めているところが良かったですね。喜多川海夢は 人の好きなものをバカにしてはいけないと考えているキャラですので、褒める展開にも頷けます。

その後、喜多川海夢が作りかけのコスプレ衣装に着替えると、五条新菜は縫い方などで、ついダメ出しをしていました。普段からこだわりを持って雛人形作りに打ち込んでいることもあって、職人肌が出ていたと言えます。

それから五条新菜は土下座で謝罪していました。この場面は、クラスの人気者・喜多川海夢と話してしまい、ダメ出しまでしてしまった…気まずい….という気持ちが伝わり、その声が印象的でした。

黒江雫たん

1話では、喜多川海夢が五条新菜に対して、コスプレ衣装を作ってほしいと頼む場面もありました。目がきらりと光るシーン、嬉しそうにしている様子などが魅力的でした!

最後は、喜多川海夢が好きな作品名&推しキャラ・黒江雫たん の名前を言い、五条新菜が固まっているところで終わっていました。強烈な作品名、五条新菜の反応が面白いシーンでしたね。

その着せ替え人形は恋をする1話ネタバレ感想・考察まとめ

アニメ『その着せ替え人形は恋をする』1話の感想・考察をお届けしました。

1話では、五条新菜が雛人形に話し掛ける場面、喜多川海夢のコスプレ趣味が明かされるシーンなどが描かれ、名言シーンも多数盛り込まれていました。

『その着せ替え人形は恋をする』は神作画、原作に準拠したストーリー、軽快に進んでいくテンポ感、コスプレ・ラブコメ要素などが魅力的ですので、2話以降もぜひ視聴継続していきましょう!

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