アニメ『その着せ替え人形は恋をする』2話感想・考察!
2話の感想付きネタバレストーリー、セリフの動き、『パラライ』アン、漫画との比較考察もお届けしています。
その着せ替え人形は恋をする2話ネタバレ感想・考察
セリフの動き
アニメ『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』2話「さっそく、しよっか?」では、喜多川海夢が好きなゲームの内容&黒江雫にハマった理由などを語っていました。強烈な内容を自然に話す様子、目が怖いシーンなどが面白かったです!
そして、五条新菜が気になることを突っ込む場面では、五条新菜のセリフが 喜多川海夢の左耳から右耳に抜けて、一連のセリフが入っていました。その文字は、左上から右下に読めるようになっています。
漫画では、五条新菜のセリフの吹き出しが、喜多川海夢の左耳に一部繋がるような形で描かれていました。右耳に抜けている文字は語尾だけで、逆読みにすることで左耳から右耳に抜けている様子が表現されています。静止画の範囲内で出来る最大限の配慮になっていた印象です。
そうすると、アニメ映像では動く特性を活かし、一連の文字群をまるっと左耳から右耳に動かすことで、分かりやすくなっていたと言えますね。
『パラライ』アン
2話では、喜多川海夢が好きなものに男とか女とか関係ないと言っている名言シーンもありました。五条新菜は子供の頃、なぜ男なのに女の人形が好きなのかと言われたことがあるため、喜多川海夢のセリフに激しく同意しています。
この名言は、性別など関係なく、好きなものを思ったままに楽しむべきだといったメッセージがグッときますね。同時に、年齢・環境なども一切関係なく、趣味は自由であるべきだと解釈できるセリフでした。
ちなみに、HIPHOPメディアミックスプロジェクト『Paradox Live(略称:パラライ)』に登場する男の娘キャラ、アン・フォークナー(CV.96猫)も同じ内容を言っています。男女関係ないという内容は、3人組ユニット・BAEが歌う曲「BaNG!!!」の歌詞に入っており、該当部分を聞いた際は、喜多川海夢を思い出しました。
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ハモリ・触らない
本を見ている際に、五条新菜&喜多川海夢が途中まで同じセリフをハモるシーンも2話内にありました。漫画では、それぞれのセリフを見比べて、途中まで同じになっているところが面白いと気づく感じでした。アニメでは最初から同時に喋っていますので、声が付くアニメの特性を活かしていたと言えます。
そして、喜多川海夢が五条新菜の筆を見て、勝手に触らないと言っていたシーンもグッときました。相手が好きなものを勝手に触ると、気分を害するかもしれない。少し触っただけでも、大きなトラブルになりかねない。そういったことを喜多川海夢は全て分かっていて、見るだけに留めていたところが好感です。
これは、喜多川海夢も熱中できる好きなものがあるからこそ、相手の気持ちを理解している状態とも言えますね。
強調・跡
2話では、喜多川海夢の後方部分が強調され、前方部分がやたら揺れるシーンもありました。勘違いを誘うセリフはドキドキ感があり、あえて「測って」などの表現は使用していないところが特徴的でした。
五条新菜は思春期の男性らしい反応を見せていて、心臓音「ドッ」の文字群が「↓↑↓↑↓」のように5列で動いている場面が面白かったです!20センチでヨロと言われて、固まるシーンなどもコミカルでした。
また、五条新菜が気合いを入れるために自分を叩き、顔に手形の跡が付いているシーンもありました。漫画には手形まではありませんでしたので、アニメは分かりやすくされていた印象です。
照れ顔
採寸をしている際の喜多川海夢は、ヨユー、ヨロ~っ!と言って、全く恥ずかしくない様子でした。ところが、ある部分を測るときには照れていましたので、その違いが可愛かったです!
2話の最後は、五条新菜が喜多川海夢からゲームを借りて、真剣な顔でメモするシーンで終わりとなっていました。おじいちゃんが誤解して突っ込むシーンも面白かったです!アニメ2話は漫画4話まで進んだことになり、次のシーンがアニメでどう表現されるのかも気になります!
その着せ替え人形は恋をする2話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『その着せ替え人形は恋をする』2話の感想・考察をお届けしました。
2話では、五条新菜が喜多川海夢を採寸するシーンなどが描かれていました。喜多川海夢のかわいい魅力が炸裂する場面、五条新菜が圧倒されつつ真剣に向き合う展開などもグッときました。ぜひ3話以降も視聴継続していきましょう!
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