漫画『魔法少女×敗北裁判』ネタバレ感想・単行本1巻情報！
新人魔法弁護士が戦いに敗北した魔法少女を救う法廷劇！厨二心をくすぐられる固有魔法や一風変わった刑罰名にも注目！
『魔法少女×敗北裁判』1巻発売
コミックヴァルキリー連載漫画『魔法少女×敗北裁判』単行本1巻が2025年2月7日に発売！
あらすじは、怪異に唯一対抗できる魔法少女が敗北してはならないと考えられている世界で、敗北した魔法少女を新人魔法弁護士が助ける内容。無罪を証明する流れは爽快感があり、裁判長や弁護士の固有魔法、一風変わった刑罰なども出てくるので要チェック！
ネタバレ感想
漫画『魔法少女×敗北裁判』は怪異に敗北した魔法少女を新人魔法弁護士が救うストーリーで、王道の魔法少女モノとは違った魅力がある。
魔法少女・原宮トーカの敗北裁判では、魔法検事・楯巻レモンが待ち構える中、新人魔法弁護士・岬護ユゥリが魔法裁判所に現れ、私服から専用の衣装姿に変身している。変身バンクというより簡易的な衣装チェンジだが、法廷で衣装を変えるシーンがあったのが新鮮だった。
各キャラの固有魔法は、敗北シーンを再生する裁判長の固有魔法「記憶の宮殿」(マインドパレス)、人の嘘が分かる魔法弁護士・岬護アゥリの固有魔法「人狼殺し」(フラウドエクスポーズ)、身体能力を強化する魔法少女・原宮トーカの固有魔法「日出処の拳士」(サンライズフィスト)、蜘蛛糸を出すTS魔法少女・日向アオイの固有魔法「親愛なる隣人」(スパイダースレッド)などがあり、厨二心をくすぐられる。
「異議を申し立てます！」(オブジェクション)のセリフは、裁判作品で反論する際の「異議あり！」に該当し、まるで必殺技を発動するかのような勢いも感じられた。石化刑・妊娠刑などの刑罰名も一風変わっていて、設定がしっかりと練られていることが伝わってきた。
原宮トーカが不可抗力で敵に敗北したことが証明されて、無罪を勝ち取っていく展開では、魔法弁護士が魔法少女のピンチを跳ね返す爽快感があった。ツッコミどころ満載のギャグも多く盛り込まれているため、楽しく読み進めることができる。斬新な魔法少女×裁判作品が読みたい方におすすめなので、是非チェックしてほしい。
書籍情報
漫画『魔法少女×敗北裁判』1巻
作者：柳原満月
出版社：キルタイムコミュニケーション
レーベル：ヴァルキリーコミックス
発売日：2025年2月7日
値段：748円(税込)
