菜なれ花なれ12話感想・最終回内容&2期クール可能性ネタバレ考察

菜なれ花なれ12話感想・最終回内容&2期クール可能性ネタバレ考察

オリジナルアニメ『菜なれ花なれ』最終回・最新12話ネタバレ感想&2期クールの可能性を考察!

『菜なれ花なれ』12話の感想付きネタバレストーリー、最終回で流れた挿入歌、名言のセリフ内容なども振り返ります!

『菜なれ花なれ』最終回・最新12話ネタバレ感想

ファミリー

オリジナルアニメ『菜なれ花なれ』最終回・最新12話「花になれ」では、愛江田毬がいなくなった後の続きが描かれていました。当初の杏那・アヴェイロはPoMPoMsチャンネルの炎上原因となった愛江田毬の書き込みに怒っていましたが、もうファミリーだと言っていたシーンがグッときました!

書き込みは許せないと思いつつ、一緒に活動してきた仲間意識を持っているところが推せます!あの人は無理!嫌い!と片付けるのではなく、良いところ・悪いところを分けて考える発想が尊敬します!

ツインテ先輩・友人

最終回12話では、ツインテールの先輩・生天目華がちょっかいをかけられて反応する場面が可愛かったです!寝起きのシーンで髪が爆発しているカットもあったので、そのギャップにも和みました。

伊沢野苺が部長ではなく友人として、愛江田毬に会いに行くシーンも胸に刺さる展開でした。肩書き・役職など関係なく、1人の人間・友達として向き合うところがエモかったです。

愛江田毬が飼っている犬・弁慶は、愛江田毬の状況を察して、悲しがる表情を見せていたのも印象的でした。動物と人間が心を通わせている状態は、愛江田毬&伊沢野苺などの人間同士にも当てはまり、その通じ合っている雰囲気を全体的にも表現していたのかな?と感じました。

名言

美空かなたが応援はキャベツなんです!と言っていたセリフは、迷言に見せかけた名言でした!どういうことなの!?と最初は困惑しましたが、応援は菜で、野菜でも花が咲くと言っていたことから、菜から花が咲くこと=応援は明るい未来に繋がる意味だと解釈できそうです。

感動的な雰囲気から、急にデフォルメキャラ化してコミカルになっていたのも面白かったです!「応援はキャベツ」の意味を真面目に全部言うと、説明的すぎる雰囲気が出てしまう懸念があるので、わざとコミカルでゆるい説明に留めていたと感じました。

本音

伊沢野苺がチアをやる資格=応援の気持ちと言っていたセリフも名言でした。愛江田毬はチアをやる資格がないと自分を責めていましたが、それを覆す明るい考え方がグッときました。

部長ではなく友人として動く展開もそうですが、堅く考えずにもっと素直でシンプルな発想が大切というメッセージがテーマになっていた気もします。

伊沢野苺は高度な技を部員に要求して、あの事故を招いたと言っていたシーンも印象に残りました。部員に失敗を背負わせていたと反省し、そもそも高度な技を要求したのは自分だから、愛江田毬は悪くないよと伝えるような雰囲気で、伊沢野苺の優しさが出ていたと思います。

これまでの伊沢野苺は部長として厳しい態度でしたが、友人・愛江田毬の前で本音や弱さを見せていた意味でもエモいシーンでした。

応援・成功

『菜なれ花なれ』最終回は名言祭りで、海音寺恵深が人を応援することできっと自分も応援できると言っていたセリフも名言でした。人を応援すると、確かに不思議と自分もやる気が出ると思ったシーンで、応援の素晴らしさも感じました!

愛江田毬が美空かなた&生天目華をキャッチする大技のシーンは、見事に成功していましたね。1話の失敗、苦難を乗り越えた後だからこその喜びがありました!

アイドル

群馬県高崎駅前で、小父内涼葉がずっと夢だったアイドルを東京でやると言い出すシーンもありました。12話冒頭で小父内涼葉が何かのオーディションに応募していたのは、アイドルだったわけですね。

PoMPoMsのメンバーは突然の告白に驚いていますが、誰も否定せずに小父内涼葉の夢を応援していたのがグッときました!PoMPoMsの活動をする中で、アイドルの道に進む決心がついた雰囲気があったので、『菜なれ花なれ』の一例として、菜(チア・応援)が花(アイドル)になることを体現している展開だと感じました!

12話ED・挿入歌

PoMPoMsとHAWK WINGSが合同でチアをするシーンでは、PoMPoMs新曲「花になれ」が流れていました。

アニメ内のクレジットはエンディングテーマ、『菜なれ花なれ』公式X・DMM pictures公式YouTubeに公開されたタイトルでは挿入歌となっていますが、いつものED主題歌・PoMPoMs「with」とは違う特殊ED的な扱いで、最終回に合わせた歌詞や明るいメロディーがグッとくる良曲です!

愛江田毬に送信された新曲の歌詞ラフがPoMPoMs「花になれ」に繋がる展開、歌詞に美空かなたの名前「かなた」がさらっと入っているのもエモい仕掛けでした…!

■「花になれ」楽曲情報
歌:PoMPoMs【美空かなた(CV.中川梨花)、小父内涼葉(CV.中島由貴)、杏那・アヴェイロ(CV.武田羅梨沙多胡)、大谷穏花(CV.石見舞菜香)、谷崎詩音(CV.佳原萌枝)、海音寺恵深(CV.伊藤美来)】
作詞・作曲:北川悠仁
編曲:PRIMAGIC

ラスト

12話では、新宿駅で降りた小父内涼葉がパルクールでジャンプ移動する場面もありました。群馬から東京に行っても相変わらずの様子ですね!ダンスレッスンを受けていたので、無事にオーディションに合格したと解釈できそうです。

海音寺恵深は松葉杖を持って立っていたので、もう車椅子はいらない状態になったのか!と嬉しくなりました!鷹ノ咲高校に入って美空かなたと一緒にチアをするために、きっとリハビリを頑張っていたのかな?と様々な想像も膨らみます!

ラストは、PoMPoMsの6人で撮った写真がアップで映し出されているシーンで終わりとなっています。これまで描かれてきたエピソードが思い出される尊い写真でした!海音寺恵深は立っていたので、写真からもリハビリは順調そうだと感じました!

未公開イラスト

アニメ12話放送後、『菜なれ花なれ』公式Xがまさかの未公開イラストを公開!

海音寺恵深が鷹ノ咲高校の制服を着て立っているので、松葉杖もいらない段階になって、高校に通うようになったのですね!後日談・エピローグ的に、未公開イラストを見せてくれる粋な計らいにグッときます!

2期クール可能性考察

ここからは、アニメ『菜なれ花なれ』2期・2クール目の可能性を考えていきます。サブタイトルは11話「菜なれ」、12話「花になれ」なので、タイトル回収している点を重視すれば1期・1クールでまとめる前提で制作されていた印象です。

1話で失敗した大技を最終回で成功させ、愛江田毬はチア復帰、小父内涼葉はアイドルの夢に向かって走り出し、海音寺恵深は立てるようになっているので、ストーリーもキレイに完結していると見ることもできます。

ただし、大技を成功させたのは大会中ではないので、大会で成功させるエピソードを2期で描くことは可能な状態です。1期の海音寺恵深は車椅子メインでしたので、立ってチアをしている様子を2期で見たい気持ちもあります。

1期の美空かなた達は1年生なので、2期は2年生の先輩になった姿を描く可能性も残っています。そう考えると、円盤などの売上次第で『菜なれ花なれ』2期の可能性もあると思いたいところです!

最終回・12話感想まとめ

オリジナルアニメ『菜なれ花なれ』最終回・12話のネタバレ込み感想をお届けしました。12話はキャベツや応援に関する名言があり、1話で失敗した大技を成功させ、PoMPoMsとHAWK WINGSの合同チアなど盛りだくさんの内容でした!

『菜なれ花なれ』は群馬の聖地要素、カラーの使い方にこだわりを感じる美麗作画、応援・チアのエピソードを通して描かれる青春ドラマなども魅力的で、見応えのある面白いアニメだと評価できます!2期も期待しつつ、これから何度も見返していきたいと思います!2024年10月から順次発売される円盤も要チェックです!

■円盤情報
アニメ『菜なれ花なれ』Blu-ray詳細ページ

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