『オッドタクシー』映画化!『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』4/1公開!
劇場版内容は続編・完全新作か、イン・ザ・ウッズの意味、公開日=エイプリルフールなどを考察!
オッドタクシー映画化決定!
2021年4月からテレビ放送され、動物のかわいいキャラデザ・様々な考察ができる伏線・ミステリー要素を交えた面白いストーリーなどで人気を集めたダークホース覇権アニメ『オッドタクシー』。本作の映画化決定が2021年12月25日に発表されました。
劇場版タイトルは『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』。公開日は2022年4月1日、上映館はTOHOシネマズ新宿ほかと発表。あわせて、特報・ティザービジュアル&声優・スタッフコメントも公開。映画もテレビアニメと同様に、小戸川役は花江夏樹さんが担当し、制作会社はP.I.C.S. × OLM、脚本は此元和津也さん、監督は木下麦さんが務めます。
『オッドタクシー』映画化決定の発表前には、あと○日というカウントダウンが公式ツイッター&YouTubeのコミュニティで告知があり、ラジオ番組「ODDTAXI RADIO~今いい感じなんです~」なども展開されていました。
劇場版内容、続編・完全新作考察
特報
ここからは、『オッドタクシー』劇場版内容は新規カットを入れた総集編+続編か、純粋な続編・完全新作のどちらか?どんな内容になるのか?などを考察していきます。
まずは映画特報を視聴すると、テレビアニメの使用カットで構成されており、小戸川役の花江夏樹さんが映画特報用にボイスを新録している印象を受けます。この点だけから考察すれば、総集編+続編になりそうな気もします。
そして、映画特報・ティザービジュアルイラストからは、小戸川が警察で事件の取り調べを受けていると考察できます。これを重視すれば、小戸川が警察に行く前後を描いた完全新作の可能性が考えられます。
なお、特報の映画クレジットは「和田垣さくら」ではなく「三矢ユキ」になっていることがわかります。これを踏まえると、アニメラストシーン前の振り返りがあると考察できます。純粋な続編・完全新作であれば、「和田垣さくら」とクレジット表記する方が自然な気がしますので、映画は総集編も盛り込まれそうな予感です。ただし、新規映像の過去回想として三矢ユキを登場させることも可能ですので、どちらの可能性も考えられます。
10月4日
映画特報で気になるのは、小戸川が10月4日のことを覚えていないと言っているセリフ。小戸川は10月4日にミステリーキッスの事務所まで乗せた人物=和田垣さくらだと気づいており、警察に言うような雰囲気も出していたはずです。
それにもかかわらず、覚えていないと言っているのは違和感があり、一部は嘘を付いている印象も受けます。小戸川が覚えていないと言っているのはなぜか、それは和田垣さくらに脅されているからだと考察できます。和田垣さくらは小戸川に対して、殺されたくなければ10月4日のことは警察に言うな と口止めしている可能性があります。
テレビアニメ最終回で和田垣さくらは小戸川の命を狙い、事件のことを調査していた警察が、間一髪で現場に到着。小戸川殺害に失敗した和田垣さくらは、自分に不利益な情報を消すため、とっさに小戸川を脅して口止めした。そして、小戸川&和田垣さくらの両方が逮捕、もしくは小戸川だけが誤認逮捕された。こういった流れも考えられます。
あるいは逮捕ではなく、被疑者として任意同行したか、重要参考人として呼ばれた可能性もあります。なお、ティザービジュアルは小戸川が事情聴取を受けていることが伺えますが、和田垣さくらも警察に呼び出されている場合も十分に考えられます。
セリフ「疲れた」
映画特報では、小戸川が疲れたと言っているセリフも気になります。これは事情聴取そのものに疲れた場合、その前の和田垣さくらとのやり取りで疲れていた場合が考えられます。もしくは、口止めされている内容を漏らしたくないから、これ以上の事情聴取を避けたいと考えているのかもしれません。
また、和田垣さくらが小戸川を逮捕させるような動きを見せて、小戸川がハメられている可能性もあります。これに気づいた小戸川は、事情聴取の最中に気を落としている とも受け取れます。その場合、和田垣さくらは小戸川のタクシーに乗る前に、既に手を打っていたと考察できそうです。
インザウッズ意味
『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』に入っている「イン・ザ・ウッズ」の意味は、森の中などになります。これは伏線の一つ一つが森にある木であり、伏線が多く張り巡らされていることの比喩なのかもしれません。
また、映画鑑賞者が森の中に迷い込むイメージも湧いてきます。謎が謎を呼び、伏線回収が新たな伏線になり、混沌の渦に入っていく様子を表現している印象も受けます。
公開日=エイプリルフール
『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』の公開日は2022年4月1日。公開日がエイプリルフールになっている点は意味深で、何かの伏線になっている可能性もあります。
例えば、本当は小戸川が和田垣さくらに殺害されており、死亡前の走馬灯・夢・理想などで映画本編が構成されているパターンが考えられます。この場合、小戸川死亡が真実・現実 & 小戸川生存が嘘・理想=エイプリルフールとしていることになります。
具体的には、仮に口止めされていた内容を警察に話してしまい、和田垣さくらに殺害された場合があるとすれば、小戸川が死亡前に あの時警察に言わなければよかった…と、死亡前の精神領域で後悔している展開などもあるかもしれません。だからこそ、小戸川は10月4日のことを覚えていないと言っているセリフ(生存ルートになるための理想)が、特報で出ている印象も受けます。
一方で、仮に脅されていた場合はそれを警察に相談し、保護してもらう方が安全とも言えます。警察に言った方が生存ルートになりうる場合もありますので、それを死亡ルートに向かうと考えるのは直接的な因果関係が無いと指摘できますので、上記考察の具体例が当てはまらない場合もあり得ます。
他には、誤認逮捕=小戸川が嘘の犯人=エイプリルフールとしているパターンも考えられます。公開日がエイプリルフールなのは、映画本編内に何らかの嘘があることのヒントなのかもしれません。このあたりは様々な考察ができそうです。
オッドタクシー映画内容・続編新作、インザウッズ意味、公開日考察まとめ
『オッドタクシー』映画内容、続編・完全新作、イン・ザ・ウッズの意味、公開日=エイプリルフールなどを考察しました。
『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』はテレビアニメの続きを描いた続編が描かれるということで、映画公開が楽しみですね。小戸川と和田垣さくらが、その後どうなったのか気になる形でテレビアニメは終わっていましたので、続編の内容が気になります。
総集編も盛り込まれるのか、完全新作になるのかは両方が考えられそうです。映画がどんな内容になるのか様々な考察をしつつ、今後も『オッドタクシー』に注目していきましょう!
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