漫画【推しの子】13巻ネタバレ内容・感想考察!星野アクアが前世を明かす神回収録!
【推しの子】13巻に収録される本編&短編漫画の感想付きネタバレ内容などをチェック!
【推しの子】13巻発売!
週刊ヤングジャンプ連載漫画【推しの子】単行本13巻が、2023年11月17日に発売。表紙は斉藤ミヤコが登場。
13巻は星野ルビーが泣いている際に星野アクアが前世は雨宮吾郎だと明かす展開、斉藤ミヤコの過去、映画『15年の嘘』撮影シーンなどを収録。短編漫画「【推しの子】-interlude-」全4話も収録される。
作品初の小説「【推しの子】~一番星のスピカ~」も同時発売。小説版には、アニメ先行上映会特典の小説「視点B」も収録されているので要チェック。
ネタバレ内容・感想
121話
【推しの子】13巻収録の121話では、星野ルビーの過去&転生前・天童寺さりなのエピソードが描かれている。星野アイの映像を見ているシーン、雨宮吾郎が病室を訪れる場面もある。
待ち続けた母親が現れることは無く、天童寺さりなの死亡後、母親は娘と息子を出産。星野ルビーは母親が新しい家族と幸せそうな日々を送っていることを知り、苦しんでいる。シリアスな過去シーンが胸に刺さる話だった。
122話
【推しの子】122話では、星野ルビーが星野アイ・雨宮吾郎を死亡に追い込んだ犯人を見つけて、仇を取るためにアイドルをやっていると明かしている。それを聞いた星野アクアは復讐を考えないように伝え、ステージに立つ夢を叶えるためにアイドルをやっているはずだと指摘。
その後、星野アクアが雨宮吾郎と同一人物だとわかるような描写があった。大切な2人のうち、ママ・星野アイは死亡したままだが、せんせ・雨宮吾郎は星野アクアとして生きていることがわかり、希望が1つ残っていた感動も詰まった神回だった。
星野アクアが正体を明かした理由は、星野ルビーの悲しんでいる姿を見ていられず、復讐を考えてほしくない想いがあったと考察できる。病弱の天童寺さりなを見てきて、今は星野ルビーの健康な体でアイドルができるので、やりたくてもできなかった夢を叶えてほしいといった雨宮吾郎の願いが出ていたと思う。
123話
【推しの子】123話では、星野ルビーが「B小町」のアイドルと名乗れば雨宮吾郎が見つけてくれると思って頑張っていたこと、アイドル活動で嘘をつく辛さなどを明かしていた。星野アクアは星野アイの幻影を追うのではなく、自分の人生を生きるように伝えている。
星野ルビーは、天童寺さりなが16歳になったら雨宮吾郎が結婚してくれる約束を覚えていると話していた。現実的には法律の問題があるとはいえ、どん底に落ちていた星野ルビーの明るい笑顔が見れて良かったと思えるあたたかい話だった。
124話
【推しの子】124話では、中の人が雨宮吾郎とわかった後なので、星野ルビーが星野アクアにベッタリ張り付いていた。それを見た有馬かなは顔芸レベルの表情を見せて驚き、ツッコミを入れている。
斉藤ミヤコが社長の経営者&母親の両視点で悩み、バーでご飯を食べるシーンもあった。マスターに弱音を吐き、マネージャーに戻りたい気持ちも漏らしている。ここに斉藤壱護が現われているので、気になる終わり方になっていた。
125話
125話は斉藤ミヤコの過去が明かされ、キャバ嬢やレースクイーンの仕事をしている場面、美容整形シーンなどもあった。大学卒業後は社長連中からパーティーに呼ばれる機会が減り、愛人の誘いが増えたことも語られている。
斉藤壱護が苺プロダクションの仕事に誘い、ドームをサイリウムで染め上げる皆の夢を見せてやると意気込む過去シーンも描かれていた。それから斉藤壱護は逃げてしまったが、斉藤ミヤコは諦めてないと涙を浮かべながら訴える描写が印象に残る回だった。
interlude
短編漫画【推しの子】-interlude-は①②③④の全4話。第1回はMEMちょが本名を捨てて配信者をしており、合コンを抜けてアイドルになりたいと再確認する場面もあった。第2回は鳴嶋メルトが炎上し、顔売りの職業:イケメンを極めるような話を収録。
第3回は有馬かな&黒川あかねの不仲説を嘘だと表で言い、裏ではバチバチしながらも撮影は成功に終わる展開などが楽しめる。第4回は星野アクア&ルビー回で、天童寺さりな時代の出来事を思い出したアクアがルビーのロングヘアを褒めるシーンなどが描かれていた。
126話
【推しの子】126話では、元社長・斉藤壱護がバイトで苺プロに戻ってきた。斉藤ミヤコがアクア&ルビーのマネージャーをすることも語られている。
斉藤壱護がマネジメントの話をする場面では、スケジュールなどのアドバイスをしつつ、苺プロの評判が良いのは斉藤ミヤコの手腕だと褒めていた。壊れかけている星野アクアをよく見るように忠告するシーンもあった。
127話
【推しの子】127話では、映画『15年の嘘』の撮影に入る前にスケジュールを確認していた。有馬かな卒業は、年末のB小町ライブツアーで行われることになった。
子役がいないことが明かされた後、星野アクアがカラスの少女に遭遇し、まさかの子役に誘うのが面白い展開だった。ストーリーを不穏な空気にする正体不明の少女は、シリアスな映画にはピッタリなので、意外性と同時に納得感もあった。
128話
【推しの子】128話では、『15年の嘘』キャスト陣の話題性・タレント力などがS・A評価などで表示されていた。子供時代のアクア&ルビーを演じる少女は芸名・ツクヨミで、評価は「?」になっている。ツクヨミは月の神様なので、伏線として後から効いてくる可能性もありそうだ。
不知火フリルがMEMちょのファンで、個人チャンネルを全部見ていると明かす場面では、MEMちょの自己肯定感が上がっていた。
私は君を愛せないのセリフは、星野アイがカミキヒカルの本質を見抜いた後、決別の言葉として解釈されていたが、実際は解釈違いのような雰囲気になっている。星野ルビーが星野アイの衣装を着るシーンは、似てる次元を超えて、もはや本人そのものだった。
129話
【推しの子】129話では、『15年の嘘』がクランクインしたが、星野ルビーはリテイクを繰り返していた。監督が星野アイはもっと馬鹿だと言い、星野ルビーは色んな気持ちを隠していただけだと、怒りの感情を隠して演じるとOKになっている。
実際に星野アイは本心を隠してアイドルをやっていたと考察できるが、監督が星野ルビーをわざと怒らせて、本物を撮るこだわりも感じられた。
130話
【推しの子】130話では、MEMちょの人生が挑戦の連続、星野アクアが使える物は全部使うと、それぞれの基本戦術を明かしていた。映画は吉祥寺先生・アビ子先生に指導を受けたことも語られている。
DVD映像の星野アイが、星野アクア15歳の誕生日に、父親の話・大人になったアクア達にお願いする前のシーンも収録。伏線の謎が今後明かされそうな意味深な終わり方になっている。他にも多数の見どころがあるので、ぜひ単行本でチェックしてほしい。
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