漫画【推しの子】14巻ネタバレ感想!14巻発売日はいつか、表紙イラストは誰か・構図考察、特典内容も掲載!
14巻は映画『15年の嘘』撮影シーンで、有馬かなが星野ルビーのために自己犠牲を伴う展開、姫川大輝やカミキヒカルに関するエピソードも収録!
【推しの子】14巻発売日・表紙考察
週刊ヤングジャンプ連載漫画【推しの子】14巻発売日は2024年4月18日。表紙は星野アイ&星野ルビーのイラストを使用。
表紙で2人が目を見つめて手を合わせている様子は、映画で星野アイを演じる星野ルビーが、本物の星野アイに向き合うシーンとリンクしているとも考察できる。黒×白の背景で対比させるような表紙の構図は、星野ルビーが星野アイとの違いを示す場面も連想される。
14巻試し読みページは発売日以降にkindleなどの電子書籍ストアで公開。アニメイトではイラストカード特典も付いてくるので要チェック!
14巻ネタバレ感想
131話
【推しの子】14巻収録の131話では、星野アイが施設から東京に逃げてきたこと、社長が身元引受人にお金を渡す場面など、星野アイの過去エピソードが描かれている。星野アイが生きている時に過去を掘り下げるのではなく、死亡後に映画『15年の嘘』の撮影で掘り下げる点が特徴的だと改めて感じた。
星野アクアが星野アイの母親・星野あゆみを取材するシーンでは、母親が窃盗で捕まった後は星野アイと会っていないこと、どのように思っていたかなどが明かされ、物語に深みが出ていた。
132話
【推しの子】132話では、B小町メンバーだったニノ(本名:新野冬子)が星野アイを語るシーンで、妬み・嫉妬などアニメOP主題歌・YOASOBI「アイドル」の歌詞とリンクするセリフが多数あったので、漫画の方に繋がってくる感動があった。
星野ルビーが星野アイの姿でニノを励ました後、ニノが本物の星野アイはそんな事を言わないと指摘したので、ホラー感も出ていた。ニノがカミキヒカルと電話をしているシーンは意味深で、そこが繋がっていたのか?と思えるサプライズ要素になっていた。
133話
【推しの子】133話では、有馬かなが星野ルビーのために、あえてひどい内容を言っていた。星野アイと同じ経験をさせてあげるため、星野ルビーが良い演技をしたいと思っている願望を叶えるために、自己犠牲を伴うのが辛いシーンだった。
大事な友達を失うことになったとしても、芸能界の先輩&友達の自分にできることをしてあげる優しさは、胸にグサリと来た…。星野ルビーにとっても、自分が得たいと思っているものはハイレベルの内容なので、有馬かなに冷たくされるという代償も大きいと感じた。
134話
【推しの子】134話では、有馬かなが星野ルビーに本音をぶちまけた後なので、挨拶はスルー…。それを見ていたMEMちょは慌てており、気まずい雰囲気を和らげる印象もあった。
有馬かなはニノのように愛憎の気持ちになり、星野ルビーは星野アイも泣いていたのかもしれないと思うようになっていた。星野ルビーが気づき始めていたのは良い傾向だが、有馬かなの自己犠牲が伴っているので、複雑な気持ちにもなるエピソードだった。
135話
【推しの子】135話では、星野アクアが監督と話す中で、星野アイが泣いている所を見たことが無いと明かしていた。本当は泣いていたとしても、家族を含めて完璧な姿だったと解釈することもできる。
監督は本物の星野アイを撮るように本人から言われたこともあったが、奥底は撮れなかったと語っていた。星野アイは嘘を貫くので、本物は撮れないはずという挑戦状だったと考察することもできる。
有馬かなが星野ルビーを守ると監督が言っていた場面は、星野ルビーが良い演技をしたいと思っている願望を叶える方向&星野ルビーの演技力を底上げする意味で「守る」ことになっているが、険悪ムードを伴う方法なのが辛いと思えた。
136話
【推しの子】136話では、映画の撮影でニノ(演:有馬かな)が星野アイ(演:星野ルビー)に対する悔しさ・嫉妬心を爆発させていた。有馬かなはニノが星野アイを嫉妬・信仰対象の前に、友達だと思っていたのではないかと解釈し、ニノの辛さを感じていた。
星野ルビーは皆が嫌いだと台本に無いセリフを言い、完璧なアイドル・星野アイも感情がある普通の少女だったと思えるシーンになっていた。
137話
【推しの子】137話では、星野ルビーの演技に星野アイの悲鳴・怒りが出ていたとして、監督がアドリブを採用の方向で考えていた。心の奥底・本物を撮るリベンジのためにもOKにしたと考察できる。
星野ルビーは有馬かなのおかげで本物の星野アイを演じることができたが、星野アイを目指すのではなく自分のままでいることを明かしていた。友達=有馬かなを諦めないと考える様子などもグッとくる回だった。
138話
【推しの子】138話では、免許取り立ての姫川大輝が新車で事故を起こしていた。事故後にあっさりと怖いから車の運転をやめると判断していたのは、コミカルでツッコミ要素もあった。
姫川大輝&星野アクアの父親が同じ(=カミキヒカル)だと語られる場面と繋げるように、星野アイ死亡事件の黒幕と思われる重要人物・カミキヒカルの登場シーンも描かれている。鏑木と会っている際に、映画では少年Aと呼んでいること、スポンサーになっていることも判明したので、どのように真実が明かされるのか気になる要素にもなっていた。
139話
【推しの子】139話では、星野アイ(演・星野ルビー)が中学生のカミキヒカル(演・星野アクア)と初めて会うシーンがあり、本心を抑えきれずカットになっていた。演技上は初対面&母親死亡の真犯人となっているはずだが、兄・星野アクアのビジュが良すぎてかわいいと反応する様子が尊かった。
上原清十郎(演・姫川大輝)&姫川愛梨(演・不知火フリル)の登場、カミキヒカルが星野アイを教えるシーン、姫川愛梨がカミキヒカルにロックオンする展開など、気になる過去エピソードも多数掘り下げられていた。
140話
【推しの子】140話では、カミキヒカルが星野アイの家に行く過去シーンで、どっちが変だと言い合っていた。重要人物の2人が会っている場面はあまり描かれて来なかったので、貴重なシーンだった。星野アイが最近変わったと言われる場面は、以前に描かれた話との繋がりも感じられた。
カミキヒカルは児童性愛者・姫川愛梨が求める純粋な少年を演じており、周りが求める姿で嘘をつく意味では星野アイと同じだと思える場面も描かれていた。誰にもバレたことが無い嘘を星野アイが見抜くシーンもあったが、気づいたことや嘘の共通点は、2人が仲良くなったきっかけとも考察できる。
141話
【推しの子】141話では、姫川愛梨が求めることをカミキヒカルは正しいと思っていたことが明かされていた。自由恋愛と愛梨は言うが、実際はカミキが無理して合わせていたと指摘できる。
愛梨はダメなことを正しいと植え付けられ、拒否権を奪われてきた被害者だが、今度はカミキとの関係で加害者になっている。カミキは愛梨との関係で被害者だが、アイ達との関係で加害者になるので、負の連鎖が起こっていると感じた。
連鎖は大人が子供を守らないことも該当する。すなわち愛梨がカミキに責任を強要し、カミキがアクルビに寄り添わないどころか、ルビーに関しては命を狙うエピソードなどが当てはまる。ラストはルビーがアクアとのキスシーンを前に、顔を緩ませる尊い場面もあった。他にも多くの見どころ&考察ポイントがあるので要チェック!
特典内容・書籍情報
漫画【推しの子】単行本14巻
発売日:2024年4月18日
値段:紙書籍 770円/電子書籍 732円(税込)
収録話:131話~141話
作者:赤坂アカ×横槍メンゴ
出版社:集英社
レーベル:ヤングジャンプコミックス
アニメイト店舗特典:イラストカード
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