『Paradox Live THE ANIMATION』パラライアニメ最終回12話ネタバレ感想・考察!
パラライアニメ最終回12話感想付きネタバレストーリー、博士の目的、ラストの終わり方などを考察していきます!
パラライアニメ最終回12話ネタバレ感想
珂波汰トラウマ
アニメ『Paradox Live THE ANIMATION』最終回12話「Paradox Live」では、アルタートリガー社の博士が幻影の武雷管を利用して、矢戸乃上珂波汰の記憶をこじ開け、ファントメタルを暴走させていました。
珂波汰は真実から目を背けるため、那由汰の幻影を作っていたことも明かされています。珂波汰は那由汰が死亡したと思っており、それがトラウマになっているので、トラウマの自己防衛策として幻影を出していたと考察できます。
幻影武雷管
パラライアニメ最終回では、武雷管が液状に溶けて、珂波汰を飲み込もうとする場面もありました。武雷管は本物ではなく、ファントメタルで作り出された幻影でした。
アルタートリガー社の博士は、互いを思う強い意思があれば、実在しない人間を幻影として作り出すことができると明かしていました。ファントメタルの持ち主が死亡している場合でも可能なので、武雷管の夜叉は死亡している可能性が高いと解釈できます。
博士目的・Paradox live開催理由
博士はファントメタルによる人類意識の統合が目的で、その実験のためにParadox liveを開催したことも明かしています。ファントメタルの効果を引き出すには幻影ライブが最適なので、BAE達に幻影ライブをさせて悪巧みをしていたことになりそうです。
自我という檻に囚われている人間の孤独・苦しみを解放するために、個人の記憶・意識をファントメタルに溶かして1つにする計画も判明。ファントメタルが世界を覆い尽くすことで、個人レベルの苦しみが消えて統一されるようなイメージでした。具体的内容は違いますが、『エヴァンゲリオン』人類補完計画などを思わず連想しました!
人類の救世主になると考えている博士は、自我を捨てれば苦しみも消える発想を持っていました。個人レベルから全体・統一的な流れにすることは歴史を遡らせる危険な考え方であり、苦しむことが生きている証拠ではないか?と突っ込むこともできます。白衣の男/博士役 石田彰さんの声も相まって、悪役キャラとしては良い役回りをしていた印象です!
修羅VS博士
本物の修羅が乗り込んでいき、博士の計画は妄想だと批判するシーンも最終回で描かれていました。修羅は銃を持った博士に襲われますが、殴って撃退しています。武器装備の博士とは違い、素手で殴る修羅がかっこいいシーンでした!
今までにCLUB Paradoxを歩いている人物がチラッと映っていましたが、それが現在の修羅であり、雷麺亭の店主ということも正面から明かされています。謎の人物を伏線で配置し、最終回で正体がわかる伏線回収が面白かったです!
名言
修羅は夜叉のファントメタルを回収した後、BAE達にラップをするように伝えていました。朱雀野アレンが珂波汰を救おうとするシーンで言っていた、痛みを輝きに変えることができるようなセリフは名言でした!
個人レベルだと痛みが生じるから、ファントメタルで1つにして痛みを消すと考えている博士とは違い、個人レベルのまま輝きに変えるという前向きな発想が素敵です!余談ですが、痛みは輝くための栄養で、痛みを知っている人は器が大きくて優しいことが多い気がしますね。
挿入歌「LAST VERSE」
12話挿入歌「LAST VERSE」をBAE・悪漢奴等・The Cat’s Whiskersのパート順でアカペラ歌唱する場面では、珂波汰のファントメタル浸食が消えていました。浸食の道具にされたラップで、今度は浸食を消す方向になる展開がグッときました!BAEのMVではお馴染みのフェニックスが舞う描写も激アツでした!
12話挿入歌「LAST VERSE」
歌:悪漢奴等、The Cat’s Whiskers、BAE
作曲/編曲:LOWEND ORDER
ラップ監修:MICRO
CLUB Paradox消滅
パラアニ最終回では、CLUB Paradoxが消滅するシーンもありました。建築材料を使って建てられた会場ではなく、ファントメタルで構成された幻影・偽物だと考察できそうです。人に対する幻影を物に応用したアルタートリガー社の技術だと解釈することもできます。
CLUB Paradoxに深く関わっているアルタートリガー社に警察の捜査が入る話も出ています。アニメはオリジナル要素が強い印象ですが、警察の捜査が入ること自体はCDドラマパートに沿ったエピソードでした。
Bar4/7
Bar4/7の立ち退き話が消え、格安で土地ごと譲渡する契約書も出てきました。売主はAT不動産、買主は西門直明。AT不動産はアルタートリガー社のATが由来になっていると考察できそうです。
立ち退きを迫られなくなったことは、博士の計画・CLUB Paradoxが無くなったことに連動していると解釈できます。The Cat’s Whiskersメンバーの居場所・Bar4/7がこれからも続くことがわかって安心する展開でした!
ラスト
ラストは珂波汰がビルの屋上にいると、髪が伸びている那由汰が登場。那由汰は死亡していたわけではなく、生きていたことになりますので、本物のcozmez兄弟が話しているエモさがありました!
アニメでは語られていませんが、ファントメタル実験のバイトで浸食が進んだ那由汰は、屋上から飛び降りた後にアルタートリガー社に助けられ、医者の治療を受けてファントメタル侵食が消えています。
CDドラマパートでも気になる伏線が多数配置されていて、那由汰の死亡・生存ルートは考察も盛り上がった重要エピソードなので、アニメ最終回の結末として本物の那由汰を最後に登場させた可能性もありそうです。
パラアニ最終回12話感想まとめ
『Paradox Live THE ANIMATION』最終回12話ネタバレ感想をお届けしました。パラライアニメ最終回では博士が人類意識の統合を目論み、実験でParadox Liveを開催し、武雷管は幻影だったことなどが明かされていました。裏で動いていた修羅が博士の計画を阻止して、BAE達が珂波汰を救う流れは激アツでした!
アニメはCDドラマパートの単なるアニメ化ではなく、メディアミックスの1つとして別角度から掘り下げている印象でした。アニメ2期があれば、新ユニットのVISTY・AMPRULE・1Nm8・獄Luckのエピソードがどのように描かれるのか気になります!今後発表されるパラライの新曲MV・ライブ情報などにも注目です!
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