「P’s Voice Artist School」9期生募集!卒業生・安齋由香里&細田健太インタビュー

「P’s Voice Artist School」9期生募集!卒業生・安齋由香里&細田健太インタビュー

声優アーティストスクール「P’s Voice Artist School」第9期生募集!

卒業生・安齋由香里&細田健太が語るスクールの魅力とは?公式インタビューが到着!

声優アーティストスクール「P’s Voice Artist School」9期生募集!

安齋由香里×細田健太

ポニーキャニオンが運営する声優アーティストスクール「P’s Voice Artist School」(以下、PVAS)にて、2022年4月から入所となる第9期生を募集しています!そこで、声優や声優アーティストを目指し、スクールに入ろうか悩んでいる方たちに向けたスクール紹介記事をお届けします!!

今回は、スクール卒業生で声優事務所・スワロウに所属し、プロの声優として活躍中の安齋由香里と細田健太による対談を敢行!スクール生時代を振り返ってもらい、役立ったカリキュラムや在籍中の経験談、声優を志すための心構えなど、声優を目指す方は必見の内容です。また、それぞれが出演している話題作についてや、2022年の目標も語ってもらいました!

安齋由香里&細田健太インタビュー

■スクールでの1年間に懸けた!PVASに入所を決めたきっかけに迫る!!

——現在、第9期生を募集中ということで、まずおふたりが「P’s Voice Artist School」に入所したきっかけを教えてください。
安齋
 私は小学生の頃から声優になりたくて。上京をきっかけに養成機関を探していたときにスクールのCMを見て、“ここに懸けてみよう!”と1期生として入所しました。

——入所して1年でダメだったら諦めようと思っていたそうですが。
安齋
 初めて学ぶことばかりだったんですけど、PVASではいろいろなオーディションのお話があったんですね。他のスクールでは、スクール生にそういう機会があまりない印象だったので、PVASで精一杯やって可能性がなかったら、他に行っても無理だと思ったんです。

——今、声優として活動しているということは。
安齋
 スクール生のときに、2作品のオーディションに受かり、その後スワロウに所属させていただくことになりました!

——やはり、何もせずに諦めるよりは、チャレンジすることが大切ですか?
安齋
 そうですね。自分の一生を考えたとき、やりたいことには全力でぶつかって、その上でダメだったら諦めもつくと思っていて。おばあちゃんになって、人生を思い返したときに後悔したくないんです(笑)。

安齋由香里

声優・安齋由香里

——10代の頃からそんな想いを秘めていたんですね。では、4期生の細田さんは?
細田
 先輩すごいなー。僕は、中学生から声優に憧れ始めて、高校卒業後に専門学校に2年通い、一度預かりという形で他の事務所に所属したんです。

——えっ、パッと聞き、順調じゃないですか!
細田
 だけど、僕の実力不足で2年間あまりお仕事がなく、このまま声優としてやっていけるのかと不安になり。そこで後悔しないように“もう一回学びなおそう”と思い、片っ端から養成所などを調べて、PVASを選びました。

——その決め手はなんだったんですか?
細田
 いろいろある中で注目したのは、当時スワロウにPVASから所属している男性がいなかったので、スクールから所属できたら初だと思って。あと、ポニーキャニオンなので、スクールでもいろいろなお仕事の可能性があるかなと。

——いろいろと計算されたんですね。
細田
 僕もPVASの1年に懸けていたんです。専門時代の同期が少しずつ順調に活動していたので、ここで結果が出せなきゃ諦めるしかないと。

細田健太

声優・細田健太

■三森すずこの現場でど緊張!プロの現場を体験して学べたことに注目!!

——安齋さん同様に、そんな決意をしていたんですね。では、PVASに入所後についてですが、カリキュラムで良かったこととは?
安齋
 私は、アフレコ実習です。現場に見立て、台本、映像があって、マイクを4本立てて、役柄を割り振りながら行うんです。スタジオでの実習もありました。スクール生でもアフレコ現場に出させていただく機会があって、コロナ禍前はマイクワークも必要だったので、実習のおかけで先輩方に迷惑をかけることなくできたのが、嬉しかったです。
細田  自分もアフレコですね。講師の方が、現役の声優だけでなく、音響監督の講義もあるんです。 スクール生が音響監督に会う機会なんてそうそうないと思いますし、直接ディレクションされるときの緊張感がまた違うんです。なので、現場の雰囲気を感じることができたのは、大きな経験でした。

——そこで学べたことはなんでしたか?
細田
 レッスンはチーム分けをして行うんですけど、音響監督のときは現場のアフレコとしてなので、まずテストをしてディレクションを受けて本番という流れだったんです。しかも、現場と同じスピード感だったので、ディレクションを受けてすぐに本番と言われても、消化できずに“えっ、もう本番?無理かも…”と思いました。でも、それがプロの世界なので、スクール生でそういう経験が出来たのは貴重でした。
安齋  本当にそうだよね。コロナ禍でアフレコ現場の状況も変わりましたけど、教わっていて良かったなと思います。

——では、カリキュラム以外で良かったと思う経験は?
安齋
 私は、三森すずこさんのライブの影アナをやらせていただいたことです。本当にど緊張しました(笑)。でも、舞台裏を見ることができたし、ステージ自体も観させていただいて、いろいろなことを吸収することができました。細田くんはどうですか?
細田  僕も影アナや同期の小林聡、森田力斗とネット番組のMC等をやらせていただいたけど、一番大きかったのはイベントのMC。スクール生ながら少なからずトークが立つと任せてもらえたと思うので、嬉しかったです。日頃からレッスンやオーディションの頑張りを見て評価くださるんだなと、よりスワロウに入りたくなりました(笑)。

——なるほど。ネット番組を担当したふたりとは、同期であり、ライバルでもあったんですね。
細田
 そうですね。3人で誰が選ばれるかわからないから、4期生のトップになろうと切磋琢磨しました。結果、僕、小林、森田全員でスワロウに所属できました。安齋さん、ハングリー精神は大事ですよね?
安齋  自分を成長させたい、事務所に入りたいという意志の強さが、学ぶ姿勢にも映し出されるので重要だと思います!
細田  空回りもありますけどね(笑)。入所当時、週1のレッスンに30人くらいいたので、講師の方に覚えてもらいたいと思って、全身黄色のジャージでレッスンを受けていたんです。ディレクションの積み重ねが重要だと思ったので、翌週に忘れられていたらショックじゃないですか。

——実際、どうだったんですか?
細田
 卒業間近に、スタッフの方から「悪目立ちしていたね」と言われて、“えっ、今言います!?”と思いました(笑)。所属できたから良かったですけど、これから入所する方には、ハングリーさの機微に気を付けてと伝えたいです。
安齋  きっと細田くんの強い意志を感じとって、言わなかったんだよ(笑)。

安齋由香里×細田健太

——では、これから声優・声優アーティストを目指して入所する方に伝えたいメッセージを教えてください。
細田
 エンタメに触れるのは大事なんですけど、批評家になってはダメだと思います。習い始めるとお芝居のことがわかってきて、ついつい批評したくなることが誰しもあるんです。ここあんまり上手じゃないな、とかわかった気になって。自分がやらなきゃいけない立場になろうとしているのに、外野からの意見にならないよう、常に意識しながらエンタメを楽しんでください。

——演者の意識としては大切ですね。では、安齋さんは?
安齋
 声優はラジオだったり、役を通してライブ活動をさせていただく機会も多いので、知識やスキルを求められていることが多くて。自分の得意分野が魅力のひとつになるのかなと思っています。私だったら、『ハリーポッター』が大好きで永遠に話せるんですけど。自身の趣味もきっとお仕事に活かせるんじゃないかなと思います。歌やダンスに触れていく機会があるので、私もスクールに入ってから勉強しましたし、できる人を見て、より頑張らなきゃと思ったので、演技もそれ以外のことにも目を向けて、今から準備をしていたら素敵だと思います。

——確かに、演者に求められていることが増えていますよね。
安齋
 所属して走り出したらノンストップなので、スクール生の期間は流行やこれまで触れてこなかったものに触れたり、自分は何を極めたいのかを見つめ直す時間としても過ごせると思います。

■“プロデューサー”に認められたい!ついに合格した憧れのオーディションとは?

——良いアドバイスが聞けました、ありがとうございます。そして、おふたりは声優としてノンストップで活動されていますが、安齋さんは「アイドルマスターシンデレラガールズ」の西園寺琴歌役が決定しましたね。
安齋
 兄の影響で昔から大好きな作品です。事務所に入ったら受けたいと思っていた憧れのオーディションだったので、心音が聞こえるくらい緊張しました。私なりに精一杯やって、結果演じさせていただくことができて、すごく幸せです。任せていただいたからには、琴歌ちゃんを好きなプロデューサーさんに認めていただけるようなパフォーマンスをしていけたらと思っています。

——細田さんは、話題のメディアミックスプロジェクト「カリスマ」で“反発のカリスマ”猿川慧役を演じ、注目を集めています。
細田
 僕の見た目からはちょっとイメージの離れた役ですが(笑)、すごく好きなキャラでオーディションもより力を入れて受けました。そしたら、初めて役のオーディションで受かったんです!マネージャーから怒涛の着信があって、“なんか怒られるのかな!?”と折り返したら、怒られなかったのと、受かったのと二重の喜びでした。まだご覧になったことがない方は、YouTubeでドラマや楽曲が楽しめるので、ぜひチェックしてください!

——「俺に命令すんじゃねぇ」といったキャラクターだったので意外でした。
細田
 僕っていわゆるイケボな声質ではないので、猿川みたいなオラついたキャラにシンパシーを感じたし、僕の声質が活かせるのではと思ったので、担当することが出来て良かったです。

安齋由香里×細田健太

——今後の展開が楽しみです。安齋さんは、2月13日に開催される『P’s LIVE~Nice to P’s you!!~』にAiRBLUE(TVアニメ『CUE!』)のメンバーとして出演されますね。
安齋
 憧れの先輩方が出演されていたイベントなので、自分もいつか出られたらいいなと思っていて。今回、AiRBLUEの16人で出演できるのが嬉しいです。『CUE!』も1月から放送がスタートして、ちょうど新しい方に作品を知ってもらうきっかけになると思うので、楽しいパフォーマンスを披露できたらと思います。あと、事務所の後輩である、天麻ゆうきさんがSmewthie(TVアニメ『東京ミュウミュウ にゅ~♡』)で、園山ひかりさんがSPR5(TVアニメ『消滅都市』)として出演するので、先輩としてカッコいい姿を見せたいです。

——では、最後に2022年の目標を聞かせてください。
安齋
 お仕事が出来るだけで幸せなんですけど、映画も大好きなので特に外画のお仕事が出来たら嬉しいですね。あと、ファンの方と会える機会を増やせたらと思っているので頑張ります!
細田  2021年は「カリスマ」との出会いで、少しずつ僕を知っていただくことができたので、2022年はもっといろいろなお仕事をして、より活動を広げられるおもしろい人間になりたいと思っています!

「P’s Voice Artist School」について

■第9期生募集情報
募集期間:2021年12月22日(水)から2022年2月15日(火)

■プロの音響監督のレッスンを体験できる「無料体験レッスン」開催!
開催日時: 2月12日(土)13時~
会場:ポニーキャニオン本社(予定)

詳細は「P’s Voice Artist School」公式サイトをご覧ください。
https://pvaschool.ponycanyon.co.jp/

■「P’s Voice Artist School」とは
プロの声優アーティストとして活躍する人材の育成を目的として、多数のアニメやアーティストをプロデュースするポニーキャニオンならではの独自カリキュラムと多彩な講師陣で楽しみ学ぶことをサポートします。卒業オーディションでは声優事務所スワロウ、アーティストマネージメント会社ポニーキャニオンアーティスツをはじめ、多数の事務所、業界関係者が審査に参加。所属のチャンスもあります。また在学中にアニメオーディションを受けることも、このスクールだからこそ可能です。

プロフィール

■安齋由香里
12月31日生まれ。台湾および福島県出身。2017年に声優デビュー。『ラピスリライツ』のティアラ役をはじめ、『RELEASE THE SPYCE』の源モモ役などを演じる。2021年には、「アイドルマスターシンデレラガールズ」の西園寺琴歌役に決定。2022年2月13日に開催される『P’s LIVE~Nice to P’s you!!~』にAiRBLUE(TVアニメ『CUE!』)のメンバーとして出演する。

YouTube「自由気ままにゆかり時間。」:
https://www.youtube.com/channel/UCXpOyaNwhVwsqmT85aSYs9w
オフィシャルTwitter:@yukari_anzai
オフィシャルInstagram:@yukari_anzai_1231

■細田健太
5月30日生まれ。神奈川県出身。2018年に声優デビュー。声優活動以外にもMCとしても、アーティストのステージやトークイベントなどで活躍。2021年にメディアミックスプロジェクト「カリスマ」の猿川慧役を演じ、注目を集めている。

メディアミックスプロジェクト「カリスマ」(猿川慧役):
https://www.youtube.com/c/charisma-house
YouTube「細田健太のスワロウナイトニッポン」:
https://www.youtube.com/channel/UCXpOyaNwhVwsqmT85aSYs9w
オフィシャルTwitter:@kenta_hosoda

声優カテゴリの最新記事