角川スニーカー文庫刊、異例の超人気ラノベ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(ロシデレ)』最新2巻7/30発売!
小説2巻発売が目前に迫る中、元角川書店代表取締役社長であり現在KADOKAWAにてエグゼクティブ・フェローを務める井上伸一郎氏による本書の推薦コメントが公開!
KADOKAWA 井上伸一郎氏『ロシデレ』推薦コメント
・『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』に寄せて
私の中には「東欧の異邦人への憧れ」が強く存在する。
「ロシデレ」のヒロイン・アーリャはロシアの血を引く美少女で、そんな私の精神を高揚させてくれる存在だ。
教室で隣の席に座る主人公・政近がロシア語を分かるのを知らないで、本心ダダ漏れの独り言をつぶやくという「精神的露出狂?」という設定がむず痒い。
負けず嫌いで、目標に一直線に進むアーリャ。普段は不真面目で冴えないけれど、アーリャの危機には秘めたるスキルを発揮する政近。二人のやりとりは微笑ましい一方で、微かに背徳の香りがするのが、またよろしい。
古今のラブコメ設定をメタ化し、再構築してみせる作者の手腕は見事だが、ことさら才能を振りかざすことなく、 エンタメに徹する姿勢も素晴らしい。
「ロシデレ」は半世紀以上の歴史を持つラブコメというジャンルのひとつの到達点だろう。
ぜひご一読ください。
株式会社KADOKAWA エグゼクティブ・フェロー
井上 伸一郎
『ロシデレ』とは
著:燦々SUN
イラスト:ももこ
出版社:KADOKAWA
レーベル:角川スニーカー文庫
◆あらすじ
「И наменятоже обрати внимание」
「え、なに?」
「別に? 『こいつホント馬鹿だわ』って言っただけ」
「ロシア語で罵倒やめてくれる!?」
俺の隣の席に座る絶世の銀髪美少女、アーリャさんはフッと勝ち誇った笑みを浮かべていた。
……だが、事実は違う。さっきのロシア語、彼女は「私のことかまってよ」と言っていたのだ!
実は俺、久瀬政近のロシア語リスニングはネイティブレベルなのである。
そんな事とは露知らず、今日も甘々なロシア語でデレてくるアーリャさんにニヤニヤが止まらない!?
全生徒憧れの的、超ハイスペックなロシアンJKとの青春ラブコメディ!
◆売上・評価
2021年2月末に発売された小説1巻目は、【2020年度紙本ライトノベル新作売上&ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代 第1位】 を獲得。(※KADOKAWA調べ ※集計期間:2020/4/1-2021/3/31の30日間販売数 ※電子:2019/9/1-2021/3/31の30日間DL数)
2021年7月30日発売の『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん2』も、2003年に発売された小説『涼宮ハルヒの溜息』(著:谷川流/角川スニーカー文庫)と同じ初版発行部数での制作刊行が決定。
角川スニーカー文庫18年ぶりの快挙となり、ライトノベルの金字塔ともいえる「涼宮ハルヒ」シリーズの再来が期待されている。
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