るろうに剣心2023リメイク作画崩壊・アニメ作画監督・変化比較&炎上ひどい評価考察

るろうに剣心2023リメイク作画崩壊・アニメ作画監督・変化比較&炎上ひどい評価考察

2023年リメイク版アニメ『るろうに剣心』作画崩壊・アニメ作画監督・変化比較&炎上ひどい評価考察。

新作アニメ『るろうに剣心』は作画崩壊してるか、作画監督は誰か、作画変化の新旧比較や評判、令和版アニメ炎上問題の有無などを考察していく。

『るろうに剣心』2023リメイク版アニメ放送!

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は1994年から1999年に「週刊少年ジャンプ」で連載された漫画が原作。1996年に初のTVアニメ化、 1997年に劇場版、1999年以降にOVA追憶編・星霜編・新京都編も制作。

制作会社は1996年版66話まで&劇場版がスタジオぎゃろっぷ、1996年版67話以降&OVAがスタジオディーン。監督は1996年版&OVAが古橋一浩さん、劇場版が辻初樹さん。声優は緋村剣心役を涼風真世さん、神谷薫役を藤谷美紀さんが担当。

2023年7月からは新作リメイク版アニメが放送開始。制作会社はライデンフィルム。監督は山本秀世さん。声優は緋村剣心役を斉藤壮馬さん、神谷薫役を高橋李依さんが担当。

作画崩壊・評判

旧作アニメ『るろうに剣心』は作画崩壊が指摘される話数もあったが、31話は作画が綺麗だと話題になった。OVA追憶編は作画が最高傑作レベルで、演出・音楽・声優陣の演技などを含めて特に評判が良かった。

新作リメイク版アニメ『るろうに剣心』の作画崩壊を指摘する声は少なく、本編・OP・EDも美麗な作画になっている。ただし、旧作のイメージが強くて、新作は違和感があると思っている視聴者は出ている。アニメ『るろうに剣心』といえば1996年版なので、2023年版の作画が肌に合わず、視聴継続を辞めたファンもいる。

作画変化比較・評価

新旧アニメ『るろうに剣心』作画変化を比較すると、どちらも明治時代の舞台に合わせた作画、手書き感を残した2D作画の良さを活かしたイラストなどが共通している印象。

作画の違いは、1996年版が細い線を感じられる作画、2023年新作リメイク版が美化されたリッチな作画・3DCG技術が特徴的。旧作は1996年=平成8年、新作は2023年=令和5年に放送なので、各時代に合った映像になっている。

旧作との作画変化・比較の視点で見てしまい、新作の作画を微妙に感じる視聴者は出ている。作画は好き嫌いが分かれる部分で、新旧アニメは絵のタッチに違いがあるため、違和感が出るのは仕方ないのかもしれない。

比較の視点を抜けば、新作リメイク版アニメ『るろうに剣心』で大きな作画崩壊は無く、2023年に放送されているアニメの中でも作画レベルが高いと評価できる。そして、新作リメイク版の作画に目が慣れてきた視聴者、最新技術を使用したアニメ映像に感動しているファンもいる。

アニメ作画監督・キャラデザ

1996年版アニメ『るろうに剣心』キャラクターデザインは濱洲英喜さん、途中から室井ふみえさんに変更。作画監督は各話によって、小林利充さんや谷口守泰さんなどが担当。作画が綺麗だと評判だった31話は中嶋敦子さんが作画監督を務めていた。

劇場版キャラデザ・総作画監督は辻初樹さん。OVA追憶編キャラデザは柳沢まさひでさん、作画監督は松島晃さん。OVA星霜編キャラデザ・作画監督は松島晃さん。OVA新京都編キャラデザ・総作画監督は萩原弘光さん。新作キャラデザは西位輝実さん・内田陽子さん。

松島晃さんは、『鬼滅の刃』キャラクターデザイン・総作画監督も務め、『鬼滅の刃』遊郭編では「クランチロール・アニメアワード2023」最優秀キャラクターデザイン賞も受賞。

炎上ひどい内容

2023年新作リメイク版アニメ『るろうに剣心』をひどい内容と評価する視聴者は一部に留まっており、炎上問題レベルではないと思う。ひどいと感じるのは、変化した作画・声優などを比較する視点が強く出てしまい、2023年版を受け付けていないケースがある。

2023年版は、原作リスペクトが伝わってくるアニメで、作画崩壊と呼べるほどの雑なイラストも無く、アニメ演出なども丁寧にこだわって制作されていることがわかる。

新旧アニメはどちらも良さがあるので、別のアニメとして楽しむか、比較しすぎない視点を持つと見方が少し変わってくるかもしれない。新作アニメは原作者・和月伸宏先生も完全監修しているので、自分なりの解釈・楽しみ方を見つけて、ぜひ最終回まで視聴継続していきたい。

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