「アイドルマスター SideM GROWING STARS」(サイスタ)炎上事件、サービス終了、重要なお知らせ情報。
バンダイナムコエンターテインメントが手掛けるアイドルプロデュース&リズムゲーム・サイスタのサービス終了が発表。生配信で明かされた発表内容を紹介し、SideM・サイスタが炎上した理由も考察。
サイスタ サービス終了・重要なお知らせ
アイドルプロデュース&リズムゲームアプリ「アイドルマスター SideM GROWING STARS」(サイスタ)のサービス終了日が7月31日13:59と発表。サービス終了情報は2023年4月4日19:00から生配信された『「アイドルマスター SideM GROWING STARS」から 重要なお知らせ』で明らかになった。
生配信には、「アイドルマスター」シリーズの事業担当者であるバンダイナムコエンターテインメント・波多野さん、「アイドルマスター」シリーズのゲーム統括・三本さん、サイスタのプロデューサー・石澤さんが出演した。
サイスタは2023年4月から縮小運営に入り、復刻イベントや一部ストーリーが更新され、2023年5月からイベントやストーリーなどの基本的な更新が終了し、2023年7月31日13:59でサービス終了する。未実装ユニットが残るエピソードゼロのストーリーや3Dライブ(MV)は制作完了しており、最後までお届けする方法やタイミングを検討中。
ブランドとしての「アイドルマスター SideM」は続いていき、ソーシャルゲーム版「アイドルマスター SideM」ストーリー関連のアーカイブ掲載、新曲制作に加え、3Dモデルを活用したライブや8thライブも開催される。「アイドルマスター SideM」はソーシャルゲームから離れるが、提供の場を変えながら、アイドルの姿をお届けする。
アイマスシリーズのゲーム統括・三本さんは、サイスタのサービス終了が決定したとき、頭が真っ白になり、どうしようという気持ちにもなったと心境を明かしていた。プロデューサー(ファン)・声優キャスト・お仕事コラボをした会社のことが頭をよぎり、合わせる顔が無いとも思ったが、サイスタをやりたいと言ったのは自分だとして、直接この結末を伝えるべきという想いがあって、この場を設けてもらったと語っていた。
サイスタからの重要なお知らせはソシャゲのサービス終了となってしまったが、できる限りの努力で「アイドルマスター SideM」を続けていこうと調整している様子も伺えた。
サービス終了理由なぜ
ゲームアプリ「アイドルマスター SideM GROWING STARS」(サイスタ)のサービス終了理由は、重要なお知らせの生配信内では未発表となっている。詳細な説明が無いので、なぜサービス終了する事態になったのかと疑問に思うファンも出ている。
サイスタ配信期間は2021年10月6日から2023年7月31日までとなり、サービス開始から約1年10ヶ月の早期サービス終了となった。ゲームの売上なども絡んでいると思うが、お仕事コラボなどの様々な施策も成功していただけに、サイスタのサービス終了は残念でならない。
SideM・サイスタ炎上事件
誕生日
サービス終了が決定したゲーム「アイドルマスター SideM GROWING STARS」(サイスタ)は炎上事件に発展し、ファンは運営会社への不信感も持っている。
サイスタが炎上した理由の1つに、アイドルユニット「神速一魂」に所属するメンバー・紅井朱雀の誕生日である4月4日にサービス終了を発表したことが挙げられる。
キャラクターの誕生日でお祝いムードだったところ、サイスタがサービス終了と言われて、心穏やかにいられるはずがない。誕生日を回避していれば、炎上レベルをもう少し抑えることができた可能性はある。
プロデュース
「アイドルマスター」シリーズは、ファンの呼称がプロデューサーで、アイドルをプロデュースする世界観が前提となっているはずである。「アイドルマスター SideM」もソシャゲでアイドルをプロデュースすることが魅力であり、そこにファンは情熱を注いできた。
ところが、「アイドルマスター SideM」はソシャゲからの撤退を発表しているので、サイスタの炎上原因になっている。今後も形を変えてアイドルの姿を提供してくれるのは嬉しいが、ファンからプロデュースする方向が消えるため、一方通行になる感覚は拭えない。
ファンはアイドルをプロデュースしたい気持ちがあるので、ソシャゲ以外でプロデュースできる方法があれば気持ちの整理がしやすい。新しいプロデュースの形を提示していれば、ここまでの炎上は避けられたかもしれない。
今後のアイドルたちの姿はこれまで自分たちがプロデュースした結果で、完全な終了ではなく元気な姿が見れるという意味では、まだ救いがあるという見方もできる。しかし、ファンは機械ではなく感情を持った人間なので、すぐに切り替えるのは難しい問題である。
モバエム・エムステ
SideMメンバーが登場していた過去作のゲームは、モバゲー版「アイドルマスター SideM」(モバエム)、「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」(エムステ)、「アイドルマスター ポップリンクス」(ポプマス)などが配信されており、既にサービス終了している。
過去作のサービス終了時には別のゲームがあったが、サイスタのサービス終了時には引継ぎ先が無いので、SideMファンに絶望感を与えて炎上している。
また、モバエムのリメンバーショット(リメショ)、サイスタのFES未実装キャラなど、中途半端な状態で終了する点が共通しているので、一部のSideMファンは不満をぶつけている。
クラファ
サイスタの炎上は、新ユニットのC.FIRST(クラファ)がデビューから2年も経過していないのに、プロデュースできなくなることも絡んでいる。
クラファPは愛着を持ってプロデュースしている最中だったのに、突然発表されたサイスタのサービス終了により、あまりに酷な事態となってしまった。
合同ライブ
2023年2月に開催された、アイマスシリーズ全5ブランドの合同ライブ「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023」(MOIW2023)は異例の盛り上がりを見せていた。
「アイドルマスター SideM」と他ブランドの垣根を超えた合同ライブ・MOIW2023が大盛況だったはずなのに、SideMが縮小傾向になっているので、これも炎上理由となっている。男性アイドルと女性アイドルの一体感を作った後、今度は逆の方向に進んでいるため、心を痛めるファンが出ている。
売上
ゲームアプリ「アイドルマスター SideM GROWING STARS」(サイスタ)は売上も好調だったはずだが、突然サービス終了が発表されたことで炎上している。
さらに、「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」(ミリシタ)などの売上と比較する意見も寄せられ、他ブランドとの関係でも炎上が拡大。
売上との関係は、運営側の内部事情なども相まって、明確に説明するのは難しいかもしれない。サービス終了が決定した以上、実際の売上は想定額ではなかったとも解釈できる。しかし、ファンは売上が好調に見えたのになぜ?と思うので、突然のサービス終了で困惑している。
お仕事コラボ
「アイドルマスター SideM」は、315プロダクションのお仕事コラボキャンペーンで成功したにもかかわらず、SideMブランドで唯一のゲーム・サイスタがサービス終了しているので、これも炎上の原因となっている。
他ブランドにも良い影響を与えていたお仕事コラボのことをどう思っているのか。コラボ企業へのイメージダウンは考えているのか。そして、事前連絡を受けていないコラボ企業が、生配信でサイスタのサービス終了を知ったことも批判されている。
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アニメ本気
「アイドルマスター」シリーズは、「2023年、アイドルマスターはアニメに本気!」をスローガンに、2023年に展開するアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」(デレマスU149)、「アイドルマスター ミリオンライブ!」(ミリマス)、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)に力を入れている。
この中に、「アイドルマスター SideM」が入っておらず、サイスタのサービス終了を発表して縮小傾向になっているのも炎上理由に絡んでいる。SideMファン目線では、アイドルマスターがアニメに本気なら、SideMアニメ2期は?SideMもアイマスブランドの1つではないのか?と思うのが自然であり、女性アイドルブランドとの格差に不満を持っている。
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サイスタ炎上まとめ
ゲームアプリ「アイドルマスター SideM GROWING STARS」(サイスタ)の炎上事件を考察した。キャラの誕生日にサービス終了を発表、「アイドルマスター SideM」ブランドで唯一のゲームが無くなることによるプロデュース機会の損失などで、サイスタは炎上問題に発展している。
男性&女性アイドルの一体感が薄れるイメージ、歴代ゲームで起きた問題などを含めて、サイスタが炎上した理由には様々な要素が絡んでいる。
サイスタのサービス終了は悲しいお知らせとなってしまったが、運営側はブランドとしての「アイドルマスター SideM」が存続する方向で動いている。新曲制作・3Dモデルを活用したライブなども予定されているので、今後も応援を続けていきたい。
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