スーパーカブ1話感想!美術背景・音が凄い!小熊は「ない→ある」に変化

スーパーカブ1話感想!美術背景・音が凄い!小熊は「ない→ある」に変化

『スーパーカブ』1話感想記事です。

アニメ1話の感想付きネタバレストーリー、美術背景・音などに触れながら、小熊がスーパーカブを買っていく物語を振り返ります!

スーパーカブ1話ネタバレ感想

美術背景・音が凄い

著者:トネ・コーケン、イラスト:博 による人気小説を原作とするテレビアニメ『スーパーカブ』が遂に放送開始!1話「ないないの女の子」では、ピアノ音が流れる中、山脈・道路・駐輪場などの美術背景が映し出されているシーンからスタート!

綺麗な美術背景の作画に見入っていると、お茶を注ぐ音・炊飯ジャーからご飯をよそう音などが耳に流れ込んできます。パンにマーガリンを塗る光景も良かったですね。

1話冒頭は、美術背景と日常の音が魅力的で、この時点で既に神アニメの予感です。まだキャラクターが出てきていないにもかかわらず、目と耳の双方から幸せを感じましたので、これは期待大です!

小熊が登校

山梨県北杜市に住む女子高生・小熊(声優:夜道雪)が、自転車で通学するシーンになると、ハァハァと息をあげながら登校しています。友達も将来の目標も無いなどと言っているセリフもありました。

学校のシーンでは、バスケットゴールの少し汚れた感じも印象的で、味のある雰囲気を感じました。アニメ『スーパーカブ』は美術背景にこだわりを感じる作品というイメージがありますね。

バイク店へ

小熊が下校していると、スクーターバイクで帰っていく生徒を見かけます。その後、小熊がバイク店に行く展開になっていました。バイク店には、モンキー125・ZOOMER・CBR650Rなどのバイクが置いてあります。

それから 店主・シノさん(声優:魚健)が登場し、小熊はバイクが高いこと・お金がないことを伝えています。すると、シノさんが奥から 1万円の中古バイク・スーパーカブ(HONDA製)を出してきます。

小熊が買うことを伝えた上で、安い理由を聞くと、人を死亡させている事故車だと判明。それでも構わないと思った小熊は、契約書にサイン。ここで、小熊が免許を持ってないと言うと、シノさんが参考書を渡しています。

事故車の場合は躊躇するものですが、小熊はお金がないことに加えて、自転車通学に疲れていたのか、即OKにしていた展開が印象的でした。免許を持っていないにもかかわらず、契約書にサインをしていたことにも驚きましたが、その潔さがグッとくるシーンだったように思います。

免許取得

小熊が免許を取得し、北杜市役所から出てくる場面では、免許証とナンバープレートを出しているシーンがありました。背景のみならず 道具・アイテム関連も 丁寧に描いているところが好印象でしたね。

その後、小熊はバイク店へ行くことになり、ヘルメットとグローブを出しています。何かを察したシノさんは、無料プレゼントキャンペーン中の新しいヘルメットとグローブを出してくれていました。

それからエンジンのかけ方を教わり、小熊はバイク店から出ていきます。車に追い抜かれる描写などがあった後、小熊は無事に帰宅しています。

バイク側からすれば車はアレで、車側からすればバイクはアレなんですよね…。車に追い抜かれるシーンは、こういった あるある感情も思い出させるシーンだった気がします。

夜にカブでお出かけ→トラブル?

1話では、小熊が部屋からスーパーカブを眺めて ニンマリする描写などがあった後、夜にスーパーカブで出かける展開もありました。コンビニにバイクを置き、再びエンジンを始動しようとしますが、始動しません…。夜ですので、トラブルが起きたら焦りますよね…。

ここで 小熊は説明書を見てガソリンが足りないことに気づき、予備燃料に切り替え、無事にエンジンを始動させていました。ドキドキ感が伝わる丁寧な描写が好感でしたね。

原付スクーターは手で簡単にエンジンが始動しますが、スーパーカブはキックで始動させる仕様のため、ただでさえ簡単にエンジンが始動しないときがあります。寒い日は何度かキックして、ようやくエンジンが始動する場合もあります。

このあたりを踏まえると、アニメ『スーパーカブ』1話では、ガソリン不足が原因で、ある意味良かったですね…。バイクやカブに乗っていた経験がある方であれば、エンジンが始動しないトラブルは、その苦い思い出が頭をよぎるシーンだったとも言えます。

ない→ある

小熊はガソリンスタンドで給油して帰宅すると、疲れてそのまま玄関で寝ています。初めてのトラブルで、本当に疲れていたことが想像できますね…。

1話の最後は、昨日まで何も無かった・今日からはカブがある などと言っているセリフが印象的で、グッときました。昨日まで 友達も居ない・夢も無い少女が、スーパーカブと出会い、世界が変わったことを表現しているセリフだったと思います。

「ない」から「ある」に変化した小熊が、これからどんな姿を見せてくれるか。今後の展開に注目です!

スーパーカブ1話ネタバレ感想まとめ

テレビアニメ『スーパーカブ』1話のネタバレ感想をお届けしました。

1話では、小熊がスーパーカブを買う前後のストーリーが描かれていました。山脈や道路などの美術背景、お茶を注ぐ音、スーパーカブのエンジン音などが魅力的で、癒されるような空気感が好印象でした。

キャラクターは、シノさんも登場したとはいえ、ほぼ小熊1人に焦点を当てていました。あえて1話の登場キャラクター数を少なくして、バイクのスーパーカブもメインになるような設定・世界観が良いですね。

作画も綺麗で、ストーリーも面白い内容でしたので、是非2話以降も視聴継続していきましょう!

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