アニメ『スーパーカブ』2話感想記事です。
アニメ2話の感想付きネタバレストーリー、細かな描写が凄い点、小熊が友達と何かを得る物語を振り返りながら、各シーンの考察もしていきます。
スーパーカブ2話ネタバレ感想
細かな描写が凄い
テレビアニメ『スーパーカブ』2話「礼子」は、バス停などが映し出され、高校2年生・小熊(声優:夜道雪)が登校するシーンからスタート!
小熊は 原付で来た男子生徒がヘルメットをなおす姿を見て、説明書を見ています。そしてヘルメットホルダのページを見つけ、なんとかおさめていました。説明書の文字を省略せずに、しっかりと文字が書き込まれているところも好感でした…!
また、鏡を見て髪をなおすシーンも良かったですね。ヘルメットを取ると だいたい髪が乱れていますので、あるあるネタを盛り込んでいた印象です。
それからスーパーカブを小熊がポンポンする描写もグッときました。愛車を大切にしていることが伝わり、今から学校に行ってくるね!と挨拶をしているかのようでした。
教室のシーンでは、バッグを机の横にかける描写があり、ヘルメットのシーンとリンクさせている印象を受けました。2話内には、チョーク・黒板消し・レトロなラジオの作画が綺麗な場面もありましたね。アニメ『スーパーカブ』は、背景・道具・ストーリーを含め、細かなところも丁寧に描かれているところが魅力的です。
変化
2話では、教室で突然 小熊がバイクで学校に来たと言っていました。しばらく間があった後に、クラスメイトが近寄ってきます。友達も何もなかった小熊に、スーパーカブを通して友達が出来ていくことが伺えたため、ジーンと来る場面でした…。
白ご飯に親子丼の素をかけるシーンでは、電子レンジの列が混雑していたため、そのまま食べている描写もありました。今はスーパーカブに夢中になっており、それ以外のことは気にしない小熊の心理が、こういったシーンでも現れていた印象です。
授業で巾着を作るシーンでは、小熊が巾着にヘルメット・グローブを入れることを話していました。それを聞いた礼子(声優:七瀬彩夏)が小熊に話しかけ、放課後にスーパーカブを見せることになっていきます。
モデル
下校時間になると、礼子が小熊のスーパーカブを見て、バイクはキャブ式カブ、ヘルメットはアライのクラシック、グローブはグリップスワニーと言い当て、全て知っていましたね。礼子がバイク乗りで、知識も豊富であることが伝わるシーンでした。
その後、礼子は自分のカブを持ってきて、モデルが規制前のHONDA MD90で、改造していることなどを語っていました。見た目もエンジン音もグッとくるシーンでした。
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アライ(ARAI) バイクヘルメット CLASSIC
礼子
2話では、小熊が彼女の名前は確か…と言って、画面が2話のサブタイトル「礼子」を映す場面もありました。セリフとして礼子と言うのではなく、画面で答えを示す構成が良いですね。
牛丼の素
1話では牛丼・親子丼などの素について、多くのストックがありました。一方、2話では残り少なくなっていましたね。
これは、スーパーカブと出会って様々なことを体験してきた 時間の経過を感じるシーンだったように思います。牛丼の素を通して、他のメッセージを伝えている印象がありましたので、このあたりも凄いですね。
主観体験・タイミング
2話では、小熊が運転するスーパーカブのスピードメーターを映すシーンもありました。これによって主観気分が味わえますので、より身近に感じられるところが魅力的です。
また、小熊と礼子が見ていた本について、同時にページをめくるシーンも良かったですね。タイミングを同じにすることで、小熊に友達ができたことを表現していたとも考察できます。
友達
礼子がクラスメイトから一緒に弁当を食べようと言われる場面では、友達~などと言って断っていました。
この後のシーンで、「友達」はカブのことを指していることが明かされる展開も良かったですね。同時に、「友達」には小熊のことも含まれていた印象です。
ナンバープレート・ウインカー
2話では、ナンバープレートの数字が映し出される場面があり、小熊は1519、礼子は8888でした。1519は、遠くに行くことに絡めた会話内容から、以後行く(1519)だと考察することもできそうです。
また、小熊がウインカーを消し忘れる場面もありました。小熊がスーパーカブに乗り始めたばかりという状況、バイクの特性、小熊の性格などを、ウインカーを通して表現していた印象を受けました。細かな描写が本当に素敵で、感動と興奮が止まりません…!
寄り道
小熊が礼子との会話を受けて、寄り道をする展開も2話で描かれていました。小熊は スーパーで親子丼の素などを買い溜めた食品について、有料の買い物袋ではなく巾着に入れる描写も良かったですね。
2話ラストは、寄り道が楽しみになったと言っているところで終わっていました。スーパーの隣にあるコメリに行かなかったのは、ゆっくりと一歩ずつ進んでいく感じを表現していた印象です。
スーパーカブ2話ネタバレ感想まとめ
テレビアニメ『スーパーカブ』2話のネタバレ感想をお届けしました。
2話では、小熊が礼子と仲良くなっていくストーリーが描かれていました。友達も何もなかった少女が、友達と何かを見つけていくストーリーがグッときました。また、劇伴が激しい音楽ではなく、静かなピアノ音だったのも好感でした。
作画・背景関係も圧巻で、アニメ『スーパーカブ』は 制作のスタジオKAI、背景の草薙(KUSANAGI)、撮影のRaretrickなどが作り上げた神アニメだと言えます。是非3話以降も視聴継続していきましょう!
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