鈴木姓のルーツ・和歌山県海南市で「鈴木サミット」が開催!鈴木姓の本家のお屋敷・鈴木屋敷の拝観料は鈴木さん無料・佐藤さん5万円!?
佐藤姓発祥の地・栃木県佐野市から 「佐藤の会」関係者を招いて、鈴木VS佐藤の討論会も実施。「プロの鈴木さん」として、ウド鈴木&鈴木このみによる応援動画も上映!
SUZUKIの二輪・四輪で来場すると限定ステッカープレゼントなど、鈴木さんのための様々な企画が満載!
鈴木サミット開催決定!
2024年11月17日(日)、和歌山県海南市内で「第8回鈴木サミット」が開催決定!
鈴木サミットは、海南市が、全国176万人と言われる鈴木姓のルーツであることから始まり、2013年まで一部の鈴木姓関係者のみで細々と開催されていました。
しかし、海南市が人口減少・高齢化が進む中、「人口戦略会議」の分析でも消滅可能性自治体に位置付けられるような状況であることから、海南市をなんとか盛り上げることができないかという想いの下、10年ぶりに復活し、大幅リニューアルの上、全国に向けて開催されることになりました。
当日は海南市内の様々な場所でイベントが開催され、どなたでもご参加いただけます。
■名称:第8回鈴木サミット
■開催日時:2024(令和6)年11月17日(日) 13:30~16:00
■会場:海南保健福祉センター(〒642-0002 和歌山県海南市日方1519番地10)
■WEBサイト:https://fujishiro-jinja.net/
■内容:①藤白の獅子舞演舞、②関東藤白鈴木会活動報告、③栃木県佐野市「佐藤の会」による佐藤グッズの紹介・ゆるキャラの交流(さのまる・海にゃん)、④博報堂クリエイターによるパネルディスカッション『鈴木屋敷を話題化するための鈴木グッズの提案』、⑤キャイ~ン ウド鈴木さん・鈴木このみさんによる応援メッセージ上映
■観覧自由、参加無料
鈴木サミット施策一覧
「佐藤の会」が殴り込み!鈴木さんVS佐藤さん会議
鈴木サミットには、佐藤姓発祥の地・栃木県佐野市の「佐藤の会」事務局をご招待。佐藤グッズの製作等により盛り上がりを見せる「佐藤の会」に対抗するため、クリエイターが鈴木グッズの製作を提案するとともに、名字を活かした地方創生、魅力発信について議論します。当日は、海南市PRキャラクター「海にゃん」と佐野ブランドキャラクター「さのまる」も登場予定です。
■「佐藤の会」とは
国内最多、全国に200万人いるとされる「佐藤」さん。その名字のルーツは、藤原秀郷(俵藤太)ゆかりの地「栃木県佐野市」かもしれない!?そんな説が有力とされていることから、佐野市では「佐藤さんのふるさと」として地域を聖地化していくプロジェクトを2020年3月10日(佐藤の日)に始動!その一環で発足したのが「佐藤の会」です。
鈴木屋敷拝観料は鈴木さん無料、佐藤さん5万円!
復元が完了した鈴木屋敷の見学には300円の拝観料が必要ですが、鈴木サミット開催当日から1週間、鈴木さんは0円になります。一方、日本名字ランキング1位の佐藤さんを鈴木姓のライバルと位置づけ、佐藤さんは当日のみ5万円に設定されています。(まさかの価格設定にびっくりだよ!)
鈴木屋敷:海南市藤白448番地、拝観時間 10時~16時、休館日:月・火(休日の場合は除く)・年末年始
SUZUKIで来場すると限定ステッカープレゼント
鈴木姓が全国に広がった歴史的な経緯は、熊野信仰を広めるため、鈴木氏が藤白を拠点に全国へ移動したことにあります。前回の鈴木サミットでは、株式会社スズキの鈴木修会長兼社長(※当時)が基調講演し、同社からは鈴木屋敷の復元に際しても多大な支援がありました。
そこで、全国に移動していった鈴木姓とSUZUKIユーザーが「移動し、繁栄していく」ことを祈念し、当日以降、実行委員会が製作した 「鈴木大躍進」ステッカーを、道の駅海南サクアスにおいて、SUZUKI製の二輪・四輪で来られた方に配布します。この施策は、SUZUKI愛好家の方に対し、鈴木の聖地・鈴木屋敷の認知を高めることを目的としています。
海南サクアス:海南市下津町小南51-1、営業時間 9時~17時(フードコート 10時~16時(L.O))、年中無休(年末年始を除く)
キャイ~ン・鈴木このみ応援!
イベント当日は、お笑いコンビ「キャイ~ン」のウド鈴木さん、天野ひろゆきさんからのビデオメッセージが放映され、アニソン歌手・鈴木このみさんにも、「プロの鈴木さん」として鈴木屋敷のPRをお願いしています。※いずれも当日は来場されません。
■キャイ〜ン
ウド鈴木/1970年1月19日(53歳)、天野ひろゆき/1970年3月24日(53歳)
1991年にコンビ結成。ウドの天性的なボケと、天野の鋭いツッコミが巷のライブを騒がせる。ウドの天野に対する溺愛ぶりが有名で「お笑い界一仲の良いコンビ」と称される。バラエティ番組を中心に多数出演。主な出演作は、フジテレビ『もしもツアーズ』、ニッポン放送『キャイ~ンの家電ソムリエ』など他多数。
■鈴木このみ
1996年11月5日生まれ、大阪府出身。歌手。
2011年、第5回全日本アニソングランプリ決勝大会でグランプリを獲得し、翌2012年に「CHOIR JAIL」で15歳でデビュー。「ノーゲーム・ノーライフ」「Re:ゼロから始める異世界生活」「デカダンス」「恋とプロデューサー~EVOL×LOVE~」など多くのTVアニメ主題歌を担当。上海、シンセン、香港、台湾、フィリピンにてワンマンライブを行った。
ホテルのフロント大パニック!宿泊客が全員鈴木さん⁉
全国からサミットに参加する鈴木姓の関係者の皆さんは、2024年6月に開業したホテルルートインGrand 海南駅前 (和歌山県海南市名高51−23、050-5211-5841)に宿泊予定です。チェックイン時のフロントでは、鈴木さんの行列ができ、大混乱が予想されます。
「スズキの共食い・佐藤を喰らえ」セット提供
前日11月16日(土)より宿泊する全国の鈴木さんを対象に、2023年9月に開駅した「道の駅海南サクアス」では、鈴木サミット限定メニュー「スズキの共食い・佐藤を喰らえ」セットを提供します。
当日は、マグロの解体ショーも行われ、マグロとスズキを使ったランチを提供し、食後には「お菓子発祥の地」である海南市のお菓子を添え、砂糖(=佐藤)も喰らっていただきます。
※ランチは開発中の画像です
このほか、前日11月16日(土)18時からは海南保健福祉センターにて全国から50名以上の鈴木さんが集まる懇親会が実施され、17日(日)9時30分からは藤白神社にて火縄銃の轟音が響く雑賀鉄砲衆の演武が行われる予定です。
和歌山県海南市について
由緒正しき名字「鈴木さん」のルーツ
海南市の国指定史跡「藤白王子跡(現・藤白神社)」にある鈴木屋敷は、平安時代末期に熊野から移り住み、藤白を拠点として全国に熊野信仰を広めた藤白鈴木氏の邸宅です。日本中に熊野信仰を広める中で、各地に住み着いた鈴木さんや、熊野の神様を祀る人が鈴木を名乗るなどして鈴木姓が増えて行きました。
全国の鈴木姓の宗家である藤白鈴木家は、平安時代前期から中期の貴族、鈴木基行(865年~926年)が始祖であり、1942年に第122代当主鈴木重吉が亡くなったことで断絶しました。鈴木氏が代々居住した鈴木屋敷は空き家となり、老朽化が進んでいましたが、2023年に補助金やクラウドファンディング、全国の鈴木さんや企業からの寄附により復元されました。
※復元された鈴木屋敷
世界初!苗字を観光資源化
海南市では、今回のサミットを機に、これまで鈴木姓の歴史に興味がなかった鈴木さんやSUZUKI製二輪・四輪ユーザー、「キャイ~ン」や「鈴木このみ」さんのファン層を中心に鈴木屋敷の存在を知っていただき、鈴木姓の歴史について関心を深めていただきたいと考えています。
また、提案された鈴木グッズを商品化し、ふるさと納税の返礼品などに展開することで、地域活性化に繋げることを目指します。海南市では既に東京圏に居住する鈴木さんが移住した場合、世帯100万円、単身60万円などの支援金を支給する取り組みも実施しています。
鈴木サミット実行委員会は今回の鈴木サミットを起点に「苗字の観光資源化」を発展させ、いずれ「日本一鈴木さんにやさしい街」を目指したい。と語ります。
鈴木コンテンツ
鈴木姓にフォーカスした鈴木サミットは、苗字の観光資源化・コンテンツ化が斬新で、2次元コンテンツで例えるなら多角的に展開するIPやメディアミックスプロジェクトにも似た面白い内容となっています。
聖地巡礼の観点なら舞台は和歌山県海南市、ホテル宿泊企画はIPとホテルのコラボ、限定メニューはコラボカフェなどが連想されます。ちなみに、アニメ『サマータイムレンダ』は和歌山県和歌山市、『のんのんびより』は和歌山県かつらぎ町が聖地になっているなど、和歌山県はアニメとの関連もあります。
第8回鈴木サミットは、『ノーゲーム・ノーライフ』(ノゲノラ)、『Re:ゼロから始める異世界生活』(リゼロ)などの主題歌を担当してきたアニソン歌手・鈴木このみさんも応援しています。鈴木サミットは2次元コンテンツ自体ではないとしても、2次元ファンが普段楽しんでいる視点が垣間見えるので、お時間ある方は参加してみるのもオススメです!
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