『戦姫絶唱シンフォギア』より、月読調の変身バンクシーンを各期ごとに比較考察し、月読調が歌う聖詠(詠唱)の歌詞の意味も考察しています。
月読調の変身バンクが変化している箇所はどこなのか、ギア名はいつから表示されるようになったのかなど、徹底的に分析しています。
なお、月読調の聖詠(詠唱)「various shul shagana tron」の読み方などもご紹介しています。
月読調の聖詠(詠唱)について
まずは、変身バンクシーンの前に歌っている月読調の聖詠(詠唱)について見ていきましょう!
月読調の聖詠(詠唱):「various shul shagana tron」
月読調の聖詠(詠唱)のセリフは、「various shul shagana tron」と歌っています。
聖詠(詠唱)の読み方・曲タイトル・収録CD
「various shul shagana tron」の読み方は、「ヴァリアス シュルシャグナ トロン」です。シュルシャガナではなく、シュルシャグナとカラオケ画面に振り仮名が振ってありましたので、少し意外でした。
なお、月読調の聖詠(詠唱)の曲タイトルは、「純心は突き立つ牙となり」です。
「純心は突き立つ牙となり」は、『戦姫絶唱シンフォギアG』 Blu-ray&DVD5巻のボーナスCD「オリジナルサウンドトラック5」に収録されています。
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「various shul shagana tron」の和訳・翻訳・歌詞の意味考察
月読調の聖詠(詠唱)の和訳・翻訳・歌詞の意味については不明ですが、以下のような考察ができるかもしれません。
「various shul shagana tron」という言葉は、「various」=「いろいろな」という意味の英語、月読調の聖遺物名「シュルシャガナ」、各装者の聖詠(詠唱)に付いているケースがある「tron」を足して成り立っています。
そうなると、月読調の聖詠(詠唱)「various shul shagana tron」の和訳・翻訳・歌詞の意味としては、「いろいろな力があるシュルシャガナを起動しますよ」という意味が考えられそうですね。
また、いろいろなロックが施されたシンフォギアシステムを限定解除していくという意味も考えられそうです。
また、曲タイトルが「純心は突き立つ牙となり」となっていますので、純心な月読調がシンフォギアを身に纏うことによって突き立つ牙となっていく様子も表現されているのかもしれませんね。
ざっくりとした意味は、「今からシンフォギアを身に纏いますよ」ということなんだと思われます。
月読調の変身バンクシーン
ここからは、月読調の変身バンクシーンを各期ごとにおさらいしていきます。月読調は2期からの登場ですので、2期から5期までの変身バンクシーンを振り返ってみましょう。
シンフォギアG(2期)
『戦姫絶唱シンフォギア(2期)』の月読調の変身バンクは、まず目を閉じた月読調が空中をくるくると回り始めます。
次に首からお尻にかけて「基本装着のアーマーパージ状態」になり、スカートが出現します。その後、腕・脚の順番でギアが展開されていき、ツインテールの髪が真っ直ぐになった後にその髪を覆うようにして外側(毛先)から内側(根本)に向かってギアが装着されていきます。
そして猫耳が生えていき、瞳が輝く描写が入り、低い位置でくるくると回転していきます。最後は足をクロスさせた状態で立っているシーンとなり、月読調の変身バンクシーンは終わりとなります。
シンフォギアGX(3期)
『戦姫絶唱シンフォギアGX(3期)』の月読調の変身バンクは、まず月読調が空中浮遊し、脚に石状のシュルシャガナの欠片が出現して、ギアへと変換されていきます。
次にスカートが出現し、腕のギアが装着されていきます。そしてツインテールの髪にギアが展開されていき、ヨーヨー技を披露していきます。
2期とは違い、髪の内側(根本)から外側(毛先)に向かってギアが展開されている点が特徴的です。
最後は「キリッ」と言って、月読調の変身バンクシーンは終わりとなります。「キリッ」というのは、相棒の切歌の「切=キリ」を連想しますね。
シンフォギアAXZ(4期)
『戦姫絶唱シンフォギア(4期)』の月読調の変身バンクは、まず脚・胸・腕の順番で「基本装着のアーマーパージ状態+石状のシュルシャガナの欠片が付着した状態」が同時に出現していく描写があります。
次にヨーヨーを回しながら脚・スカート・腕・耳の順番でギアが展開されていきます。そして、ツインテールの髪の内側(根本)から外側(毛先)に伸びるようにしてギアが展開されていき、ヨーヨー技を披露していきます。
最後は右腕を上に、左腕を横に伸ばして、足をクロスさせた状態で立っているシーンとなり、月読調の変身バンクシーンは終わりとなります。
4期からギア部分に「SG-i01 shul shagana」と表示されるようになった点や、ヨーヨーの技が増えたことも特徴的です。
シンフォギアXV(5期)
『戦姫絶唱シンフォギアXV(5期)』の月読調の変身バンクは、まず赤色のハートが出現し、そのハート型のモノが、バラバラの欠片になる描写があります。
次に光っているシルエットが左、ピンク色のシルエットが右に登場します。その後、ピンク色のシルエットが、光っているシルエットに融合していきます。
月読調は1期に登場していない分、1期の変身バンクを取り入れたシーンはありがたいですね。
次にスケート靴が出現し、下から上にかけて「基本装着のアーマーパージ状態+石状のシュルシャガナの欠片が付着した状態」になっていきます。
その後、スケートリンクを回っているような描写が入った後、スケート技のトリプルアクセルのような形で月読調がジャンプしていきます。
そしてヨーヨーが出現し、腕にギアが展開されて「SG-i01 shul shagana」と表示されます。
それから脚にギアが装着され、片足を上げてくるくると回り、ピンク色に輝きながらスカートが展開され、耳にもギアが装着されると「SYSTEM ALL GREEN」「NORMAL OPERATION」と表示されていきます。
その後、胸のシュルシャガナが光り、内側(根本)から外側(毛先)に伸びたギアが髪をサンドイッチするかのようにして装着されていきます。
次に手でハートを作り、ヨーヨーを手にしながら「キリッ」と言います。そのままヨーヨー技を披露していき、「よしっ」と言っています。
「キリッ」は相棒の切歌の「切=キリ」を連想し、「よしっ」は声優の南條愛乃さんの「愛=よし」を連想しますね。
最後は右腕を上に、左腕を横に伸ばして、足を大きく広げた状態で立っているシーンとなり、月読調の変身バンクシーンは終わりとなります。
月読調の変身バンク比較整理図表
ここでは、月読調の変身バンクを図表で比較整理しています。
シルエット(右から左に融合する描写) | ・赤色ハートの出現 ・手でハートを作る描写 | |
2期~4期 | なし | なし |
5期 | 左:光っている状態←右:ピンク | あり |
セリフ | 髪のギア | |
2期 | なし | 外側(毛先)→内側(根本) |
3期 | 「キリッ」 | 内側(根本)→外側(毛先) |
4期 | 「ハッ」「フッ」 | 同上 |
5期 | 「キリッ」「よしっ」 | 同上 |
「SG-i01 shul shagana」の表示 | 「SYSTEM ALL GREEN」 「NORMAL OPERATION」の表示 | |
2期~3期 | なし | なし |
4期 | あり(髪) | なし |
5期 | あり(腕) | あり(耳) |
ギアの装着順 | |
2期 | ①首からお尻にかけて基本装着 ②スカート→腕→脚→髪の順番で完成形へ |
3期 | 脚→スカート→腕→髪の順番で完成形へ |
4期 | ①脚→胸→腕の順番で「基本装着+石状のシュルシャガナの欠片が付着した状態」へ ②脚→スカート→腕→耳→髪の順番で完成形へ |
5期 | ①スケート靴出現 ②下から上にかけて「基本装着+石状のシュルシャガナの欠片が付着した状態」へ ③腕→脚→耳→髪の順番で完成形へ |
『シンフォギア』月読調の変身バンクと聖詠(詠唱)まとめ
『戦姫絶唱シンフォギア』より、月読調の変身バンク・聖詠(詠唱)の歌詞などについてまとめてきました。
月読調の変身バンクは5期までにどんどん進化しており、それぞれがこだわって制作されていることがわかります。
是非、月読調の変身バンクや聖詠(詠唱)にも注目して、『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズを楽しんでみて下さいね!
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