アニメ『探偵はもう、 死んでいる。(たんもし)』1話感想記事です。
アニメ1話の感想付きネタバレストーリー、シエスタが死亡する展開、名言セリフ、七つ道具が使用されるシーンなどを振り返ります!
探偵はもう死んでいる(たんもし)1話ネタバレ感想
シエスタ・君塚君彦
アニメ『探偵はもう、 死んでいる。(たんもし)』1話「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか?/開幕、青春ラブコメ編」は初回1時間スペシャルで放送!
1話冒頭では、「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか?」とキャビンアテンダントが飛行機内で言っているシーンから始まっていました。物語への入り方が魅力的で、原作小説でもこのセリフから始まっています。
この場面は、医者や看護師ではなく探偵になっているところが特徴であり、飛行機内で探偵を探している理由が気になるシーンになっていましたね。
その後、シエスタ(声優:宮下早紀)が手を挙げて「私は探偵です」と言い、巻き込まれ体質の君塚君彦(声優:長井新)に対して 助手になるように頼んでいました。
コウモリ・名言セリフ
名探偵のかわいい少女・シエスタ、アタッシュケースを持たされて海外に飛んでいる男性・君塚君彦。そんな2人がコックピットに行くと、コードネーム・コウモリ(声優:松岡禎丞)が登場。松岡禎丞さんの悪役・敵側ボイスが魅力的で、笑い声も最高でしたね!
そして、ハイジャックした理由を推理するように言われたため、暇で仕方ないから飛行機を乗っ取ったとシエスタが推理し、ファイナルアンサーと言っていました。この場面では、死ぬことが怖いことなども全て言い当てるシエスタと、TV番組「クイズ$ミリオネア」を元ネタとするようなセリフが印象的に残りました。
それから、シエスタが全て知っていたことを明かし、一流の探偵は事件が起きる前に事件を解決しておくものなどと言っています。これはシエスタの有能さが伝わる名言セリフで、仕事や日常の出来事でも参考にしたい考え方でしたね。始まる前から終わっている、既に解決済みというメッセージ性もグッときました…!
人造人間・スペース
1話では、コウモリの耳から触手が伸びて、シエスタを攻撃するシーンもありました。コウモリが人造人間で、SPES(スペース)の構成員であることも明かされています。バトルアクションシーンでは、臨場感あふれる雰囲気と、美しい作画が魅力的でした。
その後、君塚君彦がアタッシュケースを取りに行き、シエスタに渡しています。中に入っていた武器の弾丸はシエスタの血で作られており、血を浴びるとマスターに逆らうことができなくなると解説する場面もありました。バトルアクションに加え、SFファンタジーの要素も感じられましたので、一気に惹き込まれましたね。
また、君塚君彦にアタッシュケースを運ばせる指示をしたのはシエスタだったことも明かされています。事件が起きる前に解決済みで、既に手を打っていることが良くわかる場面でした。
七つ道具・トイレの花子さん
君塚君彦が家に帰宅すると、シエスタがおかえりと言っているシーンも1話で描かれていました。鍵は七つ道具の一つ・マスターキーで開けたとシエスタが語り、開けられない鍵はないとも言っています。七つ道具とはどんな代物なのかが気になるシーンになっていましたね。
その後、君塚君彦の悩み・トラブルを解決する話になっています。学校でトイレの花子さんが出ており、増殖している件が語られると、ゾンビに嚙まれたらゾンビになるという わかりやすい例えが用いられていました。
直近のアニメだと『ゾンビランドサガ リベンジ』『ゲキドル アリスインデッドリースクール』にゾンビが出てくるため、放送時期的にもイメージが湧くような例えになっていた印象です。
ラブコメ
1話後半はラブコメ編になり、最初は文化祭でシエスタのかわいい制服姿を見ることができました。下からなめるようなカメラワークもあり、シエスタのかわいい魅力が炸裂していましたね。
その後、シエスタがウサギの着ぐるみに話しかけ、ランニングシューズのアップが映し出されています。これは、着ぐるみの中にいる人が陸上部であることを示すヒントになっていました。
それから花子さんが出るトイレのシーンになり、薬物が入っていた袋の破片を見つけています。そこへ着ぐるみが来て逃走する展開になり、シエスタから 着ぐるみ=トイレの花子さんだと語られる場面もありました。花子さんの正体がわかる流れは、伏線の配置と回収がグッときました…!
また、シエスタが猫耳メイドになるイラストも差し込まれ、サービスカットになっていました。さらに、コスプレ衣装を借りるシーンも描かれ、シエスタのウエディングドレスと君塚君彦のタキシード姿を見ることができました。写真を撮ってもらう様子は、まるで結婚式のようでしたね。
着ぐるみ・陸上部
1話では、校舎の外に着ぐるみがいたことを受けて、シエスタが君塚君彦と一緒に空を飛ぶシーンもありました。シエスタが履いている靴は、名探偵の七つ道具の一つであることも語られています。1話時点の七つ道具は、鍵と靴の2つが出てきましたので、他には何があるのか?と気になる引きになっていた印象です。
そして、陸上部の生徒が違法薬物を飲んでいたこと、トイレの花子さんが隠語だったことなども明かされています。さらに、本事件にはスペース(ラテン語の意味:希望)が絡んでいること、彼らの目的は救済を与えることなども語られていましたので、スペースの正体や組織像が気になる展開になっていましたね。
シエスタ死亡
1話ラストは、シエスタが君塚君彦に対して 守ってあげるから助手になってよ と言う場面があり、2人が死に分かれたことも明かされています。シエスタの死因は何なのか、生きてる可能性や復活のパターンはあるのか?などが気になる展開になっていました。
そして、君塚君彦が「探偵はもう、死んでいる。」と言ってタイトル回収したところで終わっています。アニメ1話は1時間スペシャルにして、シエスタの過去&死亡を描き、タイトル回収をしていく構成が魅力的でしたね。
また、『たんもし』はシエスタの死亡があり、それを君塚君彦が背負っていくところから本編の印象もありますので、シエスタの死亡までを1話にまとめている点が好感でした…!
探偵はもう死んでいる(たんもし)1話ネタバレ感想まとめ
アニメ『探偵はもう、死んでいる。(たんもし)』1話のネタバレ感想をお届けしました。
1話では、シエスタの過去&死亡の展開が描かれ、印象的な名言セリフ、意味深な七つ道具が使用されるシーンなどもありました。
『たんもし』の原作小説は「このライトノベルがすごい!2021」で上位ランクインするなど、多数のファンから支持されている人気作。アニメでは原作とは違う構成を取りつつ、重要シーンはしっかりと盛り込まれていましたので、アニメならでは の魅力も感じられました。ぜひ2話以降も視聴継続していきましょう!
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