アニメ『探偵はもう、死んでいる。(たんもし)』4話感想記事です。
アニメ4話の感想付きネタバレストーリー、斎川唯の左目&義眼の透視能力、過去&両親などに加えて、君塚君彦&夏凪渚の死亡計画、新キャラ・シャルの登場シーンなどを振り返ります!
探偵はもう死んでいる(たんもし)4話ネタバレ感想
さいかわ・唯にゃライブ
アニメ『探偵はもう、死んでいる。(たんもし)』4話「その瞳に視えているもの」の冒頭では、君塚君彦&夏凪渚が、さいかわアイドル・斎川唯(唯にゃ)のライブ会場に向かっていました。また、君塚君彦が斎川唯の熱狂的ファンになったことは嘘で、仕事上のものだったことも明かされています。
ライブ会場では、ファンたちが「L・O・V・E・唯にゃ!」「ふっふっ~!」などと声援を贈りながら大盛り上がり!推しのライブに参加して、幸せを感じているようでしたね。
アニメ4話放送の2021年7月時点では、まだまだライブで声援を贈ることは禁止されている状況ですので、声を出して盛り上がっていたライブが懐かしくも感じました。なお、4話のライブでは以下の曲が流れています。
■4話劇中歌
「さふぁいあ☆ふぁんたずむ」「らずべりー×ぐりずりー」
歌:斎川唯(CV:高尾奏音)
作詞・作曲・編曲:Nor
斎川唯の左目
4話では、リハーサル通りだと「九星号は急停車!」になるところ、本番では「さふぁいあ☆ふぁんたずむ」が流れていました。曲順が変更されていたことを受けて、君塚君彦は焦っています。
焦っていたのは、斎川唯の言うサファイア=左目の義眼であり、「さふぁいあ☆ふぁんたずむ」で斎川唯が眼帯を外すこと、犯人が斎川唯の左目にある義眼を狙っていることが関係していました。
案の定、曲が終わると 斎川唯の左目にボウガンが飛んできますが、君塚君彦が守っています。このシーンは、事前に犯人の居場所を知った君塚君彦が 犯人の所に行くかに思えて、実際はステージに向かっていたのが意外で、そのサプライズ感のあるストーリーが面白かったですね。
過去・両親
ライブ後の控室で、斎川唯の過去や両親についても4話で明かされています。生まれつき左目が見えない斎川唯は、それがコンプレックスで引っ込み思案でした。そして、両親がサファイア色の義眼をプレゼントしたことで、斎川唯は自分に自信を持てるようになり、アイドル活動も始めています。
また、斎川唯が子供の頃、両親が事故で死亡したことにより、義眼が胸の中にしまい込んでおきたいものになっていました。だからこそ左目に眼帯をつけて、義眼を隠していたというわけですね…。しかし、大きな舞台の一瞬だけは天国の両親に気づいて欲しくて、左目の眼帯を外していたことが明かされています。
このあたりのストーリーは、斎川唯が辛い過去を背負っていることがわかり、胸が苦しくなる切ない話でしたね…。両親の死亡で義眼を隠したいほどにショックを受けたとはいえ、大事な場面では両親に気づいて欲しい。その絶妙な距離感・温度感が印象的で、斎川唯の繊細な気持ちが伝わる重要シーンでした。
嘘と死亡計画
4話では、斎川唯が君塚君彦&夏凪渚の死亡を目論んでいたことも語られていました。これは、君塚君彦たちが斎川唯の義眼を奪おうとしている犯人だと、スペースに聞かされていたことが関係しています。
その情報を信じた斎川唯は、自宅のサファイアが盗まれるのを防いでほしいと嘘をつき、君塚君彦たちを自宅の宝物庫に仕掛けた時限爆弾で死亡させる計画を立てていました。
実際は、君塚君彦たちがライブ会場にいたために計画は失敗。斎川唯宅には加瀬風靡たちが向かい、宝物庫の時限爆弾をストップさせています。
3話で張られた伏線が意外性のある形で回収される展開が面白く、謎解き要素は探偵モノらしい設定とも言えますね。
サファイアは宝物庫にあるように見せかけて、実は斎川唯の左目にある義眼だったという明かし方もグッときます。通常、サファイアといえば義眼 とはならないため、その意表を突いたストーリーが魅力的でした。
透視能力
斎川唯が左目につけている義眼には透視能力があることも4話で明かされています。また、3話で斎川唯を襲った男は君塚君彦の仕込みで、透視眼の性能を確かめたことも判明。君塚君彦は、名探偵・シエスタの助手を務めていただけあって、有能ですね。
そして、スペースの狙いが①透視能力があるサファイアの義眼②君塚君彦&夏凪渚の命ということも語られています。スペースは両方を奪う計画でしたが、4話では君塚君彦の活躍により失敗させています。
これを受けて、黒幕・ラスボス感のあるスペースが、今後どのような形で登場していくのかに注目が集まりますね。
友達・仲間
4話では、斎川唯が欲しいものを君塚君彦が考えているときに、夏凪渚が友達になろうと言う場面もありました。
上からでもなく同目線でもなく、友達になりたいという夏凪渚のわがままを聞いて欲しいといった、下から頼むセリフも盛り込まれています。
これにより、斎川唯が友達になってあげる側・協力してあげる側という状況を作り出していますので、その言い方が良いですね。
そして、君塚君彦が斎川唯を助けると言い、仲間になってほしいと申し出ています。自分たちの命を狙っていた斎川唯に優しい言葉をかける様子、スペースに狙われている同士という点を強調した言いぶりなどもグッときました。これを受けて、斎川唯はOKをしています。
シャル
4話ラストはシャーロット・有坂・アンダーソン(通称:シャル)が登場し、シエスタから君塚君彦とバディを組むように言われる過去シーンが描かれていました。
同時に、シャルは体力・君塚君彦は頭脳派、その逆は苦手分野ということも明かされています。そして、その日にシエスタが死亡したことが語られて4話は終わりとなっています。
シャルはシエスタをマームと呼ぶ弟子で、金髪ロングの髪型、高い戦闘能力などが魅力的な新キャラ。5話以降の活躍に注目です!
探偵はもう死んでいる(たんもし)4話ネタバレ感想まとめ
アニメ『探偵はもう、死んでいる。(たんもし)』4話のネタバレ感想をお届けしました。
4話では、さいかわアイドル・斎川唯の左目がサファイアの義眼で、透視能力を持っていることが明かされていました。また、斎川唯に関する伏線が一気に回収されていますので、前話の種明かし回だったとも言えます。
そして最後には、新キャラのシャルが登場。君塚君彦と仲が悪そうなシャルはどんなキャラなのか?スペースなどの気になる存在も裏でうごめいていますので、今後のストーリーに注目が集まります。ぜひ5話以降も視聴継続していきましょう!
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