『パラライ』The Cat’s Whiskers「BLUE FLAME」歌詞の意味を考察！
TCW「BLUE FLAME」歌詞の魅力、曲名の日本語和訳、MVの青い炎やラインの考察、CD情報も掲載！
『パラライ』TCW「BLUE FLAME」MV
『Paradox Live（パラライ）』The Cat’s Whiskers「BLUE FLAME」MVが公開！映像内では、バトルテーマ「カルマ」に合わせた描写、椿さんの象徴となる椿の花、パズルや猫なども描かれています。青い炎はラップに賭ける熱い気持ち、高温の静かな強さというイメージも湧いてきます。
青いラインが目や口元を塞ぐ場面は、それぞれの因果に縛られていることを表現している印象です。体に巻かれているラインは束縛のイメージが自然ですが、過去を受け入れている強さ、そのアイデンティティの可視化といった視点でも解釈できます。
ラストはキャラ同士が過ごすシーンも映し出され、1本のラインで繋がっているので、The Cat’s Whiskersメンバーの強固な絆も感じます。音楽で人を繋ぐ椿さんの遺志をメンバーで繋ぐ意味もありそうです！
「BLUE FLAME」日本語和訳・読み方
「BLUE FLAME」の読み方はブルーフレーム。「BLUE FLAME」の日本語和訳・意味は青い炎。
赤い炎は不完全燃焼・激しさ・不安定のイメージで、青い炎は酸素を取り込んだ完全燃焼・冷静さ・安定のイメージがあります。そうすると、揺るぎない信念を持つ大人のTCWメンバーが辛い過去やトラウマを受け入れて、成熟しているニュアンスを感じます。
青い炎は赤い炎よりも高温なので、落ち着いているように見えて熱い気持ちを持っていること、ラップスキルが高いこと、ジャズテイストの静かなサウンドの方が優位だと強調する意味も考えられます。
TCW「BLUE FLAME」歌詞意味考察
The Cat’s Whiskers「BLUE FLAME」の歌詞に出てくる「カルマ」とは、過去の行為が未来の結果になることで、各キャラ視点の因果がそれぞれのパートで歌われています。「生命燃やすだけ」の歌詞は、どんな因果を背負っていても、覚悟を決めて魂を燃やして進むのみといった信念を感じます。ファントメタルが体に影響を与える意味でも効いていると思います。
神林匋平(CV.林勇)のパートは、自分の問題を「ぶち壊した幾多の壁」と歌う一方で、西門直明の椿さん関連のことには「踏み込まねえ」と考えています。助言をすれば西門直明を救えたかもしれませんが、本人を尊重して神林匋平の考えを強制せずに見守る姿勢が推せます。ところが、「余計に それが仇となる」と歌っているので、何もしなかった罪を抱えている印象です。ファン視点では余計な口出しをせずに見守る強さがカッコイイと感じました！
棗リュウ(CV.花江夏樹)のパートでは「こんがらがってる この輪廻の輪を」の歌詞があり、アルタートリガー社の被験者だった過去の因果によって虚無感があり、自分の存在意義について混乱しているイメージが湧いてきます。「チームのためだけど自分のため」「集めてくピース」の歌詞は、チームと過ごすことで過去の空白を埋めるような自分の居場所を感じて、因果に縛られない新しい自分を作りたいニュアンスを感じます。チームとの絆が酸素となって、高温の青い炎を出したい状況という気もします。
闇堂四季(CV.寺島惇太)は「逃れられない 僕の罪の影が いつか壊しに来ても 握りしめるチャンス」と歌っています。これは矢戸乃上那由汰を救えなかったトラウマを思い出しても、後悔に囚われるのではなく、今は受け止める準備ができている意味に解釈できます。試練と向き合うチャンス、あるいはトラウマ本体ではなくそれと近いところで記憶されていること＝那由汰との尊い思い出の方に触れるチャンスだとポジティブに考えている印象も受けます。
西門直明(CV.竹内良太)は「この暗闇の中 青い栄光求め」と歌い、不透明な未来を進んでラップで成功したい意志を感じます。「歩みだけは止めず 心の炎灯せ」の歌詞は、熱い気持ちを持って経験を積んでいれば良い結果に繋がるカルマを表現している印象です。「BLUE FLAME」は2025年3月26日発売のCDに収録されるので要チェック！
CD情報
「Paradox Live -Battle of Unity- Round2 “KARMA”」
発売日：2025年3月26日
CD収録内容：AMPRULE「ONE WAY」、The Cat’s Whiskers「BLUE FLAME」、ボイスドラマパート
特典：投票ポイント取得シリアル
