『うる星やつら』背景問題・パクリ素材比較・17話デザイン転用場面どこ?
アニメ『うる星やつら』17話でデザイン転用があった場面はどこか、パクリ素材の背景問題、比較してみた印象、著作権者・ちくわ氏&アニメ公式ツイートも紹介。
うる星やつら背景問題・ちくわ&公式ツイート
うる星やつら17話の背景に私のコミケのお品書きが勝手に使われたのですが、私がうる星やつらの動画をネットに違法アップロードしたら死刑にされますか?
— ちくわ🍢 (@CKW552001) February 12, 2023
アニメ『うる星やつら』
— 「うる星やつら」TVアニメ公式|10月13日より放送中 (@uy_allstars) February 27, 2023
第17話 背景素材についてのお詫び pic.twitter.com/fs067SJMXl
小学館創業100周年記念で再アニメ化した『うる星やつら』の背景問題は、17話でデザイン転用があったことによる問題。
著作権者・ちくわ氏は無断転用されたことについてツイート。その後『うる星やつら』アニメ公式サイドが背景素材のパクリを認めて、Twitterで謝罪ツイートが投稿された。
パクリ素材比較・17話デザイン転用場面どこ
アニメ『うる星やつら』17話で背景デザインの転用があった場面はどこか。転用場面は17話でOP映像が流れる前の冒頭シーン。パクリ素材は、部屋のふすまに貼られていたチラシ。
『うる星やつら』アニメ背景素材&ちくわ氏のデザインを比較すると、文字色・配置などがそのまま無断転用されていることがわかる。
背景素材の無断転用は、高橋留美子先生のデビュー作で、再アニメ化した『うる星やつら』に泥を塗る行為。背景を転用したスタッフは大きな法律問題に発展する危険性、信用損失に繋がりかねない問題を考えなかったのだろうか。
世の中にあるデザイン・コンテンツなどは基本的に著作権者がいて、例外を除いて無断転用はできない。オリジナルデザインを創造・制作する手間を省き、パクリ問題が起きたのは残念でならない。
制作サイドも世の中にある全てのデザインを把握し、転用が無いかチェックするのは現実的に不可能だろう。パクリはダメだと指導し、スタッフ一人一人の常識に任せるほかない。スタッフへの監督責任が問われるのは事実だが、ある意味では制作サイドも被害者なので、何とも言えない気持ちになる。アニメ界で今後このようなパクリ問題が起きないことを願いたい。
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