アニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』2話感想記事です。
アニメ2話の感想付きネタバレストーリー、ヴィヴィの名言セリフ、歴史改変と人権についての法的考察などをお届けしています。
Vivy2話ネタバレ感想・考察
トァクとの攻防
オリジナルTVアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』(ヴィヴィ -フローライトアイズソング-)2話「Quarter Note -百年の旅の始まり-」では、相川議員を襲った反AI組織「トァク」との攻防が描かれています。
マツモトはヴィヴィに戦闘プログラムをインストール。その後、ヴィヴィたちは攻撃を受けています。まさかの展開も考えられましたが、マツモトが 敵のギア・マスクのようなものに ダミープログラムを埋め込んでいたので、無事でしたね。
2話は、時限爆弾をうまく使った作戦、臨場感溢れる神映像、迫力満点のかっこいい劇伴音楽など、見応えのある回でした…!
名言セリフ
垣谷ユウゴ(声優:新垣樽助)に瓦礫が落ちてきて、ヴィヴィが守っていたシーンでは、どう稼働し続けるかなどの名言セリフも鳥肌が立ちました。
時間・環境などに流されるのではなく、自分が何を考えてどう動くか。主体性の観点で、大切な事を再認識させてくれる名言セリフだったと言えます。
ビル
2話は、ヴィヴィが隣のビルに走っていき、ジャンプ移動するシーンなども見応えがありました。
ヴィヴィが走っている後ろではビルが激しく崩れていますので、ハラハラドキドキ感を味わうことができましたね。
演算
また、優秀な演算能力を持つマツモトが、演算不可のヴィヴィの行動に言及する一コマも印象的でした。
AIが演算した予測通りになるとは限らない点は、広い意味でも興味深く、史上初の自律人型AI・ヴィヴィの魅力とも言えます。
握手
ヴィヴィとマツモトが握手する展開は、改めてヴィヴィの意思を再確認できたシーンでした。
ヴィヴィが相川議員の生存に協力している時点で、未来を救っていく覚悟・意思は伺えましたが、2人が握手することで明確になった印象です。
歴史改変
2話では、飛行機事故で霧島モモカが死亡したシーンも重要な展開でした。
相川議員の生存という、AIの歴史に関することを一部変えた程度では、歴史改変に当たらない許容範囲。一方で、AIに関係ないことを変えた場合は歴史改変に当たり、許されない。マツモトはこのように考えていると解釈できます。
ヴィヴィの片腕が取れていたのは、ヴィヴィが飛行機事故を防ぐため または 霧島モモカを助けるために行動しようとしたところを、マツモトが阻止したと考察できます。霧島モモカは、ヴィヴィにとって大切な人物だったと言えますので、胸が苦しくなる展開でした…。
①ビル爆発事故の発生&相川議員の生存 ②飛行機事故の発生&霧島モモカの生存は、同じ構造です。しかし、②は許されませんでした。違いは、AI史に影響があるか否か。
未来の人間はAIの暴走により窮地に陥っています。これを防ぐためにも、関連人物の相川議員を生存させています。一方で、霧島モモカの生死はAI史には無関係ということで、霧島モモカは死亡しています。
命の数・重さ、AI史に関係するか否かで扱いを変えていいのか?マツモトたちがやっていることは、歴史改変そのものではないのか?
ストーリーは覇権レベルで面白いですが、人権の観点では 法律・社会倫理的に少し危険なテーマを扱っている印象です。炎上するか否かは、説得力のある結末を見せるか否かにかかっているとも言えます。
2次元のアニメだからと割り切るには まだ早い段階であり、『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』は説得力のある結末を見せてくれそうな予感がしますので、今後の展開に注目が集まります…!
もっとも、マツモトはAI史に関係する場合でも、歴史改変になるほど大きな出来事が起きそうな場合は、ヴィヴィを制御してあげそうな気もします。このあたりのバランス・判断基準がどうなっているのかも気になるところです!
Vivy2話ネタバレ感想・考察まとめ
オリジナルTVアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』2話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
2話では、反AI組織「トァク」との攻防が描かれ、ヴィヴィの名言セリフ、歴史改変に関するシーンなども印象に残る回だったと言えます。
3話では、ヴィヴィたちがどんな行動を見せるのか?AIと人間は共存できるのか?今後の展開を楽しみにしつつ、3話以降も視聴継続していきましょう!
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