アニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』3話ネタバレ感想記事です。
アニメ3話の感想付きネタバレストーリー、意味深なシーンの考察などをお届けしています。
『ワンダーエッグ・プライオリティ』3話ネタバレ感想・考察
アイドル&オタク
オリジナルアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』3話では、メインキャラの1人である川井リカ(声優:斉藤朱夏)が登場。川井リカは元ジュニアアイドルで、トップオタク(TO)レベルのファンを財布だと思っている模様。
大戸アイ(声優:相川奏多)からお金を借り、その返すお金もファンの財布からということなんでしょう。オタクが必死に稼いだお金を何だと思っているのか…。
なお、川井リカがワンダーキラーを倒す理由としては、お金は建前で、本音は他の理由があると思います。
まず川井リカの腕にはリストカット跡があったことから、アイドルとしての売れない悩み・離婚した両親の家庭問題などがあったと考察できます。そんな中でも、ひたむきに自分に会いに来てくれるファンのおかげで、少しは気持ちが救われていた可能性がありそうです。
そうすると、自分を救ってくれたファンを助けたいのが本音だと考察できます。
ちなみに、ED映像の初チェキが映し出されているカットは、川井リカとファンのものだったんですね。今と見た目が違うので、3話を観るまではわかりませんでした。
小糸&先生
3話では、長瀬小糸(声優:田所あずさ)が泣きながら沢木先生(沢木修一郎/声優:中澤まさとも)に抱きついているシーンが描かれ、大戸アイが見てしまう展開も描かれました。小糸の死因は、いじめに加えて、先生も関係している可能性が増した印象です。
同期
さらに3話では、助ける側(エッグを割る側)は 誰かと一緒に 敵と戦えることも判明しました。1人ずつだけでなく、複数人がプレイヤーでも大丈夫なようです。これは、例えば 同じスマホゲームを 別端末からそれぞれマルチプレイしているようなイメージで、別次元の大戸アイと川井リカの世界を同期していると考察できます。
また、アカは 想いが強い方に引っ張られているようなことを言っていました。川井リカがファンを助けたい気持ちと、大戸アイが長瀬小糸を助けたい気持ちの程度は、一人の人間の命を助ける以上、本来比較するべきではないと思います。
その上で、大戸アイは既にワンダーキラーを2体倒しているなど、川井リカよりも経験を積み、切羽詰まった状況から脱していると考えれば、川井リカの想いが強いと判定されたことにも少し納得できるような気もします。
あるいは、大戸アイと川井リカ、長瀬小糸と川井リカのファンに共通事項があったから同期できたと考察することもできます。
みこ&まこ
3話の助ける相手は、みこ(声優:井上麻里奈)&まこ(声優:田辺留依)でした。2人は、自殺した歌手「ゆうゆ?」の熱狂的ファンで、追いかけるように死亡したようですね。見た目は、左髪が緑で、マスクとカーディガンの色が 赤と青で それぞれ逆になっています。
また、2人を助ける条件が、日が沈むまで守ればOKとなっていました。1話ではチャイムが基準になっていたり、2話では積極的に攻撃するようにアカが言っていたり、このあたりのアプローチは一定ではないみたいですね。助ける相手によって、様々な要素が変化していると考察できそうです。
マダムサチコ
そして3話の敵は、ゆうゆ のストーカー・マダムサチコ(声優:勝生真沙子)でした。今回のワンダーキラーがマダムサチコだとすると、みこ・まこのトラウマの具現化がマダムサチコということになります。
そうすると、ゆうゆの死因は マダムサチコの執拗なストーカー行為によるもので、これが みこ・まこのトラウマになっている可能性があります。
なお、ワンダーキラーが別に存在する可能性もゼロではないと考えることもできます。例えば、ゆうゆの死亡自体がトラウマの場合で、ゆうゆがワンダーキラーとして登場する可能性もあります。しかし、みこ・まこがリスペクトしている相手を大戸アイが倒す展開というのも しっくり来ない気がします。
あるいは、みこ・まこは 喜んで ゆうゆを追いかけて死亡しているとも言えますので、トラウマがないという見方もできます。この場合、ワンダーキラーの存在条件が揃わないため、どうなっているのかが気になるところです。
もしくは、ワンダーキラーがトラウマの具現化というのは、2話で明らかになりましたので、もしかしたら2話限定での設定だったとも考察できます。『ワンダーエッグ・プライオリティ』は、基本設定を明確にせず、一度明らかになったようで実は別のパターンを見せることもありますので、可能性としては ありうるかもしれません。
石化
3話の最後は、マダムサチコの攻撃で川井リカが石化?していました。長瀬小糸たちの彫像とは色が違っていたので、また新たな概念が登場したと言えます。
大戸アイがマダムサチコを倒すことで、川井リカの石化が解除されるのか、別の展開になるのかが気になります。
なお、今回は 各話ごとにワンダーキラーを倒す1話完結方式が 3話では採用されず、続きは4話に持ち越しとなっていた点が大きな特徴だったと言えます。
『ワンダーエッグ・プライオリティ』3話ネタバレ感想・考察まとめ
オリジナルアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』3話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
3話は、大戸アイと川井リカが共闘し、熱狂的ファンのみこ・まこ などが登場した放送回でした。同期や石化?など 新たな概念も出てきて、ますます謎が深まった回・繋ぎの回という印象です。
一方で、川井リカや長瀬小糸の過去が少し掘り下げられるなど、3話全体として疑問が残りすぎないような配慮もあったような気もします。
気になる点が どのように解明されていくのか、今後の展開が気になるところですね。ぜひ4話も視聴していきましょう!
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