『ワンダーエッグ・プライオリティ』アカ・裏アカの正体、仕事&目的、施設などを考察しています。
アカ・裏アカの正体は何者か?何のためにワンダーエッグを大戸アイらに与えているのか?などについて、それぞれ考えていきます。
『ワンダーエッグ・プライオリティ』アカ・裏アカとは
オリジナルアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』のアカ・裏アカは、作品の鍵を握っている存在です。ワンダーエッグと呼ばれる たまごを 大戸アイに与えた張本人で、顔は目や鼻がなく、口だけがあります。卵型になっている頭部には縫い目があり、メガネをしています。
なお、本体と離れた場所では、虫・トイレットペーパーなどの姿で大戸アイに接触したり、音声のみで大戸アイに話しかけたりしています。
アカ・裏アカの正体考察
正体①
アカ・裏アカの正体は、ワンダーエッグを買う人の精神領域が実体化した姿だと考察できます。
大戸アイの場合、アカ・裏アカの顔が 卵の殻に見えることから、大戸アイが抱えている壁・問題・トラウマが具現化した存在かもしれません。やりたいことができていない“負の感情”が実体を持った姿とも言えます。
あるいは、アカ・裏アカがいる場所には囲碁の石があり、白黒の配色が印象的であることから、人間の表と裏の感情が実体化した姿だと考察することもできます。
例えば、大戸アイは表では長瀬小糸と仲良くしていて、裏ではイジメの対象が長瀬小糸になったことを内心喜んでいた など、二重感情が関係している可能性があります。
そう考えると、大戸アイが問題を克服した場合や正しい感情の一つに統合された場合などに、アカ・裏アカは消える可能性があります(自分にとっての たまごの殻が割れる)。
正体②
アカ・裏アカの正体は、死亡者の魂が実体化した姿だと考察することもできます。大戸アイの場合、死亡した長瀬小糸の魂が具現化していると見ることができます。
長瀬小糸はメガネをしており、頭から飛び降り自殺したことが死因になっていることから、アカ・裏アカの頭部に縫い目があると考察できます。
なお、正体①の考え方に立った場合でも同様の考察が可能です。具体的には大戸アイの精神世界で記憶されている長瀬小糸が、アカ・裏アカとして実体化していると考えることができます。
正体③
アカ・裏アカの正体は、ワンダーエッグを買う人&死亡者とは 別個独立の存在と考察することもできます。
これは別の存在という立場で、問題を抱えた人の手助けをしている場合や、何らかの目的を果たすために人間を利用している場合などが考えられます。
アカ・裏アカの仕事・目的考察
アカ・裏アカの仕事・目的は、良心的な場合と悪巧みしている場合が考えられます。
アカ・裏アカは、問題を抱えた人物にワンダーエッグを与えて、彫像になっている人物を救うためのチャンスを用意しています。これは、ワンダーエッグを使用する側(生存者)と 使用される側(死亡者)の間に立ち、番人・神様のような役目をしている印象です。
また、人間の魂を売り物にしている売人&相談役の場合、一連の出来事で生じるエネルギーを別のエネルギーにしている場合など、様々な考察ができます。
アカ・裏アカの施設考察
アカ・裏アカがいる施設・アジトのような場所には、ワンダーエッグを購入できるガチャ販売機があります。
また、ワンダーエッグの中身と思われるものが複数あります。これは、死亡者 もしくは 死亡の危機に瀕した人間の魂を管理していると考えることもできます。
この魂は、仮想世界では彫像化することで、問題を抱えた人物に見せている可能性もあります。
声優情報
アカ・裏アカの声優陣は、アカ役を内田夕夜さん、裏アカ役を高橋広樹さんが担当しています。
場面に合わせた強弱のある声が魅力的で、序盤では アカが大戸アイに対して エッグを割るように指示していた声などが印象的でした。アカ・裏アカは、正体やセリフなどと合わせて、声のトーンなどにも注目です!
『ワンダーエッグ・プライオリティ』アカ・裏アカまとめ
アニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』アカ・裏アカの正体、仕事&目的、施設などを考察しました。
アカ・裏アカの正体は、ワンダーエッグを買う人の精神領域が実体化した姿、買う人とは別個独立の存在など、様々な考察が可能です。
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は 先の展開が気になるオリジナルアニメですので、ぜひ今後も注目していきましょう!
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