『七十二候ノ国の後宮薬膳医 ~見習い陶仙女ですが、もふもふ達とお妃様の問題を解決します~』漫画ネタバレ感想・連載情報!
ジャンルはグルメ×もふもふ×ラブの中華風ロマンス!陶器の声が聞こえる能力を使って、人々の不調を治すファンタジー要素も楽しめる!
『七十二候ノ国の後宮薬膳医』連載開始!

漫画『七十二候ノ国の後宮薬膳医 ~見習い陶仙女ですが、もふもふ達とお妃様の問題を解決します~』が、2025年5月2日からキルタイムコミュニケーションのWEBコミックレーベル・コミックブリーゼにて連載開始!
ポプラ文庫ピュアフルの原作小説をコミカライズ化した漫画で、作者はコミックブリーゼ連載作『ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました』のコンビ・ハマサキ(漫画)×江本マシメサ(原作)。1話は66ページも掲載!
あらすじは、四季を司る仙女を支える存在・陶仙女となるために、人間界で徳を積む見習い仙女の桜桃香(おうとうか)が、後宮妃の御用聞き・陽伊鞘(よういさや)から後宮に住む四美人の病を治してほしいと頼まれていく内容。飯テロ必至の料理・癒されるもふもふ動物も登場する中華風ラブコメが楽しめるので要チェック!
漫画ネタバレ感想
漫画『七十二候ノ国の後宮薬膳医 ~見習い陶仙女ですが、もふもふ達とお妃様の問題を解決します~』では、陶器を唄い躍らせて食事で楽しませる陶仙女を目指す主人公・桜桃香が、先代から受け継いだ食堂を営みながら、人々の不調を治している。夢を追う姿、礼儀正しさ、常連客に愛されて親しみを持たれている様子などが好感だった。
桜桃香は陶器の声が聞こえる能力を使って、二日酔いの人には酔い覚ましの柿、貧血気味の人には落花生を振る舞うシーンもあった。客視点では、言わなくてもわかる嬉しさや驚きが伝わってきた。陶器の声が聞こえる不思議な力、人々が触れた陶器は触診のような感じで症状を瞬時に見抜くのは、ユーモアのある展開だと感じた。現実ではあり得ないことなので、異世界ファンタジーの要素もあり、楽しくツッコミながら読むこともできる。
食堂の常連客だった陽伊鞘は後宮妃の御用聞きで、火事の弁償代を肩代わりしてくれるシーンも描かれている。美しい容姿だけでなく、莫大な借金をすぐに支払ってくれる優しさ・器の大きさも出ていたと思う。
それから桜桃香が食堂で体調不良を見抜いて治してくれたこともあり、後宮に住む四美人の病を治してほしいと頼んでいく。形式上は後宮に出入りするための契約結婚だが、本当の恋愛を期待する展開も楽しめる。人間界で恋をした見習い仙女は風になって消える話&陽家の男は30歳の前に死亡する呪い=逆境・ハードルをどのようにするのか?なども気になる要素となっている。
相手の症状に合わせて振る舞う料理はどれも美味しそうで、人間界で契約したあやかし猫・金ちゃんとのやり取りも癒されるので、是非チェックしてほしい。
作品概要

■コミカライズ
『七十二候ノ国の後宮薬膳医 ~見習い陶仙女ですが、もふもふ達とお妃様の問題を解決します~』
漫画:ハマサキ
原作:江本マシメサ
キャラクターデザイン:きのこ姫
連載媒体:コミックブリーゼ(株式会社キルタイムコミュニケーション)
連載開始日:2025年5月2日
■原作小説
著者:江本マシメサ
出版社:株式会社ポプラ社
レーベル:ポプラ文庫ピュアフル
発売日:2021年2月5日
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