『やり直せるみたいなので、今度こそ憧れの侍女を目指します!』漫画ネタバレ感想・1巻情報

『やり直せるみたいなので、今度こそ憧れの侍女を目指します!』漫画ネタバレ感想・1巻情報

漫画『やり直せるみたいなので、今度こそ憧れの侍女を目指します!』ネタバレ感想、コミックス1巻発売情報を掲載!

婚約破棄された子爵令嬢・エマが、過去に戻って人生をやり直すストーリー!国のために仕事をした1度目の人生とは違い、2度目の人生は幼少期からの夢・侍女を目指す!

コミックス1巻発売!

やり直せるみたいなので、今度こそ憧れの侍女を目指します!漫画1巻

角川ビーンズ文庫の小説をコミカライズ化!コミックブリーゼ連載漫画『やり直せるみたいなので、今度こそ憧れの侍女を目指します!』1巻が2024年12月13日に発売!

あらすじは、未来を知る「時渡り」の能力を持つ子爵令嬢のエマが、幼馴染の伯爵子息・バーナードに婚約破棄され、15歳の過去に戻って幼い頃からの夢だった侍女を目指す内容。エマの護衛&側近・イアン、女性の幼馴染キャラ・アネット、謎多き公爵・グレンなどのキャラも登場。

単行本1巻では、本編1話~6話、おまけページを収録。一部店舗ではリーフレットやイラストカードなどの店舗特典も配布。

ネタバレ感想

漫画『やり直せるみたいなので、今度こそ憧れの侍女を目指します!』の主人公・エマは自分の家に仕えていた侍女・サニーに憧れ、将来は侍女になりたいと考えていた。誰かの働く姿がかっこよく見えて、自分もそうなりたいと思うのは素敵なことで、純粋な性格の持ち主ということも伝わってきた。

ところが、エマは未来を見てくる仕事を任される「時属性」に目覚めた関係で、侍女の夢は叶わず、国のために動いていく。役目を終える時期まで任務をこなし、行動制限を守るなど、真面目なところも好感だった。

その後、婚約者のバーナードから結婚を取り止めにしたいと言われたエマは、怒りながらも婚約破棄を受け入れている。その国における社会常識的な観点から出てくるセリフ、サッパリとした態度なども印象に残った。

グレン(自称:レスター)がエマの手にキスをするシーンが描かれた後は、エマが過去に戻っている。エマは「時渡り」としての能力を使い果たしているので、グレンの能力で過去に戻ったのか?仮にそうならグレンは何のために?と気になる要素になっていた。

エマは魔法学校に入寮する時期まで遡り、再び学校生活を送ることになる。過去に行っても歴史が変わらないとされていたが、入寮先や持っている属性が違うなど、1度目の人生とは違うことが起こる。エマは1度目の人生で起きたことを記憶しているので、過去に戻る前後の違いを見守る楽しみ方ができると感じた。

注意点として、事前情報なしに新キャラや新エピソードが出てくる場面もあるので、最初はどんなキャラなのか、該当エピソードの前後関係はどうなっているのか?と感じる恐れがある。また、過去の記憶を思い出すシーンや時間移動の関係もあって、今がどこの時間軸なのか混乱する可能性があるので、後から読み直す前提で読むのも良いのかもしれない。先の展開を考察しつつ、点と点の伏線が後から繋がるパズル的な読み方もできる。

漫画のキャラデザは清潔感・透明感のある美麗イラストで、様々な装飾・サイズのコマや吹き出しなどで視覚的に楽しく読めるような配慮も感じられた。過去に戻ってやり直したいと思ったことがある場合、その願望を漫画を通して体験できる魅力もある。エマが幼少期からの夢・侍女を目指す人生逆転やり直しストーリー、謎の公爵・グレンの正体が気になる描写など、多くの見どころが詰まっているので要チェック!

書籍情報

やり直せるみたいなので、今度こそ憧れの侍女を目指します!漫画1巻表紙

『やり直せるみたいなので、今度こそ憧れの侍女を目指します!』コミックス1巻
漫画:宇海みづ
原作:一分咲
キャラクター原案:茲助
出版社:キルタイムコミュニケーション
レーベル:ブリーゼコミックス
発売日:2024年12月13日
値段:750円(税込)
判型:B6

©Ukai Midu©Saki Ichibu 2024/KADOKAWA©cocosuke 2024/KADOKAWA/キルタイムコミュニケーション

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