ユアネスが担当する『イエスタデイをうたって』主題歌の曲タイトルが「籠の中に鳥」に決定!歌詞にも注目の音源&ユアネスの新コメントが公開!劇伴制作・編曲は「agehasprings」が担当!
本稿では、『イエスタデイをうたって』主題歌「籠の中に鳥」の歌詞&曲タイトルの意味考察、楽曲の音源、ユアネス公式コメントなど主題歌情報詳細をお届け!
『イエスタデイをうたって』主題歌の曲タイトルが「籠の中に鳥」に決定!
2020年4月4日(土)深夜1時30分よりテレビ朝日の新・深夜アニメ枠「NUMAnimation」にて 放送開始予定のTVアニメ『イエスタデイをうたって』。
4人組ロックバンド・ユアネスが主題歌を担当することは2020年2月に発表されていましたが、この度、『イエスタデイをうたって』主題歌の曲タイトルが「籠の中に鳥」に決定しました!
また、放送開始まで約1週間に迫った3月27日(金)に、アニメ冒頭シーンが見られる約10分にわたるロングトレイラームービーが公開!こちらのトレーラームービーにて、ユアネスが歌う主題歌「籠の中に鳥」の一部をお聴きいただけます。ユアネスがアニメ作品に楽曲を提供するのは初となり、本作品をイメージした書き下ろしの新曲となります。
https://www.youtube.com/watch?v=_rRl2M-mJlI
そして、主題歌を担当するユアネスより新コメントも到着!ますます盛り上がる本作に引き続きご注目ください!
ユアネスコメント
今回の「籠の中に鳥」と言う楽曲なんですが、自分が「イエスタデイをうたって」を読ませていただいた時に「籠の中から出られない、人々の言葉にできない感情的な部分や静かに踠いている心の表現」がとても魅力的な作品だなと第一に感じたので、この感じ取った1つのテーマを軸に楽曲を書き下ろさせていただきました。
やはり主演キャラそれぞれが、どこか籠の中に囚われているような、自分の心を閉じ込めてしまっているような印象を受けたのが1つのポイントだったので、それに対してのサウンドイメージもですが、物語が進むにつれ みんなが少しずつ本当に1%ずつ籠の中からもがいて羽ばたくための生き様だったり、人間らしいストーリーを歌詞に落とし込みたいなと考え、細かい言い回しやサウンドに拘りました。
主題歌を担当する上で、アニメの次の話がどうなるのかというワクワク感を感じさせる事だったり、わざとモヤモヤさせて気にさせたり歌詞の捉え方が一話一話進むごとに増えて行くという事にもチャレンジしてみたかったので、そこは本当に試行錯誤しましたね。
ヒロインの1人である野中晴が連れているカンスケと言うカラスにも大きなインスピレーションを受けたので、どこかでこのカラスを楽曲にも表現していたいと思い今回はタイトルに「鳥」と言う言葉をつけさせていただきました。
「籠の中に鳥」普通だったら多分「籠の中の鳥」とかだと思うんですけど、「籠の中に鳥」と言葉を一文字変える事によって楽曲のオリジナリティー楽曲タイトルのオリジナリティーだったりを出していきたかったのと、何か少しだけ別の視点に立てる意味を持たせられたら良いなと思い、「籠の中に鳥」というタイトルにしました。
歌詞としてはそれぞれのキャラにスポットを当てつつも、歌詞のどの一説を切り取っても彼らの立場から意味を汲み取ることができるような、様々な意味と解釈で捉えられるような言葉を選びました。物語が進むにつれて、歌詞の聞き方だったり感じ方だったりが少しずつ変わってきて、最終的にはまた違う楽曲のように聞く事ができると思います。 (ユアネス 古閑翔平)
■ユアネスプロフィール&主題歌決定時コメントはこちら
『イエスタデイをうたって』主題歌をユアネスが担当決定!コメント到着!
劇伴制作・編曲は「agehasprings」が担当
劇伴(サウンドトラック)の制作および上記主題歌の編曲・プロデュースは気鋭のクリエイター集団「agehasprings」が担当。名シーンや各登場人物の心情描写を楽器を使い分けて描くなど、音楽面でも群像劇ならではの工夫が凝らされています。
音楽:玉井健二&agehasprings × 近藤貴亮(Singlecoil)
音楽制作:agehasprings http://www.ageha.net/
agehasprings/プロフィール
クリエイターズ・ラボ。音楽プロデューサー玉井健二が 2004年に設立。
蔦谷好位置、田中ユウスケ、田中隼人、百田留衣をはじめとする音楽ヒットメーカーが多数在籍。
YUKI、ゆず、Superfly、JUJU、米津玄師、Official髭男dism、あいみょん、Aimerなどをはじめ数々のアーティストのヒット曲を創出し続けている。
「籠の中に鳥」歌詞の意味考察
この項は、当編集部スタッフによる歌詞考察です。あくまでも解釈の一例としてご覧ください!
まず ユアネス「籠の中に鳥」の歌詞には、「どうすれば」などの悩みや葛藤を表す言い回しが出てきます。これは『イエスタデイをうたって』が、人生・将来・恋愛関係などについての悩みや葛藤などを描いた青春群青劇であることが関係していると考えることができます。
例えば、リクオは大学卒業時にやりたいことがなく、コンビニ店員のアルバイトをしながら生き方を模索しています。
そうすると、ユアネス「籠の中に鳥」の歌詞(一部)は、登場人物たちがもがいている段階であり、大きく羽ばたくために試行錯誤している真っ最中であることを表現していると解釈することができます。
さらに「どうすれば」だけではなく、「どうしたら」などの別の表現も登場します。これにより悩みや葛藤などの深さを感じることができます。
他にも本楽曲には、心に響く印象的な歌詞が綴られていますので、ぜひ歌詞にもご注目ください!
「籠の中に鳥」の意味考察
この項は、当編集部スタッフによる「籠の中に鳥」の意味考察です。あくまでも解釈の一例としてご覧ください!
曲タイトル「籠の中に鳥」は、登場人物たちの生き様が、まるで籠の中にいる鳥のようであることから、比喩表現になっていると解釈することができます。
また「籠の中の鳥」だと、この先もずっと変わらず籠の中で生きていく鳥のようであり、鳥が籠の中にいることは何ら違和感なく当たり前のことであるような印象を受けます。
しかし「籠の中に鳥」とすることで、今は籠の中にいるだけで将来的には籠の外に大きく羽ばたいていくような印象に変わります。
今は大きく羽ばたくための準備段階。籠の中ではリクオたちが、時には籠の外を眺めながら、時には籠の外から目を逸らしながら、今を生きています。今後どのようにリクオたちが羽ばたいていくのか、そのために今はどうしているのか。
登場人物たちの悩みや葛藤、生き様、考え方などに注目したい『イエスタデイをうたって』の作品観が「籠の中に鳥」という曲タイトルにすべて集約されていると言えます。
なお、公式Twitter・公式サイトでは制作の舞台裏や最新情報、ここだけでしか見られないコンテンツが続々と発信されていきますので、今後の展開にもご期待ください!
◆公式Twitter
@anime_yesterday
◆公式サイト
https://singyesterday.com/
©冬目景/集英社・イエスタデイをうたって制作委員会
■TVアニメ『イエスタデイをうたって』作品情報はこちら
『イエスタデイをうたって』アニメ放送日・声優・あらすじ情報
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